「かんな」は、クライアントサーバ方式でかな漢字変換を行う日本語入力システムであり、かな漢字変換辞書管理、カスタマイズ機能に優れるなどの特徴を有しております。NEC は「かんな」のこれら特徴を活かし、利便性を高めるべ く機能強化を継続しておりますが、Windows 95 が OS レベルでネットワーク 機能を標準装備したことに対応し、「かんな」のWindows 95 対応を行い、販売を開始致します。
クライアントサーバ方式
「かんな for Windows 95」は、Windows 95
初のクライアントサーバ型日本語入力システム(IME)です。クライアントサーバ型の
IME
では、かな漢字変換辞書をサーバマシンで一元管理し、各クライアントマシンに存在する
IME が、 かな漢字変換サーバと接続してかな漢字変換を行います。クライアントサーバ型「かんな
for Windows 95」には以下の利点があります。
辞書の一元管理
従来の IME
では各マシンに単語登録辞書が存在しているため、単語を分散登録せざるを得ませんでしたが、「かんな
for Windows 95」では単語登録辞書を 1
台のサーバマシンで統括管理することができます。これによりユーザは
ネットワーク上のある 1
台のマシンから単語を登録するだけで、ネットワー
ク上のすべてのマシンで登録した単語を使用することができる等、辞書のメンテナンスが容易に行えます。
ネットワーク上での操作環境の統一
Windows 95 と Windows NT Server
の組合せで、ネットワーク上のすべての Windows 95
マシンで、ユーザのデスクトップ環境を同じに設定することが可
能ですが、IME
環境までをも一元的に設定することはできませんでした。クライアントサーバ型の
IME である「かんな for Windows 95」を使用することに
より、かな漢字変換辞書まで含めてすべてのマシンで全く同じデスクトップ環境を使用することができます。
共有辞書の利用
複数の辞書の同時利用
資源の節約
IME
の構造の単純化
かな漢字変換エンジンの複雑化に伴い、 IME
におけるバグが目立つようになってきていますが、Windows 95 では IME
は DLL としてインプリメントされて おり、IME
のバグはアプリケーションプログラムの異常終了を引き起こしてし
まいます。クライアントサーバ型 IME
では、複雑な処理を行う変換エンジン
部はサーバにあり、クライアントマシンに存在する IME
はシンプルな構造になりますので、バグが発生する可能性が大幅に低くなります。
メモリ消費量の節約
マルチプラットフォーム対応
クライアントタイプ、スタンドアロンタイプの提供
NEC ミドルウェア事業部