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これからのNECについて知りたい 中期経営計画や「C&Cクラウド戦略」など、NECの成長戦略についてご説明します。

NECグループは、「ITとネットワークの融合を軸とした顧客志向のソリューションで、NECグループビジョン2017を目指す」ことを中期経営方針として掲げ、中期経営計画「V2012 –Beyond boundaries, Toward our Vision-」を平成22年2月に発表しました。NECグループでは、中期経営計画「V2012」を「NECグループビジョン2017」達成のマイルストーンとして、クラウド時代を見据えた事業拡大と収益体質強化に向けた取り組みを行い、環境変化に対してスピード感のある対応に努めました。しかしながら、経済環境が急激に変化し、NECグループを取り巻く事業環境が一層厳しいものとなったことから十分な成果を出すことができませんでした。NECグループは、このような環境変化への対応力をつけるべく、約1万人の人員削減を実施するとともに、課題事業である携帯電話事業およびプラットフォーム事業の構造改革に取り組みます。そして、ITサービス事業、キャリアネットワーク事業および社会インフラ事業にエネルギー事業を加えた4つの事業を柱に、安定的なキャッシュ・フローを生み出す事業体への変革をはかります。これらの施策を実行するとともに、中期経営計画については、今後新たに策定することとします。

※以下は2010年2月25日発表の内容です。

中期経営計画「V2012 – Beyond boundaries, Toward our Vision -」

NECは2010年2月に、今後3年間の中期的な経営戦略をまとめた「V2012」を発表しました。
「V2012」では、2012年度の当期純利益1,000億円、ROE(自己資本利益率)10%を目標と定めました。その前提となる売上高は4兆円、営業利益は2,000億円です。
これらの数字は、NECグループが2017年にありたい姿を定めた「NECグループビジョン2017」を実現するための第1の目標として、とても大切な意味を持っています。“Beyond boundaries, Toward our Vision”には、組織の枠を超えて事業を推進し、目標を達成しようという、変革の意味がこめられています。
NECはこの「V2012」を達成するため、グループ一丸となって事業に取り組んでいきます。

説明資料:グループビジョン2017とV2012 新しいウィンドウでリンクを開きます。クリックで拡大

以下では、「V2012」の要点を簡単に紹介していきます。


3つの注力領域

NECは「V2012」で、今後の事業拡大のために注力していく3つの領域を定めました。
1つめは、NECが長年にわたって培ってきたITとネットワーク双方の技術を融合した「C&Cクラウド事業の拡大」です。
2つめは、海外2万社を超えるNECグループの顧客基盤を活用した「海外事業の拡大」です。
3つめは、NECグループが持つ技術や製品などの様々な資産を最大限に活用した、One NECとしての「新規事業の創出」です。

以下ではそれぞれの注力領域について、簡単にご説明します。


C&Cクラウド事業の拡大

クラウドは、一言で表すならば、「ITサービス」を「ネットワーク経由」でお客さまに提供するということです。個人向けには既に、ウェブアルバムやウェブメールなどのITサービスを、パソコンに専用ソフトウェアをおくことなしに、インターネットを使ってネットワーク経由で利用できるクラウドサービスが登場しています。今後はより規模が大きく、複雑なシステムを必要とする企業や自治体などにも、このようなITの利用方法が広がっていきます。クラウドを利用することで、自社でシステムを持つ必要がなくなる上、使いたいときに使いたいだけITサービスを使うことができるため、費用を削減することが可能になります。

説明資料:NECが提供するクラウド 新しいウィンドウでリンクを開きます。クリックで拡大

こうしたクラウド化の流れの中で、NECが取り組んでいくことは主に2つあります。
1つは、「自らITシステムを構築することなくITサービスを利用したい」というお客さまに対して、クラウドサービスを提供すること。もう1つは、「クラウドを活用して自らのお客さまにサービスを提供したい」というお客さまに対して、サービスを提供するために必要なクラウド環境を構築することです。
NECはこの2つを中心にクラウド関連事業を拡大し、2012年度に1兆円の売上高を目指しています。

ITとネットワーク、双方の技術を併せ持ち、多くの実績があるNECにとって、クラウドは、まさに、強みを発揮できる領域です。クラウドによってITのあり方が大きく変わる、この変化のタイミングを大きなチャンスと捉え、積極的に事業に取り組んでいきます。



海外事業の拡大

説明資料:グローバル(海外)市場の着実な展開 新しいウィンドウでリンクを開きます。クリックで拡大

NECは、クラウド事業の拡大とともに、海外向け事業の拡大にも力を入れ、2012年度に1兆円の海外売上高(全社の売上に占める割合は25%)を目指します。
ここではまず、世界に通用するダントツの製品やサービスをOne NECとして海外に本格展開するための体制を整えます。世界各地のNECの拠点を、(1)中華圏、(2)アジア太平洋、(3)欧州/中近東/アフリカ、(4)北米、(5)中南米と5つの地域に括り、それぞれの地域ごとに、その特性やニーズに合った製品やサービスを創り出していきます。

特に、指紋認証などのバイオメトリクス(生体認証)を活用した出入国管理など、社会の安心・安全を担う製品やサービスは、既に30カ国・200件以上の導入実績があり、NECの技術力は世界から高く評価されています。こうした公共安全へのニーズは今後、ますます伸びていくことが予想されており、NECはこの領域での事業拡大により、1,000億円規模の売上高を目指します。


新規事業の創出

もう一つの注力領域が、新規事業の創出です。
ここでは、NECグループの技術や製品など様々な資産を組み合わせて最大限に活用し、お客さまのニーズに合った新しいサービスや製品を生み出していきます。

説明資料:NECが提供するクラウド 新しいウィンドウでリンクを開きます。クリックで拡大

1つの例として、環境・エネルギー分野への取り組みがあります。近年、走行時にCO2や排出ガスを出さない究極のエコカーとして、電気自動車への期待が高まっています。NECは現在、日産自動車(株)との協業により、電気自動車用電池の基幹部品である電極事業を大きく育てていこうとしており、2012年度に1,000億円の売上を目指しています。
さらに、将来的には、ネットワーク技術やIT技術を活用した電力監視・制御技術、電気自動車用の急速充電技術などを組み合わせ、今後大きな拡大が見込まれるスマートグリッド(次世代送電網)市場への参入を目指すなど、NECグループの資産を結集し、One NECとして新規事業の拡大に努めていきます。


NECにとって2009年度は、厳しい市場環境の中で様々な経営改革を進め、利益を生み出せる企業体質を築くことに注力した1年でした。
2010年度は「V2012」の最初の年です。今年度は、ここで説明した注力領域を今後3年間で大きく伸ばしていくために新たな事業の種をまいていく時期であり、今年度の活動が、2012年度の目標達成に向けた確固たる足場となります。
NECは、「V2012」の達成に向け、グループ一丸となって事業に取り組んでいきます。


関連リンク

中期経営計画説明会

プレゼンテーション資料や、質疑応答を掲載しています。

用語集

NECのプレゼンテーション資料などに掲載されている証券用語、技術用語および製品名称などについてご説明しています。


C&Cクラウド戦略について

NECの今後の成長を牽引する「C&Cクラウド戦略」

NECの今後の成長を牽引する「C&Cクラウド戦略」

近年、ITシステムの新たな利用形態として「クラウド」という言葉が注目を集めています。
クラウドはIT業界における新しい潮流として、これまでのITシステムのあり方を一変させると同時に、私たちの社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。

ITとネットワークを事業の中核に据えるNECにとって、
この潮流をいち早くとらえ、事業発展の機会として活かすことは大変重要な意味を持っています。
NECは、本格的なクラウド時代の到来を見据え、今後の成長の原動力となる「C&Cクラウド戦略」を実行していきます。


「クラウド」とは?

現在、世の中のITシステムの多くは、企業や個人がハードウェアやソフトウェア等のIT資源を自身で保有し、それらを組み合わせることによって構築されています。
一方、クラウドは、ネットワーク経由でIT資源を利用するという考え方で、利用者である企業や個人は自身でIT資源を持たなくてもITシステムを利用することができます。

クラウドを活用することによって、利用者は「持たざるIT」を実現でき、IT資源の導入や運用管理にかかる時間、費用などを軽減できます。
また、クラウド上に集約されたIT資源を必要な時に必要なだけ使えるため、ITシステムの利用状況に応じてその規模や内容を柔軟に変更できます。

クラウドサービスの仕組み

▲クラウドサービスの仕組み


NECの強み

NECの強み

NECは、約30年前に「コンピュータ(Computer)技術と通信(Communication)技術の融合」を「C&C」として提唱し、以後、コンピュータ(IT)・通信(ネットワーク)双方の技術を磨き、多くの実績を積み重ねてきました。

現在、既にITとネットワークは切り離せない関係にありますが、クラウド時代には両者の関係はより強固なものとなり、高品質なクラウドサービスを安全かつ安定的に提供するためには、ITとネットワーク双方の高い技術力が必要となります。
そのため、NECがC&Cの下で培ってきた、IT・ネットワーク双方の機器に親和性の高いシステム構築基盤やシステム運用管理技術、24時間365日停止せず稼動することができる信頼性の高いITシステムの構築実績などが、C&Cクラウド戦略を推進していくうえで大きな強みとなります。


C&Cクラウド戦略が描く未来のIT社会

C&Cクラウド戦略が描く未来のIT社会

クラウドにより、ITは「保有する」ものから「利用・共有する」という選択肢を併せ持つものへと変質していきます。
そして、様々な人が利用・共有するITシステムが相互につながっていくことにより、ITシステムはこれまで以上に社会基盤としての性格を強めていきます。

C&Cクラウド戦略は、こうした社会基盤としてのITシステムを構築・運用するうえで、NECが貢献できることをまとめたものです。
NECは、C&Cクラウド戦略の実行により、高度な社会基盤としてのITインフラ整備に貢献し、“人と地球にやさしい情報社会”の実現を目指していきます。


環境にもやさしい「クラウド」

これまで様々な場所に散らばっていたIT資源をクラウド環境に集約することで、環境負荷の低減という効果も得られます。

現在NECは、グループの基幹ITシステムをクラウド環境に集約する取り組みを進めていますが、ITシステムの集約によってエネルギーの利用効率が格段に高まり、CO2排出量を約60%削減できる(削減量:年間約3,000トン)と試算しています。
NECは自らの実践に裏付けられたクラウドシステムの提供を通じて、お客さまのCO2排出量を削減し、地球環境にも大きく貢献していきます。

NECグループの基幹ITシステムをクラウド環境に集約

▲NECグループの基幹ITシステムをクラウド環境に集約


既に動き始めているC&Cクラウド戦略

NECは現在、C&Cクラウド戦略を着々と実行に移しています。
自社の基幹システムの刷新において自らクラウド環境の構築を実践しているほか、様々なクラウドサービスを提供するための製品・サービス群の拡充を進めています。
また、お客様向けにも既に、クラウド時代を見据えたシステム・サービスの提供を開始しています。


事例紹介

NECは今後、C&Cクラウド戦略の実行を一層加速し、IT・NW融合領域のビジネスを拡大していきます。


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