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NECでは、持続可能な事業経営への変革を促進するために、環境経営を長期的に方向づけ、具体的な事業活動と連動させた長期ビジョン「NEC環境経営ビジョン2010」を2003年3月に策定しました。
その中で、持続可能な社会に貢献し続ける姿と、温暖化防止に向けた具体的な目標値として、「2010年度にCO2排出を“実質ゼロ”にする」(*)ことを表明したのです。
この目標に向けて、次の3つの面から活動を推進した結果、目標を1年前倒しで達成することができました。
(*)「CO2排出を“実質ゼロ”にする」とは、上記の排出量(上記1+2)と削減貢献量(上記3)が相殺されてゼロになるという意味です。
2009年度は、「生産・オフィス活動」では、売上減少の影響はあったものの、温室効果ガスの除外装置や省エネ設備の置き換え、生産革新などの活動を推進し、温室効果ガス(CO2換算)を2008年度比マイナス30%の116万トンに削減することができました。

「製品の省エネ化」では、他社製品に比べ環境性能で圧倒的な競争力を持つ「エコシンボルスター製品」の創出拡大をはじめ、すべての新製品が基準年度機種と比較して、絶対値または性能ベースの消費電力が同等以下になるような製品環境アセスメントを徹底しました。その結果、製品全体の消費電力を44%(2005年度製品比)削減することができ、製品使用段階のCO2排出量は54万トンとなりました。
また、省エネ性能に加え、有機成分中の植物成分率が75%と世界最高水準の環境調和性を実現した難燃性バイオプラスチック「NucycleTM(ニューサイクル)」を本体のプラスチックの約90%に採用したデスクトップパソコンを発売しました。
「ITソリューションによるCO2削減への貢献」では、導入していただくことによりCO2を50%以上削減できる「エコシンボルスターソフト・ソリューション」の開発拡大や、コストメリットにCO2削減のメリットを加えた提案をする「エコアピールプロポーザル」を1人5件実施するなどの結果、190万トンの削減に貢献できました。

2009年度で目標を前倒し達成したことを受け、2010年度以降の新たな目標を、「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」として策定しました。