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NECは、在宅ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の介護支援をしているNPO法人「ALS/MNDサポートセンターさくら会」との協働で、ALSや筋ジストロフィー等の神経筋難病患者を中心とした重度身体障がい者が、ITを利用したコミュニケーションができるようになることを目指した「NEC難病コミュニケーション支援講座」を2008年度から開始しました。
神経筋難病患者は、その病気の進行により徐々に身体の自由が奪われ、声を使った会話などごく普通のコミュニケーションが次第にできなくなります。
そこで、神経筋難病患者は、透明文字盤上で伝えたい文字を目で追って、その動きを家族や看護師など周りの方が読み取るなどのコミュニケーション手段がとられますが、いつでもどこでも誰とでも自由にコミュニケーションができるような完全なコミュニケーション手段ではありません。
そこで登場するのが 、NECの上肢障がい者向けパソコン操作支援ソフト「オペレートナビ」です。
このソフトを使用することにより、マウスやキーボードの操作をしなくても、特殊なスイッチを使って指先やこめかみ、まぶたなど身体の一部をわずかに動かすだけで、伝えたい文字をパソコンに入力して自分の気持ちを自由に表すことができます。
さらにインターネットや電子メールを利用して、外の世界とつながることもできます。
例えば、遠く離れた同病患者や友人とメール交換したり、インターネットを使って買い物をしたり、好きな音楽を聴いたり、大学で勉強したりすることもできます。
この講座では、参加者である医療分野の関係者(看護師・保健師・リハビリテーション専門職など)が、「オペレートナビ」や入力補助機器の使い方、そしてターミナルスイッチの作り方などを学び、実際に神経筋難病患者のITを利用したコミュニケーションのサポートを行っています。
講座には「オペレートナビ」担当部門のNEC従業員も講師として参加します。