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「こんにちは。こちらは一階地上広場です。
今日はよいお天気ですね。現在もたくさんの方が会場に向かっています。
今回のC&Cユーザーフォーラム&iEXPO2008のテーマは、“人と地球にやさしい情報社会を目指して”です。
地球全体が調和を保ちながら、人にやさしい社会をつくっていくために、ITやネットワークはどのように貢献できるのか?
今日はそのヒントをこの会場で探ってみたいと思います。」
「今、私たちがいるこちらの東京国際フォーラムのある場所・丸の内地区は、古来、日比谷入り江と呼ばれた海でした。
約400年前、江戸に入府した徳川家康は、この入り江を埋め立て、氾濫する川を整備する大規模な都市開発を行い、安全で、水と緑にあふれた街をつくり上げました。」
「こうして整備された江戸は
100万人という当時世界一の人口を有しながら地球環境に優しい循環型都市であるとともに、
庶民が楽しめる高い文化を持ち、人と人のコミュニティがビジネスをインキュベートするネットワーク都市でもありました。
そうした都市を舞台に、この21世紀にもつらなる新たな産業が次々に興っていったのです。
今日では、江戸はあらゆる人や情報を結びつけるイノベーションの街として、高く評価されています。
この後は、そんな古くて新しい先進イノベーション都市・江戸をヒントに、これからの情報社会を考えていきたいと思います。」
「さあ皆さん、まもなく人と地球にやさしい情報社会への扉が開きます。」
「地球。
この星は奇跡ともいえる精密なメカニズムで、70億の人口と多様な生命を育んでいます。
かけがえのない地球と人類をいつまでも守り続けていくために。
私たちは今、生活を転換し、新しい社会をデザインしていかなくてはなりません。
“人と地球にやさしい情報社会” を、目指して。」
「皆さんこんにちは。
今日は、江戸を通じて私たち日本人の特質や伝統を活かした、新しい社会とビジネスのヒントを、探っていきます。
“未来のリアル”をご一緒に体験するのは、江戸の偉大なビジネスイノベーター・平賀源内さんです。」
“21世紀からのお招きありがとう。”
私たちNECは“人と地球にやさしい情報社会”を目指しています。
地球環境に負荷をかけない新しい社会づくりがいま、大きな課題となっていますが、源内さん、江戸の時代はどうだったのですか?」
「江戸時代は、過去一年間の太陽エネルギーで育った植物を主な燃料とし、残った灰も、肥料や原料に、徹底的に再利用するきわめてエネルギー効率の高い社会じゃった。
灰だけではなく、刃物などの金属類をはじめ、食器や家具、貴重な織物を使った着物から本に至るまで、多くのものが、リサイクルショップを通じて、
何度も新しい持主にぴったりあうように作り直され、徹底的にリユースされ循環するなど、まさに、リデュース・リユース・リサイクルの3R社会が実現していた。
民間の力でこうした社会的な仕組みを作り上げたことこそ、まさに江戸のイノベーションだったのじゃ。」
「エネルギーの効率利用と質の高い生活を両立し、江戸のような、地球環境負荷の低い社会をつくることが、我々21世紀の課題となっています。」
NECは、そうした課題に応えるために、社会システム全体の最適化をみすえたCO2削減のための様々なイノベーションを進めています。
例えば、今年度グリーンITアワード経済産業大臣賞を受賞した省電力サーバExpress5800 ECO CENTERは、内部の熱を逃がす冷却効率を徹底的に高め、最大55%以上もの省電力化を実現。
さらにデータセンター構築では、設計段階での熱シミュレーション、運用時のモニタリングによる適正運用提案などにより、大幅な省電力化を実現しています。
このように、NECは、2012年までに、高い性能を維持しながら、お客さまのIT環境全体の消費電力を最大50%削減し、累計91万トンのCO2削減を目指しています。」
「たった4年で、CO2半減とは素晴らしい。これこそイノベーションじゃな。 」
「NECは、地球規模で考え行動するために『地球を見つめるイノベーション』にも取り組んでいます。」
「例えば、2008年度中の打ち上げを目指して開発中の温室効果ガス観測技術衛星”いぶき”には、NECの高い技術が評価されCO2センサー“TANSOが搭載されます。
“TANSO”の活躍により、従来一部の国にかたよった256箇所でしか計測されていなかった大気中の二酸化炭素の微妙な濃度変化を一気に全世界をカバーする56000地点で計測できるようになります。」
「京都議定書で定められた排出量削減プロセスの進行を、しっかりと検証できるというわけじゃな。」
「さらにNECは、世界最高速クラスのスーパーコンピュータ“地球シミュレータ”の製造を担当。
その高度な演算能力により、地球全体の未来の姿を予測し、温暖化メカニズムの研究に貢献。
この丸の内地区の事例でご覧いただけるように、わずか5mの単位で、風の流れや温度変化を高い精度でシミュレーションすることができるまでに進化しています。」
「まず地球を知ることが、地球にやさしい社会への第一歩ということじゃな。」
「さて源内さん、今度は、“人にやさしい情報社会”について考えてみたいのですが、江戸の人はどんな暮らしをしていたのですか?」
「例えば、日々の食材は獲れたての魚や旬の野菜など、生産者の顔の見える安全なものばかりだったのはもちろん、その上、各家庭の好みや人数、購買履歴をよく知っている行商人が、カスタマイズして毎日届けてくれたのじゃ。しかも支払いは盆暮れ2回だけのキャッシュレス・ペーパーレスのカンタン決済でOKだった。
食材だけではない。江戸では、政治や経済のニュースから芝居小屋の人気演目などのエンターテイメントの情報まで、誰もが苦労せずに手に入れられたのじゃ。」
「情報やサービスが膨大に、より複雑になっている現在の社会。誰もが、いつでもどこでも自分にあった情報やサービスを自由に使いこなすことが課題となっています。まさに江戸時代でいう最新情報を伝えるかわら版や、お客さんの好みを把握していた行商人のような存在を、ITでつくり出したいと考えているのです。」
「例えば、このデジタルサイネージを使ったデモをご覧ください。
NECのデジタルサイネージは、単なる表示パネルではなくインテリジェントなサイネージ。
NECならではの顔画像認識技術により、見た人の性別や年齢層を自動判別し、 たとえば金融店舗では、20代の女性には“レディスローン”をおすすめしたり、30代の男性には住宅ローンの提案をしたりといった、一人一人のユーザーにカスタマイズした情報が表示されます。」
「これは良いな。江戸では人と人とのつながりだけでやっていたことを、ITがやってくれるというわけじゃ。」
「NECでは、お客様の特性分析や最適なコンテンツ管理から、使いやすく安全な、ケータイを使ったモバイル決済の仕組みまでを独自のSaaS型サービスプラットフォームとして提供。
誰もが使いやすい新しいサービスモデルによる、新たなビジネス創造をサポートしています。」
「そういえば源内さん、江戸では芝居小屋などのエンターテイメントも盛んだったんですよね。新しいサービスモデルで生まれた、現在の最新エンターテイメントシステムもご覧になりませんか?」
「はい、ただいまこちらの地上広場では、先ほどご紹介したデジタルサイネージから映画の案内がきています。
さらにこのケータイをつかって映画のチケットを入手することができ、誰もが使いやすい仕組みづくりとペーパーレスを目指しています。
このケータイをホールB5のNECデジタルシネマシアターに持っていくだけで、今話題の最新3D映画“センター・オブ・ジ・アース“と押井守監督の話題作”スカイクロラ “の3D特別編集版がご覧いただけます。
NECのデジタルシネマプロジェクターは、ハリウッドでも認められた感動を呼ぶ超高画質を、環境に優しいフィルムレスで実現。」
「ケータイを使った誰もが使いやすいぺーパーレスのデジタルシネマシアターを、ぜひホールB5で、ぜひご体験ください。」
「われわれ映画業界を取り巻く価格的な大きな問題点としましては、それぞれ一回一回公開するたびにすね、プリントの費用というのがかかるんですね。
こういったものがデジタル化になることによってなくなるっていうことは、この業界にとってもコスト軽減につながる話ですし、終わったあとは必ず破棄をするという事が伴います。
そうしますとそれによる産業廃棄物ですか、そういったものもなくなるっていう意味ではエコ、環境にもつながってくということなので、なるべく早くそういった環境が映画館にできることが望ましいかなというふうには思っております。
約4000万人弱の人が映画の基本人口って言われてるんですね。
で、この人たちにどうやって映画を届けるかっていう意味において、携帯電話に対してどういうプロモーションをかけるかっていうことが非常に大きな有効ツールになってくるだろうというふうに思ってます。
「これは面白い。
なるほど、NECのサービスプラットフォームを活用すれば、企業は、業種の枠を超えて新しいサービスをどんどんつくることが可能になるな。
そして、老若男女だれもが、安心してカンタンに新しいサービスを利用できるというわけじゃ」
「未来の社会を良くするのは、やはり我々人間のイノベーションの力にかかっているのじゃ。」
「イノベーションとは、新しい結びつきが生み出す新たな可能性です。
私たちNECは、世界に誇る独自のコア技術とそれをインテグレートする総合力で新たなイノベーションを生み出し、“人と地球にやさしい情報社会”の実現を目指しています。」
「今こそ、日本人の感性を生かした、自然と共生する、新しい情報社会のあり方を発信していくときです。」
「人と地球にやさしい情報社会を目指して。」