ページの先頭です。
本文へジャンプする。

本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。
お客さまがご使用のブラウザではスタイルが未適応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、情報は問題なくご利用いただけます。

ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
サイト内の現在位置を表示しています。
ホーム > ソリューション・サービス > 事例紹介 > 楽天株式会社 様

資料請求・お問い合わせ

ページ共通メニューここまで。

  世界一のインターネット・サービス企業を目指し、事業拡大に向けた人員の拡充が進んでいる楽天株式会社様では新規PCの導入が頻繁に行われ、それに伴い増大するPCの運用管理が課題となっていました。そこでPCの効率的な管理と、セキュリティの向上を目指して、クライアント統合を決断しました。NECでは、増え続けるPCを仮想化してサーバに集約しながらも、利用者にとっては従来のPC活用と変わらない快適な操作環境を実現する『仮想PC型』のシンクライアントシステムを提案。社内PCの運用管理を一元化するとともに、新規PCの増設も一段と容易にして、TCOを削減しました。またデスクに設置するシンクライアント端末はすべてディスクレスとなり、情報はサーバ側で管理されるため、セキュリティの向上にも大きく貢献しています。

事業環境・課題・導入の目的

増え続けるPCの運用管理の効率化によるTCO削減と、PC運用環境のセキュリティ向上を図るために、先進の『仮想PC型』シンクライアントシステム構築を実現。

人員拡充に伴い増え続けるPC。導入や運用に関わる手間やコストの削減のために。

楽天株式会社 執行役員組織運営本部長 藤本 賀彦 氏
楽天株式会社
執行役員組織運営本部長
藤本 賀彦 氏

  日本最大のオンライン・ショッピングモール「楽天市場」などEC事業を中心に、さまざまな事業を展開している楽天株式会社様。そんな楽天様にとってITシステムは、単に業務の効率化や省力化を図るためではなく、生産性向上やスピードアップといった経営課題と密接に結びついた重要な戦略ツールです。
  「インターネットの進展や普及によって、世の中はユビキタス社会に向けて急速に進んでいます。事業基盤の強化や事業拡大に向け人材の強化を積極的に図っている楽天では現在、スタッフの増加に伴ってPCの台数もどんどん増えています。そうした時、管理者が新規PC導入やセットアップに追われていては、生産性も上がりません。現在だけでなく、その先を見据えた上でPC運用をどうコントロールしていくか。そのひとつの答えが今回のシンクライアントシステムの導入でした」と組織運営本部長の藤本氏は語ります。

利用者は使いやすく、管理者は運用しやすい。NECが提案した『仮想PC型』シンクライアントシステムを選択

楽天株式会社 社内情報システム部 部長 塩谷 克利 氏
楽天株式会社
社内情報システム部 部長
塩谷 克利 氏

  クライアント統合を決断した楽天様の大きな目的は、PCの一元管理によるTCO削減と、PC運用環境におけるセキュリティの向上でした。このプロジェクトにおいてNECは、サーバ上に複数のPCをまるごと仮想化して運用する『仮想PC型』シンクライアントシステムを提案。Expressサーバ、シンクライアント端末であるTC-Station、さらに仮想PC型シンクライアントシステムに向け独自開発した基盤ソフトウェア『VirtualPCCenter』(バーチャルPCセンター)など、総合力を背景にした 先進のクライアント統合が高く評価され、ソリューションパートナーとしてNECが選ばれました。
  その理由を社内情報システム部の塩谷部長は、次のように語ります。
  「シンクライアントシステムには、標準化されたアプリケーション構成で活用する画面転送型など他にも方式がありますが、楽天ではさまざまな利用者が、自分の業務にあったアプリケーションを柔軟に利用できる『仮想PC型』を高く評価しました。トータルコストの削減においても中長期的視点から、NECの提案が最も効果的であると判断しました。さらに、ハードウェアとソフトウェアの両方を、ワンストップで提供できるのもNECの強みですね」

『仮想PC型』シンクライアントシステムは、ビジネス機会を逃さず市場や環境へのスピーディな対応が可能

  この決定にいたる上では、イントラネット上で稼働する業務アプリケーションの動作について導入前に必ず事前検証を行うという、楽天様のこだわりがありました。NECでは、検証システムとして縮小モデルを楽天様のネットワーク上で実際に稼働させ、業務アプリケーションの動作実証だけでなく、1台のサーバで何台のPCを統合できるかというクライアントの集約率においてもすぐれた成果を実証。その費用対効果の高さとともに、運用性や信頼性においても高い成果を証明しました。
  楽天様が『仮想PC型』シンクライアントシステムを選んだ理由。それは、TCO削減やセキュリティ向上だけではありません。市場変化や競争激化が著しい今、企業にはつねに柔軟かつスピーディな対応が求められています。たとえば新たなビジネスモデルやサービスの提供の際に、新規PCの増設やシステムの準備に時間がかかっては、せっかくのビジネスチャンスに影響がでます。新規PCの増設もすばやく容易に行える『仮想PC型』なら、ビジネス機会を逃すことなくタイムリーな対応が実現できることも、大きな評価ポイントでした。

システム概要・導入効果・将来展望

『仮想PC型』シンクライアントシステム構築で統合管理によるTCO削減、ディスクレス端末によるセキュリティの向上、さらにはモビリティの向上による生産性のアップを同時に実現しました

『仮想PC型』シンクライアントシステム構築で統合管理によるTCO削減、ディスクレス端末によるセキュリティの向上、さらにはモビリティの向上による生産性のアップを同時に実現しました

  楽天様の『仮想PC型』シンクライアントシステムはネットワークの変更や、新たなソフトウェア開発の手間もなく、1ヶ月半という短期間で構築。2006年3月から、稼働がスタートしました。1STステージとして現在では、160台あまりのシンクライアント端末を導入して、それらを14台のサーバと2台のストレージ装置で統合。さまざまな業務に合わせてアプリケーションも従来のPC環境と同様、自由に活用しています。

楽天 シンクライアントシステム構成図

楽天 シンクライアントシステム構成図
(クリックすると拡大されます)

※ 詳細は「SEの視点から―システム構築のポイント」で紹介しています。

削減した運用コストや、負荷軽減から生まれた管理者のゆとりは、次のIT戦略に活用

  楽天様における導入効果は大きく3つ。その第1は、クライアント統合管理によるTCO削減です。
  「まずPCの新規導入の際、セットアップなどの手間が驚くほど減少しました。また、管理サーバから最大10,000台までのクライアントが一元的に管理できるので、運用工数や負荷も大幅に軽減。管理者の生産性も向上しています。また広域に分散したシステムにおいて運用レベルの均一化が実現できるとともに、PC運用環境において内部統制が図りやすくなったという利点もあります」と塩谷部長は語ります。 
  『仮想PC型』シンクライアントシステムの鍵を握るNECの基盤ソフトウェア『VirtualPCCenter』は、運用管理の効率化にも大きく貢献。すべてのクライアントの運用状況をリアルタイムで把握できるだけでなく、アプリケーションのバージョンアップやセキュリティパッチの適用などを、管理者側からクライアントへ一括して行うこともできます。
  第2の導入成果は、セキュリティの向上です。情報セキュリティ対策は今、企業のITガバナンスの主要課題として捉えられ、従来のような情報システム部門の課題から、企業のコンプライアンスに関わる問題として注目を集めています。ハードディスクを持たない専用端末を活用するシンクライアントシステムでは、情報をサーバ側で保有するため、万一不慮の事態が起こっても重要情報の流出が防止できます。その成果を藤本本部長は、次のように語ります。
  「いままで社内では、不慮の事態に備えてさまざまな対策を講じてきました。今後はディスクレスのシンクライアント端末のおかげで利用者はもちろん、管理者にとっても安心感がグンと高まりました。さまざまな情報を取り扱う上でセキュリティのリスクを減少させることは、企業の社会的責任(CSR)の向上にも貢献できると考えています」
  第3の導入効果として挙げられるのが、モビリティの向上です。
  『仮想PC型』シンクライアントシステムでは、社内のどのシンクライアント端末を使っても、IDやパスワードを打ち込めば自分専用のPC活用環境がただちに起動。たとえば自分のデスクの端末で作成したデスクトップ上の資料を、会議室や出張先の拠点などでそのまま活用することが可能です。
  「いつでも、どこでも快適なPC活用環境が実現できる『仮想PC型』は、社員ひとりひとりの生産性が上がります。一方で、社内のレイアウト変更も容易ですし、収容スタッフ数と設置デスク数の有効活用が図れるなど、企業にとってもさまざまなメリットも生まれます」と藤本本部長は期待を込めて語ります。

TCO削減など定量効果をもとに、今後は全社規模のクライアント統合も視野に

  楽天様では現在、1STステージの成果を踏まえ運用管理コストのさらなる低減を図るため、シンクライアントシステムの全社展開も検討中です。
  「ハードとソフトをワンストップで提供できるNECの総合力ときめ細かな対応力によって短期間で構築できたことや、稼働後の成果にも大きな満足を得ています。これからもソリューションパートナーとして、ミッションクリティカルな業務において真に生産性を高める新しい提案を期待しています」と塩谷部長。
  先進のIT企業楽天様で確かな実績を築いたNECは、これからも『仮想PC型』シンクライアントシステムのリーディングカンパニーとして、幅広い業種・企業に期待に応えていきます。

(2006年6月6日現在)
  1 | 2 システム構築のポイントへ>>
資料請求・お問い合わせ

ページの先頭へ戻る

Copyright NEC Corporation. All rights reserved.