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デジタルアーカイブス

世界最大級のNHKデジタルアーカイブシステムの総合データベース構築とトータルSI事例[ 03:35 ]

プロジェクト概要

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ご意見・ご感想

音声テキスト

世界の国々同様、日本でも近代史を記録し、後世に伝え残そうとしています。日本の公共放送局、NHKは、360万本のニュース項目、50万本以上の完成番組を含む、半世紀分のテレビ・ラジオ番組関連コンテンツをアーカイブ保存しています。

THE CHALLENGE

NHKは、貴重な文化資産の保存方法と効率的な検索が可能な設備を模索していました。

インタビュー:
「昔は、検索のシステムはありましたけれども、欲しい映像があれば、まず窓口へ行って手書きの伝票を記入して、テープを請求すると。そういういろんな作業が必要でした。」

THE SOLUTION

NHKの依頼で、NECはデータベースとデジタル・アーカイブ・システムを設計しました。映像音声はデジタル保存され、ユーザーは自分の席から映像を検索、閲覧、借り出しができます。

インタビュー:
「最終的には、提案していたシステムの機能、そしてそのシステムを構築するための経費、そういった面で、NECさんが一番パフォーマンスの良い提案をしていただいたと。その結果、NECさんにこのシステムの構築をお願いしたということです。」

まずは膨大な量の映像のデータベース化が行われました。テープはデジタル化され、映像内容のログが取られました。

THE TECHNOLOGY

MPEG4で圧縮された映像の大規模データベースが構築されました。プロデューサーが必要な映像の内容や日付を入力すると、条件に合った映像が、日時、場所、著作権情報を付記して表示されます。貸し出しが申請された映像はコピーされ、IPネットワークを介して渋谷の放送センターに伝送されます。システムは年中24時間稼動しています。

THE BENEFITS

NECの協力で、NHKのアーカイブ映像は簡単にアクセス可能になりました。以前は数日かかった作業が数秒でできるようになり、効率は劇的に改善しました。
NHKは、この貴重なアーカイブスを市民にも公開したいと考えました。

インタビュー:
「NHKは今まで放送という手段で様々な情報を皆さんにお伝えしてきたわけですけれども、これからは、放送は当然のこと、それ以外のいろいろな手段も活用しながら、いろんな情報を皆さんにお届けしていく。それがユビキタス社会にNHKが貢献していく一つの方策だと考えています。」

NECは、日本を未来の世代に伝えるお手伝いをしています。

プロジェクト概要

NHKアーカイブス

デジタルアーカイブス 画像

好きな時間に好きな場所で番組を見てもらうことができれば… 放送局が長年抱き続けてきた夢が叶うのは、遠い将来のことだと思われていました。

今、NECの技術で、その夢が実現されようとしています。

公共放送局、NHKは、日本の貴重な文化資産とも呼びうるアーカイブスを保有しています。アーカイブスに含まれるのは、半世紀分のテレビ・ラジオ番組制作関連コンテンツ。中でもニュース項目数は実に360万件、完成番組数は50万本を超えています。

これらのコンテンツは170万本のテープに記録され、日本各地のNHK放送局54箇所で保管されていました。膨大な量の音声映像資産をデジタル時代へと引き継ぐ。それは、途方もない技術的挑戦でした。

しかも、NHKが求めていたのは、「博物館」的に素材を羅列することではなく、映像を簡単に検索でき、オンデマンドで呼び出し伝送できる機能的な設備でした。また、世界で最も早く高品位テレビ放送を開始した放送局のひとつであるNHKでは、高帯域と大容量のほか、盤石の信頼性と毎日24時間使える利便性を備えたデジタル・アーカイブスを構築する必要がありました。

データベースの構築と、システム統合によるデジタル・アーカイブ配信システムの実現。NHKは、この全てをNECに依頼しました。

そして2003年、NHKは、世界最大級のデジタル・アーカイブスの開設に成功しました。過去の番組の保管・デジタル化・復元が行われるだけでなく、新しい番組制作の素材の宝庫としても活用できるアーカイブス。完成すれば、400万時間分のコンテンツが200万のメタデータとして保管されることになります。400万時間を単純に年数で計算すると、何と450年。つまり、保存コンテンツを全て視聴するには4世紀半以上かかることになるのです。

NEC が設計したのは、強力なサーバーと使いやすいブラウザー・インターフェースを取り入れた、ミッション・クリティカルな統合システムです。このシステムを利用すれば、番組制作プロデューサーは、自席に居ながらにしてNHKの膨大なアーカイブスから必要な映像の検索、閲覧、借り出しができます。借り出しが申請された映像はコピーされ、IPネットワーク経由で、渋谷にある放送センターに伝送されます。コンテンツを利用して完成した番組は、1億3千万人の日本の視聴者に向けて放映されます。

従来なら数日かかった作業が、現在でははるかに迅速にできるようになり、業務効率は劇的に改善されました。

NHKは、このアーカイブスを制作・放送に活用するだけでなく、国民が共有できる真の国家資産にしたいと考えていました。

NHKアーカイブスの「番組公開ライブラリー」は、一般市民に公開されたスペースです。ここでは、NHKの過去の番組や歴史的な映像を、誰もがオンデマンドで視聴できます。

NHKアーカイブスの副部長、山本雅弘氏は次のように語っています。「NHKは今まで放送という手段で皆様にさまざまな情報をお伝えして来たわけですが、これからは、いろいろな手段も活用して、いろいろな情報を皆様にお届けしていく。それが、ユビキタス社会にNHKが貢献していくひとつの方策であると考えています。」

放送界のシステムと業務に関するノウハウを蓄積してきたNEC。トータル・システム・インテグレーターとして、NHKアーカイブスを成功へと導きました。

「NHKは、その時代に使える最高の技術を取り入れていく考えです。 文化と社会を高めていく手段として、NHKアーカイブスを誰もが利用できるようにしていかなくてはなりません」と山本氏は語っています。

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