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ホーム > ソリューション・サービス > 事例紹介 > 日本光電サービス株式会社様

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事例概要

1951年の創業以来、様々な医療機器を世界中の医療機関へ提供し続けている日本光電工業株式会社様(以降、日本光電様)。その提供機器の保守・メンテナンスを担う日本光電サービス株式会社様(以降、日本光電サービス様)では、医用テレメータの電波強度測定業務の効率化のために、NECエンジニアリングのスペクトラムアナライザ「SpeCat2(スペキャットツー)」を導入しました。これにより、測定業務の大幅な効率化を実現しただけでなく、医療機関スタッフ様との共通理解の促進や現場スタッフのスキル向上など、様々な成果をあげています。

背景 | 経緯 | 効果 | 今後の展望 | パートナーの声 | お客様プロフィール | 関連製品

導入の背景

電波強度測定業務を効率化する機器が必要に

日本光電サービス株式会社 事業推進部 次長 山本 弘 氏
日本光電サービス株式会社
事業推進部 次長
山本 弘 氏

日本光電サービス株式会社 事業推進部 専門課長 中塩 博之 氏
日本光電サービス株式会社
事業推進部 専門課長
中塩 博之 氏

 医療の現場で用いられる各種電子機器およびシステムの製造・販売を行う日本光電様。そのグループ会社として、製品の保守・メンテナンス、導入支援サービスなどを担当しているのが日本光電サービス様です。

 より高度かつ安心・信頼の医療サービスを実現するために、日本光電サービス様は、日々、様々な医用電子機器に係わるサービスを提供しています。その取り扱い機器の1つが医用テレメータです。

 医用テレメータとは、入院患者のバイタルサイン(心拍数、呼吸、血圧、体温など)を遠隔からモニタリングするシステムのこと。医用に割り当てられた420〜450MHzの特定小電力無線を用い、患者が携帯する送信機とナースセンターに設置された受信機との間で無線通信を行います。

 今日、携帯電話や無線LANなど、病院内には、様々な電波が存在しています。したがって、医用テレメータの利用にあたっては、電波の混信や干渉を防ぐために、より厳密に電波状況を把握する必要があります。そこで、日本光電サービス様では、医用テレメータシステムの導入前、導入後に、医療機関内の電波測定を実施しています。院内にどのような電波が飛んでいるかはもちろん、受信アンテナの設置工事の際には、院内に電波が届きにくい場所がないかなどを入念に調査するのです。

 しかし、この測定業務の効率の面では課題もありました。それは、測定機器の利便性です。

 同社が行う測定業務は年間数百件にものぼります。この膨大な数の測定業務を確実にこなすには、必要十分な精度を保ちつつ、より使いやすい測定機器が不可欠ですが、測定業務のために利用していた電界強度計は、専門性が高い上、大型で持ち運びが不便など、使い勝手が良いとはいえなかったのです。


選択の経緯

携帯性と電波状況の視認性を評価して、導入を決定

  電波測定業務の効率化について模索していた時、知ったのがNECエンジニアリングのスペクトラムアナライザ「SpeCat2の存在でした。

  同社は、すぐにNECエンジニアリングにSpeCat2の製品説明を依頼し、利用方法や機能に関する製品説明を受けました。その後、一部機能についての追加要望、対応確認などを経て、正式にSpeCat2の導入を決めました。

「SpeCat2は、筐体そのものが非常にコンパクトな上、パソコンにUSB接続して利用する形態でしたから、持ち運びに便利。さらには、測定結果を分かりやすい波形で表示してくれるため、測定業務の効率化に最適だと判断しました」と同社の山本 弘氏は、採用の理由を説明します。

導入後の効果

電波測定業務の効率化だけでなく、新たな付加価値も創出

(1) 電波強度測定業務を大幅に効率化

  SpeCat2は、当初の予想通り、同社の電波強度測定業務を大幅に効率化しました。

  持ち運びの便利さ、波形表示による迅速な電波状況の把握はもちろん、SpeCat2の設定の容易さも、作業の効率化に貢献しています。例えば、医用の特定小電力無線には、使用する帯域ごとに1000番台から6000番台の無線チャンネルが割り当てられていますが、SpeCat2は、このチャンネルがあらかじめプルダウンメニュー化されており、細かな設定を行わずとも、即座に計測を開始できるのです。

  この周波数のプルダウンメニュー化は、同社の要望によって標準化された機能の1つでもあります。

(2) 同社のサービスへの新たな付加価値を創出

  さらに、SpeCat2は、計測業務の効率化だけでなく、同社のサービスに新たな付加価値をもたらしました。

 このように、SpeCat2は、単に業務を効率化するだけでなく、同社のサービスレベルの向上やお客様の満足度の獲得にも大きく貢献しているのです。

機器構成例イメージ

今後の展望

医療機器メーカーの責務を果たすために欠かせないツールに

 現在、同社では、医療機関向けのセミナーなどで、自社の手がけた事例などを積極的に紹介し、電波管理の重要性を訴えています。

 「電波の利用状況が複雑化する中、医用の特定小電力無線の安全性を守るのは、医療機器メーカーとして重要な責務の1つ。SpeCat2は、そのためのツールとして欠かせない存在です」と山本氏は、同社のビジネスにおいてSpeCat2が果たしている役割の大きさを強調します。

 このようにSpeCat2は、高度かつ安全な医療サービスの一翼を担う日本光電様と日本光電サービス様の取り組みを強力にバックアップしているのです。

パートナーの声

柔軟な“対応力”を実感

岩通計測株式会社 マーケティング部 商品企画課

 岩通計測は、電子・電気計測器および制御装置の開発・製造および保守などを手がける企業です。今回の商談においては、日本光電サービス様とNECエンジニアリングの間を取り次ぎさせていただきました。

 その際、強く印象に残ったのがNECエンジニアリングの柔軟な対応力です。

 今回の商談においては、製品説明だけでなく、その後のお客様からの意見・要望のヒアリング時、追加機能の提案時など、常にNECエンジニアリングの担当者に同行してもらいました。お客様からの要望に対しては、後日、納得のいく形で即座に再提示してもらえ、そのお客様の要望に可能な限り応える姿は、パートナーとして非常に心強いものでした。

 高度な技術力に支えられた製品力に加え、こうした柔軟な対応力が、NECエンジニアリングの強みなのだと改めて実感しました。


お客様プロフィール

日本光電サービス株式会社

本社住所 群馬県藤岡市中大塚1050-3
設立 1974年12月9日
資本金 4億8,000万円
主な事業 :医用電子機器の総合メーカーである日本光電のグループ企業として、医用機器の保守・メンテナンスなどのサポート業務を担当。全国約60拠点からなるサービス網をベースに、きめ細かなサービスを提供している。
URL http://www.nihonkohden.co.jp/

(2008年12月11日)

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