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伝統と最先端テクノロジーが調和する街、京都。
京都議定書が議決された場所として、環境意識の高い都市です。
この地で、国際的な人材の育成と世界最高水準の研究を進めているのが京都大学です。
京都大学では、大学院生や教職員の増加、IT活用の進展などに伴い、電力消費量が急増。
安全で快適な情報サービスを提供し、さらに環境負荷も低減できる新たなIT基盤を必要としていました。
京都大学 学術情報メディアセンター ネットワーク研究部門 教授 工学博士 岡部 寿男:
「従来ですと、研究室単位でサーバを運用してきました。これはひとつひとつであれば、それほど大きな電力消費ではありませんが、全学、研究室の数だけ、そういうものが動いてまいりますと、決して無視できるものではありません。
そこで我々、今回サーバを集約することで、エネルギー消費を減らせないかという風に取組みをはじめたわけです。」
NECは、省電力サーバと独自のソフトウェアによるサーバ統合を提案。
柔軟で安全性の高い情報サービス基盤の構築をトータルにサポートしました。
京都大学 学術情報メディアセンター ネットワーク研究部門 教授 工学博士 岡部 寿男:
「従来のコンピュータの入札ですとCPUの演算性能であるとか、ディスクの容量、こういったものを主たるパラメータにするんですけれど、我々はそれに加えて、エネルギー消費ということを入れまして、しかもそのウェイトをかなり大きめにしたということです。
結果的にNECさんの提案されたシステムは、そういう評価尺度で、非常に高い得点をとられたと。」
京都大学が構築した情報サービス基盤の中核を担うのが、NECの省電力サーバ「Express5800/ECO CENTER」。
従来のサーバと比べて、最大で55%の省電力、50%の省スペース、57%の軽量化を実現しました。サーバ単体ではなく、データセンターの最小構成単位である「ラック」に着目。
NEC ITプラットフォーム販売推進本部 REAL IT COOL推進センター センター長 泓 宏優:
「データセンターの設置環境であるコンピュータラックにもっとも最適化した省エネを追求したという、その発想の転換というものが、今の時代、いろんなところから評価されているのがその理由ではないかなと思います。」
さらに、NECが開発したソフトウェア「SigmaSystemCenter」により、複数の仮想サーバを自律的に運用できます。サーバの負荷を分散して温度上昇を防いだり、使っていないサーバの電源をOFFにするなど、効果的な省電力運用を実現します。
新しいサービス基盤の構築で、分散していたサーバの台数が減り、運用コスト削減や省電力効果も表れています。
さらに昼と夜間、季節などで変わるサーバの負荷とエネルギーコストをきめ細かく見える化していきます。
京都大学 学術情報メディアセンター ネットワーク研究部門 教授 工学博士 岡部 寿男:
「サーバで消費されていたエネルギーを今回のシステムが消費するエネルギーを差し引いても全体で半分以下にしたいというように考えています。」
世界中に大きな影響を及ぼす環境問題。その取り組みは、京都から世界へと広がっていくことでしょう。
NECは、これからもITで環境負荷低減に貢献していきます。