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写真1

前橋市立図書館
館長
萩生田 光昭 氏

24時間365日、安心・安全な運用管理が可能になりました。
自前で運用してきた時代と変わらない機能が、クラウド方式で確実に提供されているという実感があります。

写真2

前橋市立図書館
館長補佐兼資料係長
吉井 一夫 氏

GPRIMEの機能を利用し、今後は利用者ニーズに立った新しいサービスも、NECから情報を得ながら研究していきたいですね。


導入の背景

館内設備の老朽化、職員の負荷、災害対策が課題

  関東平野の北西端に位置する前橋市は、雄大な赤城山に抱かれ、利根川の清らかな流れが市街を潤す、群馬県の県庁所在地です。この地で1916年に開館した前橋市立図書館様は、約一世紀にわたって市民の教養・文化・生涯学習の拠点として親しまれてきました。現在では中央館の役割を果たす「前橋市立図書館」、こども専用図書館としては日本最大級の「前橋こども図書館」、さらには14の地区公民館等に設けられた「分館」が、連携して運営されています。これにより、前橋市では3km圏内に必ずひとつは図書館があり、『自転車で行ける距離に図書館』という恵まれた環境が実現されています。保有蔵書数は、合計で約100万冊。各館はオンラインネットワークで結ばれ、利用者カードを保有していれば、どこで借りてどこへ返却してもよいシステムが構築されています。

  蔵書管理や利用者の管理、予約・貸出などを支えてきた基幹業務システムは「近年、建物と館内設備の老朽化で、運用環境が厳しくなっていました。不具合への対応などで職員に負担がかかっており、また、今後起こり得る広域災害を考慮する必要があります」と、前橋市立図書館 館長の萩生田光昭氏は語ります。

  予約や検索など、Webを介した利用者向けの情報サービスは24時間稼働し続けています。「夜間に故障や不具合が発生すると、その復旧のために職員は夜中でも自宅から出勤することを余儀なくされていました。運用管理のコストも増大していました」。前橋市立図書館 館長補佐兼資料係長 吉井一夫氏は、当時をこう振り返ります。

  こうした背景から前橋市立図書館様は、館内サーバによる自前の運用でなくBCPを強化しながら、職員にかかる負担を軽減し、システムの運用コストを抑制する方法について検討を開始しました。アウトソーシングやクラウドが主流になりつつあるICT業界の現状も踏まえつつ、2011年1月に「導入検討委員会」を組織して、新システムの方向性や要件定義を進めました。この2カ月後の3月に、東日本大震災が発生。原発事故に起因する計画停電が実施されます。

  「停電が始まる度に、事前に職員がシステムをシャットダウンする必要がありましたし、館内の自家発電装置は3時間しか持たないので、非常に厳しい状態でした。このような状況の下、自前でシステムを保有し、運用していくことの難しさをますます実感し、クラウドサービス活用の必要性が高まりました。」(吉井氏)。

  そして同年5月に複数のICTベンダから提案を募り、機能・安全性、災害時の信頼性・価格を総合的に判断して、パートナーを選定することにしました。

導入の経緯

パッケージ機能、ファシリティ、低コストの回線、運用管理体制などを総合的に評価

  パートナーの選定にあたっては、「窓口業務だけでなく、利用者向けのシステムやメール管理などを含むすべての図書館システムの機能を一括で提供してもらえるかどうかを、ICTベンダの組織体制も含めて評価しました。データセンターの堅牢性をはじめ、ファシリティ関連事項も、併せて吟味しています」と萩生田氏は言います。吉井氏は、こう付け加えます。「機能の面では、原則としてカスタマイズは行わず、サービスをそのまま利用することを前提に計画・検討を進めていたので、前橋市立図書館の業務とどのくらい適合するかも、重要な評価ポイントのひとつでした」。

  検討の結果、サービス事業者にNECが選ばれ、クラウド型の総合図書館ソリューション『GPRIME for SaaS/図書館』が、前橋市立図書館様に導入されました。「これまで館内で行ってきた業務にマッチした機能が搭載されていることはもちろん、16か所の図書館拠点を結ぶVPN(※)の構築と運用管理が、NECのサービスメニューとして一体的に提供される点を評価しました」。吉井氏はこのように話します。

※VPN:Virtual Private Network

写真:図書館内前橋市立図書館様 館内風景

システム概要

基幹システムの機能と安全性を、クラウド方式+VPNで実現

  こうして2012年1月5日より、「GPRIME for SaaS/図書館」によるシステム運用が、前橋市立図書館様において開始されました。蔵書管理・検索・予約・貸出・返却、利用者管理などの基幹業務システムの機能が、NECのデータセンターからクラウド方式で提供されています。

  計16か所の図書館拠点を結ぶネットワークは、SSLのような暗号化による対策ではなく、前述のとおり信頼性の高いVPNによって構築。専用線で構築されていた従来システムと同等の強固なセキュリティ環境を、低コストで実現しています。

  最近の利用者ニーズへの対応を目的に、GPRIMEの機能を活用した新たな利用者サービスも開始しています。「借りたい本をまとめて予約し、借りたい順番を指定できる[順番予約機能]や、自分がチェックした本のリストをつくって、いつでも見ることができる[マイブックリスト機能]などです。[貸出ベスト]や[予約ベスト]のような、最新の情報をタイムリーに出せるようになったことも大きな効果です。

  GPRIMEのサービスメニューからこうした機能を採用したことで今後、利用者の満足度はさらに上がっていくと見ています」と、吉井氏は言います。

図前橋市立図書館様における「GPRIME for SaaS/図書館」のご利用イメージ

導入の成果と今後の展望

安心・安全な運用管理を実現し、IT経費を3割削減

  「職員にかかる多大な負担を軽減する」「BCPを強化する」——。前橋市立図書館様の当初の目的は、サービス提供開始後の数か月で、早くも達成されつつあります。「運用管理を担う職員は、夜間の運用やトラブル発生時の対応から解放されるなど、メリットを十分に感じています。自館内でITインフラを稼働させてきた不安も解消され、今では24時間365日、安心・安全な運用管理が可能になりました。自前で運用してきた時代と変わらない機能が、クラウド方式で確実に提供されているという実感があります。また、利用者情報の厳密な管理を、われわれとNECが協力しながら実施できていることも、安心できる要因です」。萩生田氏は館内で顕著に現れている変化を、こう述べます。

  システム運用コストの抑制については、吉井氏が次のように話します。「まず、通信回線のコスト削減効果が大きいですね。当初の予定では、回線を自前で調達する計画でした。しかし、別契約に伴う煩雑な事務手続きや運用保守、データセンターとの距離などを考慮し、基幹システムだけではなく回線も含めたトータルな契約と管理を、このたびVPNサービスを提案いただいたNECにお願いすることにしたわけです」(吉井氏)。通信回線のコストを含めた今後5年間のIT経費は、「旧システムと比較して3割程度の削減、システムのみのコスト比較でも、クラウド利用によって約2割の削減になる」(吉井氏)と、前橋市立図書館様は試算しています。

  利用者満足度の観点からは、今回のクラウドサービス導入を機に、計14の分館すべてにOPAC(利用者向け蔵書検索端末)が導入されています。本の検索と予約、自分の借りている資料や返却日の確認が、この端末によって簡単に行えます。「従来は、本館とこども図書館の2か所にのみ、このOPACを設置していました。今回は計画の初期段階から、利用者サービスの向上を目的として、各分館にも導入することを考えていました。すでに、利用者ご自身のPCからアクセスして検索や予約などができるようになっていましたが、地元の分館に足を運んだついでに館内のOPACで気軽に検索したり、手軽に予約できることへ好感をいただいています。 全分館へのOPAC配置がスムーズに実施できたのは、「GPRIME for SaaS//図書館」の利用によってIT関連の総コストを圧縮できたことが、じつは大きいのですよ」。萩生田氏は利用者満足度向上にもつながったコスト抑制効果を、このように評価します。

  「今後はさらなる利便性の向上と効率化を目指して、RFID活用システムや電子書籍など、新しい機能を採り入れるための検討もしていきたい」と話す吉井氏は、魅力的な図書館づくりと業務のさらなる省力化を、視野に入れています。

NEC担当スタッフの声

16の図書館とデータセンターを接続するVPN網の構築を支援

写真3NEC
群馬支店
主任
寺瀬 晃

  前橋市立図書館様との検討の過程で、VPNサービスを 「GPRIME for SaaS/図書館」GPRIMEのメニューに、新たに加えました。そして業務システム機能の提供と併せてVPNもご選択いただけるように、NECから提案を行っています。結果としてこの提案をご了承いただき、全16の図書館と弊社データセンターを接続する強固なネットワークの構築を行いました。

  これまで手がかかっていたネットワークの運用・保守も、サービスメニューの一つとして、私たちのほうでお手伝いしています。

  加えて、図書館利用者の個人情報を取り扱うために定めた弊社の社内規定や体制をご覧いただき、このシステム案件を安心してお任せいただけることを、ご理解いただきました。

運用管理の効率化に加えて、利用者様の利便性向上につながる豊富な機能を、
全国の公共図書館様にご紹介していきたい

写真4NEC
公共ソリューション事業部
第五ソリューション部
三浦 康孝

  前橋市立図書館様の基幹業務システムは、全16館、蔵書100万冊という大規模な蔵書管理、検索・予約などのシステムです。これだけの規模を持つ図書館システムをクラウドサービスに置き替える案件は、国内のICT業界で初のケースとなります。大規模システムでありながら、「安全、かつ安心できる運用環境」というニーズに適った堅実なサービスを提供できていることが、私たちにとってたいへん意義のあることだと受け止めています。

  なお、「GPRIME for SaaS/図書館」は、オプション機能として、RFID活用システム、電子図書館サービスなどもラインナップしています。運用管理の効率化に加えて、利用者の方々の利便性向上につながる機能を、全国の公共図書館様にご紹介していきたいと考えています。

関連リンク


お客様プロフィール

前橋市立図書館

所在地 群馬県前橋市大手町二丁目12-9 写真:社屋
職員数 25人(嘱託・委託スタッフは含まず)
URL https://www.tosyokan.city.maebashi.gunma.jp/


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(2012年3月7日)

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