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平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
今般、2011年度(2011年4月1日から2012年3月31日まで)の業績予想を大幅に下方修正するとともに、従来未定としておりました期末配当および年間配当の予想につきましても見直しを行い、無配とさせていただきました。前期、そして当期の中間配当に続く、配当の見送りという結果を経営者として重く受け止めております。株主のみなさまのご期待にそえず、ご迷惑をお掛けしておりますこと、深くお詫び申しあげます。
当期の見通しにつきましては、国内IT投資の回復傾向、モバイルネットワーク強化、新興国でのインフラ投資等による当社のインフラ部門で昨年度からの伸びを期待しております。一方で、タイの洪水の影響、ヨーロッパを中心をした海外市場での投資抑制、携帯電話の出荷台数計画の見直しなどにより、連結売上高は、前回予想に比べ1,500億円減少の3兆1,000億円、連結営業損益は、前回予想に比べ200億円悪化し700億円の利益となる見込みです。また、繰延税金資産に関して、税制の変更等に伴う見直しで740億円を引き当て、激変する経済環境の中、対応力をつけるべく事業構造改革費用として400億円を引き当て、連結当期純損益は、前回予想に比べ1,150億円悪化の1,000億円の損失となる見込みです。
NECは、今回の構造改革により市場の不透明感も踏まえた構造とし、事業体質の強化をはかります。さらにNECの強みであるインフラのエリア、ITサービス事業、キャリアネットワーク事業および社会インフラ事業と、今後大きな貢献を期待できるエネルギー事業を加えた4つを柱に注力することで、安定的なキャッシュフローを生み出す事業体への変革をはかり、企業価値の向上を目指してまいります。
株主・投資家のみなさまにおかれましては、引き続き倍旧のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
2012年1月

代表取締役執行役員社長
遠藤 信博