[NEC Corporation.]
平成12年3月17日

日本電気株式会社

「IA−64サーバ」に対応したエンジニアリング向けアプリケーションソフトウェアの拡充について


NECはこのたび、インテル社の新64ビットアーキテクチャ「IA−64」(注1)に対応した、エンジニアリング向けアプリケーションソフトウェアを拡充するための活動を開始することにいたしました。

このたびの活動は、NECの科学技術計算市場での競争力強化を実現するものであり、主な内容は以下の通りであります。

  1. スケーラブルサーバ「TX7シリーズ」に「IA−64」を採用したモデルを本年秋までに追加する計画である。このため、スーパーコンピュータ「SXシリーズ」や「TX7シリーズ」で稼働中のNEC製ソフトウェア「科学技術計算ライブラリASL」および「同統計機能ASLSTAT」を「IA−64」サーバに移植する。
    また、「IA−64」に準拠した「Intel ItaniumTMプロセッサ」(注2)を搭載可能とするワークステーションを開発し、本年中の製品化を目指す。開発中の「IA−64」ワークステーションでは、NECの高速3次元グラフィックスアクセラレータ「TE4シリーズ」の搭載を可能とし、ハイエンドCAD/CGや解析、シミュレーション、3次元可視化を行うビジュアライゼーション領域での利用を実現する。

  2. 独立系ソフトウェアベンダ(ISV)に対して、機械設計、電気設計、建築・土木設計、構造解析、流体解析、衝突解析、計算化学など、各社の「HP−UX」(注3)用ソフトウェアの「IA−64」サーバへの移植・最適化を働きかける。また、「IA−64」ワークステーション上で稼動するアプリケーションソフトについても移植や最適化をISVに働きかけていく。

このたび、NECが了解をとりつけたソフトウェアベンダ名とソフトウェア名は以下の通り。

NECでは、「IA−64」に準拠した最初のプロセッサ「Intel Itaniumプロセッサ」を最大16個搭載可能なサーバ(開発コード名「AzusA(あずさ)」)を開発中であり、昨年11月にはマイクロソフト社の基本ソフト(OS)「64ビットWindows」およびデータベースソフトウェア「64ビットSQL Server」の安定稼動に成功しております。

NECでは、こうした実績をふまえ、「IA−64」の普及を推進するため、アプリケーションソフトウェアの拡充をISVに対して継続的に働きかけてまいります。

以 上


(注1) IA-64:
米国インテル社とヒューレット・パッカード社が共同で開発した次世代のCPUアーキテクチャ。一括に処理できるデータやアドレスを64bitで表現できるので、現在の主力である32bitプログラムの約40億倍のデータやアドレスを取り扱うことが出来る。また、次世代のEPIC(Explicitly Parallel Instruction Computing)アーキテクチャにより、一度に実行できる演算が従来のCPUに比べ大幅に向上し、性能向上が見込まれる。
(注2) Itanium:
米国Intel社の商標。
(注3) HP-UX:
米国Hewlet-Packard Companyの登録商標。


  • 製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標。


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