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プレスリリース

平成12年6月26日

日本電気株式会社

SDメモリカードに対応した携帯オーディオ機器向け低消費電力DSPの発売

〜MP3およびAAC規格に準拠したミドルウェアも同時発売〜

[μPD77115]
オーディオデコーダ用DSP「μPD77115」

NECはこのたび、携帯オーディオ機器に最適な高速16ビット・ディジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を製品化し、「μPD77115」の名称で本年8月からサンプル出荷を開始いたします。

新製品の主な特長は、以下の通りであります。
(1) プログラマブルDSPとしては世界で初めて SDメモリカード (注1)・インタフェースを内蔵しているため、著作権保護機能に対応したセットを容易に実現できる。
(2) 内蔵メモリをすべてRAMで構成しているため、読み込むミドルウエアを入れ替えることによりMP3(MPEG1 Audio Layer3)やAAC(MPEG2 Advanced Audio Coding)をはじめとする複数のオーディオ圧縮規格に対応できる。

新製品の価格は、1万個受注時に1個800円となっており、生産規模としては、2001年1月以降、月産10万個以上を計画しております。

近年、爆発的なインターネットの普及にともなって、インターネットを介した音楽配信の動きが急速に盛り上がってきております。また、半導体メモリを使用したさまざまな小型携帯オーディオ再生装置も登場し、パソコンと手軽にデータのやり取りできること、小型軽量であること、などから、カセット・テープやCD、MDプレーヤに置き変わりつつあります。
従来これらの携帯オーディオ機器では、限られた電力、スペースの中で連続使用可能時間をより長く、そしてより軽くすることが望まれております。そのため、各構成部品の低消費電力化/小型化と部品点数の削減が求められております。また、現在のようにオーディオデータの圧縮規格が乱立している状況では、部品構成を変更せずに将来の新たな規格を含む複数の規格に対応できることが求められております。さらに、音楽データ配信サービスの普及に当たっては、著作権の保護も必須であり、著作権保護機能を内蔵したメモリカードへの対応も求められております。
新製品は、このような携帯型オーディオ・プレーヤを主要アプリケーションと想定し、オーディオ・デコーダに適したメモリ容量と携帯オーディオ機器に最適なインタフェースを内蔵しております。さらにNECは、主要なオーディオ・デコーダ規格に準拠したDSP用のミドルウェアを用意し、携帯オーディオ装置を容易に実現する環境を提供いたします。

新製品の主な特長は次の通りであります

1.SDメモリカード・インタフェースを内蔵
著作権保護機能のあるSDメモリカード・インタフェースをDSPとしていち早く内蔵している。これに加え、標準的なオーディオA/D、D/Aコンバータと接続できるシリアル・インタフェースを内蔵しているため、セットの装置の構成を簡素化し、小型軽量化と低消費電力化を実現できる。

2.複数のオーディオ圧縮規格に対応可能
メモリはすべてRAMとなっており、ミドルウェアを入れ替えることにより複数のコーデック規格への対応、さらに将来のミドルウェアのアップデートも可能となっている。

3.携帯オーディオ装置に対応した低消費電力設計
0.25μmプロセスを採用し、低消費電力回路設計により、平均約0.5mA/MHzという低消費電力を実現しており、MP3のデコード(ビットレート:128kbps、サンプリング周波数:44.1kHz)ならば約25mW(2.0V動作時)で実行できる。

なお、NECでは、「μPD77115」を用いたオーディオ・プレーヤの実現を容易にするため、MP3およびAAC規格に準拠したオーディオ復号化ミドルウェアも「μPD77115」と同時に発売いたします。
さらに本年秋以降、 Windows (注2) Media TM Audio、ATRAC3(Adaptive TRansform Acoustic Coding3)などの規格に対応した製品も順次製品化いたします。

NECでは、既に音声信号処理(音声コーデック、アコースチック・エコー・キャンセラ、音声認識、画像コーデック等)のDSP用ミドルウェアを用意しており、今後の携帯電話とオーディオ・プレーヤの複合機などといった領域に対しても、デバイス技術およびミドルウェア技術の両面から取り組んでまいります。

新製品の主な仕様につきましては、別紙をご参照ください。

以 上


(注1) SD(Secure Digital)メモリカード
松下電器産業株式会社、SanDisk Corporation、株式会社東芝が共同開発した半導体メモリカード。小型軽量(横24×縦32×厚さ2.1mm、重さ約1.5g)で書き換え可能なため、デジタルカメラやPDAなどの携帯端末の記憶媒体として急速に普及が見込まれている。また、高度な著作権保護機能を備えているため、インターネットなどで配信された音楽/画像データのストレージ媒体に適している。
(注2) Windows (R)95はMicrosoft (R)Windows (R)95 Operating Systemの略、Microsoft、WindowsはMicrosoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標および商標。Windows Mediaは、Microsoft Corporationの商標。

<この発表に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC半導体テクニカルホットライン

電話 : 044−435−9494(直通)
FAX : 044−435−9608
電子メール : s-info@saed.tmg.nec.co.jp
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