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NECでは化学物質の導入、使用、廃棄の全段階で環境に対する影響や安全性を詳細に審査し、使用量の削減や、より安全な物質への代替化を進めています。
2010年度の法規制化学物質使用量は、生産革新活動の製造プロセスの見直しや生産量の減少等により、前年度70%削減の1.0万トンになりました。
2006年度からは、CO2排出量と同様に資源生産性の向上という視点から実質売上高原単位で管理することにし、2010年度の実質売上高原単位は、05年度比75%削減しています。
NECでは新規に化学物質を使用する場合、環境、安全面などについて詳細に審査する「事前評価制度」を1979年から実施しています。事前評価では、化学物質の物性、毒性、取扱方法、緊急時対応の他、再資源化方法や環境への影響等について厳正な審査を行っています。そしてこの審査に合格した物質のみ使用が許可され購入できるしくみになっています。
また使用する全物質に対して、この詳細な調査データをもとに、化学物質安全性データシート(MSDS:Material Safety Data Sheet)を作成しています。さらに、製造プロセス全体については「製法アセスメント」を実施し化学物質、生産設備等の環境・安全面の評価を行っています。

NECでは現在2事業場、17社でPCB含有廃棄設備・部品〔約75%(重量比)は蛍光灯安定器などの小型部品〕を管理しており、2重、3重の漏洩防止対策のもと厳重に管理しています。
2004年12月からPCB廃棄物処理が日本環境安全事業株式会社により北九州を皮切りに開始されています。NECではこの動きに従い、処理計画を策定し、「PCB特別措置法」を遵守した確実な処理を実施していきます。