外国為替のインターネット取引国内最大手※である外為どっとコム様。同社では、サービスの拡充に向けたシステム開発およびエンジニア育成用途として、NECの仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」および、IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」の統合ソリューションを導入。これにより、クライアント環境において、データの一括集中管理によるセキュリティ強化や運用管理コストを含むTCOの削減、さらには将来の業務拡大を踏まえたモビリティの高いワークスタイルの実現など、様々な効果を見込んでいる。 |
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昨今のFX市場は、公設市場の創設などを契機に、大手の証券会社も参入に名乗りを上げるなど競争が激化している。だが外為どっとコム様は、サービス開始以来の「外国為替をもっと身近に」というスタンスを貫き、堅実に成長路線を歩んできた。初めての投資家にも使いやすいと評判の取引画面や1万円から外貨投資を始められる敷居の低さを売りに、多様な顧客層を獲得しているのだ。 同社の大嶋 一彰氏は「今後はよりアクティブな投資家層向けの高機能な取引ツールも揃えることで、お客様の幅広いニーズにお応えします」と意気込む。 ただし、価値あるサービスを着実に形にしていく上では、アプリケーションやデータベースの開発、各種システム運用の担い手となる人材の育成がカギを握る。というのも、システムの質がサービスの質と直結する業態だからだ。 こうした背景のもと、2007年6月に同社では、金融業務特別地区に指定された沖縄県名護市に新たに支店を開設。それまで東京の本社や沖縄支店(浦添市)で個別に行っていた開発エンジニアの教育業務を、この名護支店で集約する体制を整えた。エンジニアは数カ月に及ぶ研修の後、各拠点に配属される。 そのシステム教育センターの立ち上げに合わせて導入されたのが、NECが提供する仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」および、IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」の統合ソリューションである。また、シンクライアント用の仮想PCサーバ、管理サーバには「Express5800シリーズ」を採用した(図)。 |
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「私自身もSEなので、エンドユーザーの立場にたって使ってみましたが、使い勝手にまったく違和感がありません。さらに一つの端末から複数の仮想PC環境に同時にログインして作業できる上、どの端末からでも同じ作業環境を呼び出せるので開発生産性には非常に期待が持てます」と牧野氏は述べる。 IP電話についても画面上から相手の名前をワンクリックすればコールできるなどソフトフォンの持つ利便性を発揮。また、全ての仮想PCを一元管理しているので、TCOについても、端末運用管理工数の従来比約50%の削減を見込めている。 一方、大嶋氏は日本のオフィス事情を踏まえたUS100の省スペース性に満足感を示す。「液晶ディスプレイの背面にコンパクトに取り付けられて机上や足元のスペースをとることもなく、無駄な配線もありません。将来、他の拠点からの事業移管などを踏まえたオフィスのレイアウト変更・拡張にも十分対応できます」 今回の導入プロジェクトを振り返って両氏は、「重要な業務システムを運用するには、当社とベンダー、SI企業との間に“あうん”の呼吸が必須。その点、当社のことを考え、親身になって、シンクライアントやIP電話などの複合的なシステムをトータルに、しかも迅速にサポートしてくれるNECグループには安心感があります。これからもスピーディな提案や対応を期待しています」と口を揃えた。 ※2007年3月末(矢野経済研究所調べ) |




