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ホーム > ソリューション・サービス > 事例紹介 > 東邦薬品株式会社 様

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  医薬品卸売業の東邦薬品様は、企業グループによる連邦経営という独自の経営戦略をとり、順調に業務を拡大しています。業務拡大に伴い、処理すべきデータが急速な増大傾向にあることから、基幹システムの更新を決断。構築にあたっては、将来を見据えて2倍のデータ量を処理できるシステムとすることを目標としました。また、システムを共同利用するグループ会社にも使いやすいものとするため、オープンプラットフォームにCOBOL資産を移植するリホスティングによるマイグレーションの手法を選択。またマイグレーションを機に関西エリアにサイトを新設し、ディザスタリカバリ対策を実現しました。今後は、顧客サービス高度化の一環として、製造ロット単位での薬品のトレースが可能なトレーサビリティシステムなどの構築を進めていく予定です。

課題・目的

既存のCOBOL資産と人的資産を継承しつつ、増大化し続けるデータ処理への対応に向けオープンシステムへの移行を決定。併せて万一の災害時にも対応可能な強固なシステムへ

事業拡大と業務提携戦略実行に伴うデータ 量の増大に対応する新基幹システムへ

東邦薬品株式会社 システム・ロジスティックス本部 システム企画室 室長 中込 次雄 氏
東邦薬品株式会社
システム・ロジスティックス本部
システム企画室
室長
中込 次雄 氏

  東邦薬品様は、全国の医薬品流通企業との業務提携や資本提携を積極的に進め“共創未来グループ”という企業集団を形成。ユニークな連邦経営を実践しています。事業展開においては、あたかも1つの企業体であるかのように運営を行うため、情報システムをはじめとする事業インフラを共同利用しています。

  システム企画室 室長の中込氏は、経営戦略と情報システムについて次のように語ります。

  「医薬品業界は薬価が決まっているなど、さまざまな制約があります。そうした中で当社は、サービス高度化による差別化戦略実行のためのツールとしてITを活用しています。たとえば、業界に先駆けて医薬品の分割販売方式を採り入れました。調剤薬局を中心に会員を組織し、会員は専用端末を利用した24時間365日の発注が可能なシステムを導入しています。この方式は、お客様にとっては、少ないコストで品揃えを増やせるメリットがあります。すでに会員数も1万を超えるまでになってきました」

  こうした経営戦略にもとづく事業拡大と、全国各地域の提携企業の増加に伴い、処理するデータ量は増加の一途をたどり、今後も、さらなる顧客と情報量の増加が予想されることから、基幹システム更新の機運が高まってきました。更新にあたっては、提携している企業の利便性や安全性を重視しました。情報システム部長の桜井氏は、構想当時を次のように振り返ります。

  「データの処理量は現在の2倍にすることを目標としました。また、プラットフォームをメインフレームからオープンシステムに移行することで提携企業の利用しやすさを追求し、さらなる提携戦略の実行に対応できるようにしました。オープン化によりハード費用が低減されたため、よりシステムの安定稼動を実現するためディザスタリカバリ対策も行うことができました」

  具体的に東邦薬品様は、関西に新たなディザスタリカバリサイトを構築。東西両サイトによるディザスタリカバリ対策を実現しました。

既存資産を継承しつつ高負荷処理の 可能な基幹システムを構築

株式会社東邦システムサービス 取締役 情報システム部 部長 桜井 俊春 氏
株式会社東邦システムサービス
取締役
情報システム部
部長
桜井 俊春 氏

  東邦薬品様は、2004年4月より「200トランザクション/秒」「伝票出力42枚/秒」という高負荷処理実現を目標に、メインフレームからのマイグレーションプロジェクトならびにディザスタサイトの新規構築プロジェクトの開始を決めました。実施に当たっては、SIのパートナーにNECを選定。プラットフォームには高性能なNX7700i、iStorageといったハードウェアやデファクトスタンダード製品を中心としたベストオブブリードなソフトウェアを採用しました。

  「NECとの付き合いは長く、それだけに信頼感もありました。また、当社からはCOBOL資産と人的資産の2つの資産を継承したいという要望を出しましたが、マイグレーションSIの経験が豊富なことや既存の技術者が運用しやすいソフトウェアを持っていることから、最も当社の希望をかなえてくれそうな期待が持てました」と中込氏。

  「構築にあたり、とくにCOBOL資産に関しては、すべての機能が漏れなく継承でき、新システムで実現できるようにしたいという厳しい要求を出しました。プログラムの量が膨大なため、プロジェクトメンバーは苦労をしたようですが、最終的に底力を発揮してくれました。当社としては、本番稼動前に問題を残さないようにするため、基幹システムを利用する共創未来グループの企業も含め、入念な総合テストを行い、万全を期しました」と桜井氏。

  システムは2006年2月に本稼働を迎え、現在では安定稼働しています。

効果・将来の展望

ピーク時対応への十分な性能、システムダウンの局所化などの信頼感と安心感の獲得。グループ企業の利用のしやすさ、ディザスタ対応など経営戦略遂行上のメリットを享受。今後はトレーサビリティへの対応を実現。

今後の事業拡大に対応可能な 信頼感と安心感の高いシステムを実現

  新基幹システム稼働後のメリットについて桜井氏は次のように語ります。

  「今までは、データ処理のピーク時に性能が落ちることもありましたが、新基幹システムでは分散してデータ処理を行うため、その心配もありません。また、11万件もの口座数に対応する伝票枚数は膨大になりますが、出力を制御する帳票サーバーについても、十分な性能が得られました。これによって、目標とする2倍のデータ処理にも問題なく対応でき、今後の事業発展を支えることができそうです」

  「NX7700iの内部では、機能別にハードウェア区画を分けているため、万一ある区画がダウンしても他の区画で稼動中の業務へ影響が及びません。また、障害箇所の特定がしやすいシステムになっています。さらに、クラスタ構成を組んでいるため、各機能がダウンしてもフェイルオーバーによる業務の継続性を実現しています。したがって、システムを運用する立場として大きな安心材料になっています」と中込氏。

  提携するグループ企業について、桜井氏は「オープン化により、専用の端末エミュレータやプリンタを利用しなくて済むようになり、今まで以上に容易にシステムを利用できるようになりました。この点については、パートナーさん各社も非常に喜んでいます。これは、当社の企業戦略遂行上も大きなプラスになります」と、メリットを強調します。

  また、ディザスタリカバリに関して、 「西のサイトでは、ほぼリアルタイムのデータバックアップが行われているので、万が一のときも安心です。この点についても、お客様への良いアピール材料になります」(中込氏)

  東邦薬品様では、これからのシステムの展開について次のような構想を描いています。

  「卸売業として、今後は物流機能の強化特にトレーサビリティシステムの強化を計画しています。これは、マイグレーションに伴い、計画していた強化テーマであり、ITによる差別化戦略の一環です。またオープン環境を活かせるワークフローの導入や社内ポータルの充実・強化を進める予定です」と桜井氏。

  「今回のプロジェクトでは、信頼と要求に応えてくれました。NECはさまざまな情報を提供してくれますし、単なるベンダとしてではなく、ビジネスパートナーとしてこれからも付き合いたいと考えています」と中込氏は締めくくりました。

(2006年11月24日現在)
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