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北九州市の産学共同プロジェクトが、複数の照明器具を最適な明るさに自動で調節して、消費電力を大幅に減らせる新技術の開発に成功。今回は、商品化も間近なこの技術を紹介します。
“楽しく節電、楽しくエコ”は理想だけど、言うは易く行うは難し・・・。
今夏、オフィスで働くビジネスパーソンの悩みは、いつもの夏よりかなり高めの室内温度だけではありません。それは、控えめに灯されたり間引かれたりしている室内照明。「暗くて仕事がはかどらない」「眼が疲れやすい」「肩が凝る」。楽しいどころか、苦行に近いかも・・・。皆さんの職場でも、あちこちからこんな嘆きが聞こえてきませんか。
平均的なオフィスビルで消費されている電力のうち、照明の割合は約24%(*1)。これは空調の48%に次いで、多い比率です。電力使用制限令の対象になっている大規模事業所はもちろん、中小企業にも15%節電への協力が求められている今夏、諸外国から「明るすぎる」との声まで出ていた日本の灯りがいきなり控えめになるのは、ある意味仕方ないことなのかもしれません。でも、オフィスを一律に暗くせず、メリハリを利かせて必要なところだけ明るくすれば、環境にも人にもやさしい職場になるはずです。
照明にかかる消費電力を抑えながら、効率よく室内を明るくできる方法とは・・・?
今回は、オフィスの中にある複数の照明を、周囲の環境に応じて最適な照度に自動調節できる「節電制御システム」を紹介します。
(*1)・・・資源エネルギー庁調べ。
(2011年8月1日公開)