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ホーム > ソリューション・サービス > 事例紹介 > NECネクサソリューションズ株式会社

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  アウトソーシングサービスを提供するNECネクサソリューションズは、運用効率化、サービス品質向上を目指し、03年に導入していたA社製監視ツールの改善を検討していました。 NECネクサソリューションズは運用現場視点から厳しくNECの統合運用管理ソフトウェア『WebSAM』を評価し機能強化を提言。NECは280項目にも及ぶ改善要件を採り入れ、大幅に機能を強化しました。これを受けNECネクサソリューションズは改めて06年に機能評価を行い、07年4月より『WebSAM』を導入。従来は不可能だった64ビット環境のお客様への導入ではトラブルもなく運用現場での評判も上々です。今後もNECグループとして『WebSAM』の機能強化を図り、より良いソリューション提供を目指す予定です。

事業環境・課題・導入の目的

より高度な監視の実現と顧客満足度の向上を目的に、大幅に機能強化された『WebSAM』へのリプレイスを決定。オペレーションの統合を進める。

データセンタ拡張に伴い、より高度な機能と顧客ニーズへの対応が課題に

NECネクサソリューションズ 執行役員 兼 システム・サービス開発事業本部長 佐薙 俊士
NECネクサソリューションズ
執行役員
兼 システム・サービス開発事業本部長
佐薙 俊士
 NECネクサソリューションズでは、トータルアウトソーシングサービス『NEXSOURCING(R)』事業の大幅な伸びと、そのサービス提供基盤となるデータセンタ事業の需要拡大に合わせてデータセンタを拡張しています。2002年当時、事業規模の拡大に伴い、従来のセンタ毎の監視体制では、効率面での課題が浮き彫りになりました。またマーケット競争力向上のため、お客様へより一層の高信頼・高品質の監視サービスの提供を目指していたこともあり、全センタの監視業務を集中管理する統合監視システムの導入を決定しました。統合監視システム実現に向けて、2003年9月にA社製の監視ツールを初めて導入し、東京・川崎・横浜・名古屋・大阪など各データセンタでは、運用オペレーション監視はもちろんのこと、本社・統合運用管理センタでは、各データセンタの監視状況を一元的にモニタリングしていました。
 導入検討時のツール選定の経緯と導入後の課題について佐薙俊士は次のように語ります。
 「複数のデータセンタにいろいろなツールが入っていると、どうしてもオペレーションが難しくなります。そこで、1つのツールで全部のデータセンタを一ヶ所で見たいというのが統合監視システム導入の目的でした。2002年から監視ツールの選定を始め、お客様に満足いただけるサービスを提供することを視野に入れ、拡張性、運用性、知名度、サポート体制などの評価項目について慎重に検討しました。とくに重視したのは、複数のユーザを見ることができ、規模の拡大に対応できる二重化の階層構造ができることや、サービス監視、ジョブ管理、SAP管理など提供するサービスの拡大ができることでした。NECの統合運用管理ソフトウェア『WebSAM』も選定の対象でしたが、求める要件を完全に満たさなかったこともあり、最終選考で候補から外れました。」
 導入後の運用状況について、佐薙はさらにつづけます。
 「導入したA社製の監視ツールは、最初の2年間程は手厚いサポートもあり、満足していました。しかし、自己システム障害の検知が難しいことや、コンソールではメッセージ監視しかできないこと、監視ツールによって運用が分散化されていることなどの問題点が次第に浮かび上がってきました。一方ではITIL(R)(IT Infrastructure Library)ベースの運用管理サービスを当社標準としたことと合わせて、お客様が運用管理の情報を求めていることもあり、オペレータのためのツールではなく、お客様に運用の状況を見える化して情報を開示するためのツールとしての必要性が高まってきました」

機能強化の要望を実現した『WebSAM』を再評価し、正式に採用を決定

 そこでNECネクサソリューションズでは、監視ツールのリプレイスを検討し始め、2005年3月NECに対しデータセンタでの実践的な運用経験を活かした機能強化の要望を出しました。辻社夫は,機能強化に関して次のように述べます。
 「要望したのは280項目にも及び、最低でも現行のツールと同等以上の機能の実現を目指してもらうことにしました」
 「NECはこれを受け、熱心に『WebSAM』の改善・改良に取り組んでいただきました。
 当社は、強化された機能について実践で耐え得るか評価を行った上で、2006年に改めて現行のツールの機能との比較評価を実施しました。その結果、現行のツールと同等以上の機能を有することを確認し、試験導入期間の2ヶ月間も、まったくトラブルもなく、2007年2月には正式に『WebSAM』の導入を決定。4月より運用を開始しました。」
 「単体では良好な成果が出ており、今後新規のお客様から『WebSAM』監視の適用を開始し、最終的には『WebSAM』に一元化してオペレーション統合を実現する予定です」と佐薙。
 NECでは、強化した機能を統合管理ツール『WebSAM MCOperations』を中心に実装し、その他の監視製品とデータセンタ運用に特化した機能を加えて『WebSAM DCSuites』としてパッケージ製品化しています。

システム概要・導入効果・将来展望

大幅に強化された機能により運用の現場での評判も高く、今後は統合監視ビューアを中心に機能を強化

健全性監視機能により信頼性向上、サービスデスク機能強化でITIL導入も容易に

NECネクサソリューションズ サービス開発事業部長 辻 社夫
NECネクサソリューションズ
サービス開発事業部長
辻 社夫
 佐薙は『WebSAM』の強化された機能について、次のように語ります。
 「データセンタでは、お客様のシステムが安全で確実に動作できるように24時間365日、1分1秒を大切にしています。NECもこの本質を理解したことにより、サポート体制も含めてお客様により良いサービスを提供できる機能を実現してくれました」
 「機能面で挙げられる『WebSAM』ならではの特長としては、監視機能自体に異常が起これば検知するセルフチェックによる健全性監視の機能があります。そのほかの主な機能強化のポイントとして、オペレーションコンソールの改善による視認性の向上、豊富なツール間連携、中央統合監視で最も重要なサービスデスク機能でのCMDB(構成管理データベース)による構成情報の一元管理などが強化されました」と辻。
 「当社では、お預かりしているシステムの監視状況をポータルでお客様にお見せする独自のサービスを提供していますが、とくに健全性の監視によって障害発生時だけでなく、問題のない状況も伝えることができ、お客様に安心感を抱いていただけるようになりました」と、佐薙はNECの対応を評価します。

より良いソリューションの提供を目指し、NECグループ一体でさらに機能を強化

 これからの『WebSAM』について、辻は次のように語ります。
 「今後当社は、より能動的な運用管理を目指しています。ですから、サーバやストレージといったノード単位だけでなく、お客様のビジネスを念頭に置いた業務システム単位での管理をNECと共に実現していきたいと思っています」
 「現在、約400社、3,000台にのぼるサーバを管理していますが、今後も実際の運用を通して上がってくる要件を取り込んでもらい、ツールとしての機能拡充に期待しています。とくに統合監視ビューアの機能を強化し、地震などの社会情報も含め、オペレータが次のアクションを起こせる的確な情報を迅速に提供できるようにして欲しいと思います。
 いずれにせよNECグループとして、お客様により良いソリューションを提供していきたいと考えています」と佐薙は締めくくりました。


統合運用管理提供イメージ
(クリックすると拡大されます)

 

ITIL(R)(IT Infrastructure Library)は、英国及び欧州連合各国における英国政府OGC(Office of Government Commerce)の商標又は登録商標です。

(2007年6月14日現在)
     
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