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はるかなる大昔。深海に沈んだとされるアトランティス王国。実は現代技術を凌駕するようなIT超先進国だったという。現代におけるデジタルデバイドのような問題もすでに顕在化していたらしい。
さて、アトランティスがいよいよ海に沈むその日、アトランティスの王様と侍従、そして王女アクアの三人はかろうじて王国を脱出、『アトランティス神』に祈った結果、タイムワープに成功。現代日本に逃げ延びることができた。
 とりあえず豊富な科学知識を生かせば食べていけるだろうと考えた三人は、なぜか東京下町の東浅草に薬局を開店することに決定。しばらくは地味に暮らして王国復活をめざすということに相成った次第。
最初は頭痛や胃痛に悩むお客に薬を処方していたのだが、アクアは『アトランティス神』から「おたすけ能力」を授けられたIT実装王女。お客の症状がITで解決することが多いと気づいたアクアは、サービスで「IT処方箋」を出すようになった。それが静かな評判を呼び、「ITが原因の頭痛や胃痛に効く薬局が浅草にある」という噂が広まるこことなったとさ。浅草のどこにあるのかIT薬局…。
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