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プレスリリース

平成12年10月27日

日本電気株式会社
ターボリナックスジャパン株式会社

Linux搭載のIAサーバにおける大規模クラスタシステム実証試験に関する技術協力について


NEC(NECソリューションズ)とターボリナックス ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:小島 國照、以下ターボリナックス)はこのたび、平成13年度に技術研究組合 新情報処理開発機構(以下 RWCP ;注1)が実施を計画している大規模クラスタシステムの実証試験に関する技術協力を行うことで合意いたしました。

RWCPでは、既に本年9月にNECの「Express5800シリーズ」を利用した128CPUのクラスタシステムに対し、RWCPが開発した Linux (注2)対応のオープンソースのクラスタシステム用ソフト「SCore」(エスコア)の動作検証を行なっております。

今回の実証試験においては規模をさらに拡大し、Linuxを搭載した IA サーバ(注3)を相互接続し1000個規模のCPUで高速な並列処理を行う大規模クラスタシステムの性能向上や動作検証を行うものであり、ハードウェアプラットフォームとしてNECの「Express5800シリーズ」を、OSとしてターボリナックスの「 TurboLinux Server」(注4)の採用が見込まれております。

また、ターボリナックスは今後「TurboLinux Server」上で稼働する「SCore」の機能強化を行う予定であります。

NECとターボリナックスは、本年9月の動作確認実験に引き続き両社の関係を更に強化し、大規模クラスタシステムの性能向上や動作検証に対しても協力するとともに、今後のクラスタシステム市場の形成についても協力する予定であります。

技術協力の合意内容は次の通りであります。

1. プラットフォーム製品の供給

本実証試験のプラットフォームとして、NECはハードウェアとして「Express5800シリーズ」を、ターボリナックスはクラスタシステム用ソフト「SCore」が稼動する「TurboLinux Server」のカーネルをRWCPに対して供給する。

2. 性能評価および共同チューニングの実施

両社は「SCore」によるクラスタシステムの性能評価および性能向上を実現するため、RWCPに対してシステムの相互接続、チュー ニングなどに対する技術サポートを行い、システムの早期稼動に協力する。

なお、本年11月6日〜9日(米国時間)に米国ダラスで開催される「 SC2000 (注5)」のRWCPブースにおいて、本年9月に稼動したCPUを128個相互接続したクラスタシステムが展示され、稼動・実演される予定であります。

近年、オープンソースであるLinuxはサーバのOSプラットフォームとして注目されており、特に研究・教育機関において、オープンソースの性格上、研究を目的とした導入が積極的に行われております。

また、Linux搭載サーバにおいて、処理性能を向上するためのクラスタ技術が確立されつつあり、高速な並列処理を実現するためのプラットフォームとしてIAサーバを活用する研究が進んでおります。IAサーバによるクラスタシステムは、優れた価格性能比と高速な並列処理を実現可能であるため、バイオ分野における遺伝子やタンパク質の情報解析などでの活用が期待されております。

今回の技術協力は、このような動向に対応するものであります。

以 上


(注1) RWCPはReal World Computing Partnershipの略。
http://www.rwcp.or.jp/
(注2) Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標。
(注3) IAはインテル・アーキテクチャの略。
(注4) TurboLinuxは米国ターボリナックス社の登録商標。
(注5) SC2000はハイパフォーマンスコンピューティング技術に関する展示会。( http://www.sc2000.org/

<本件に関するユーザーから問い合わせ先>

NEC ワークステーション・サーバ販売推進本部
製品マーケティンググループ

電話 : 03−3798−9547


ターボリナックス ジャパン株式会社
プロダクトマーケティング:斎藤
電話 : 03−5766−1660


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