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プレスリリース

平成13年3月8日

日本電気株式会社

市場価値が高いSE等に対する新報酬制度の導入について

〜個人のマーケットバリューを反映した年俸を設定〜


NEC(NECソリューションズ)では、SI事業の中核を担うSEやコンサルタントの一層の能力向上と、これによるSIサービス事業の業績向上のため、極めて高い専門性を持ち、市場価値の高いSE等に対する新報酬制度(プロフェッショナルSE報酬体系)を平成13年4月から導入することといたしました。

新制度は、社内での業績・能力評価、公的資格の取得、社内外の専門家による面接審査等により、高い専門性を有すると判断されたSE等に対し、従来の全社共通の報酬制度と切り離し、個人のマーケットバリュー(個人の業績に対し顧客が認める価値、他社の同レベルのSEの報酬水準等)を反映した年俸設定を行うものであります。この新報酬制度の導入により、個人の専門性を市場から高く評価されるSEは、業績をより強く反映した報酬制度を適用されることとなり、高い業績を上げれば、従来の年収を大幅に上回る報酬を受けることが可能となります。

新制度の導入は、全社共通の職能資格制度に基づく月額給与等の固定部分と会社・部門・個人の業績に応じ支給される業績賞与とで構成され、相対評価をベースとする従来の報酬制度に、個別の役割におけるマーケットバリューという絶対的な評価尺度を導入する、という点で大きな変化をもたらすものであり、個別の事業領域における他社を凌ぐ人材育成・人材獲得の強化を可能とするものであります。

新報酬制度の概要は以下の通りであります。

  1. 専門性の認定

    NECソリューションズプロフェッショナル認定制度という、NECグループのSE等12千人(NEC3千人、関係会社9千人)全員を対象とした能力評価・育成制度において、専門性が高いと判断されるSE等にNSCP(NEC Solutions Certified Professional)という呼称を与え、上位から

    (1)上席プロフェッショナル
    (2)プロフェッショナル
    (3)スペシャリスト・システムインプリメンタ

    の三区分に認定する。

    認定は、全員に対して、

    • 公的資格、主要スキルの保有レベル等による能力評価
    • 業務内容、業績、業務遂行率等による業績評価
    を行い、

    上席プロフェッショナルに対しては、

    • 社外専門家及び役員による面接審査を経て、
    • 最終的に、カンパニー社長以下のプロフェッショナル審査・認定委員会
    にて、決定する。

    概要は別紙1の通り。

  2. 新報酬制度の対象者・報酬構成・水準等

    (1)対象者

    上席プロフェッショナルに認定された者全員と、プロフェッショナルに認定された者で新報酬制度適用を希望する者を新報酬制度の対象とする。
    当面は、関係会社は対象とせず、NECに在籍し、上席プロフェッショナル・プロフェッショナルと認定された者を対象とする。
    現在在籍する社員の資格認定は本年7月となる。

    (2)報酬の構成・水準

    月額給与の12カ月分となる基本年俸と、1年間の業務の難易度・業績により決定される業績年俸とで構成する。

    • 基本年俸

      新制度の対象者となった者は、基本給与に手当を加え、現在の月額給与の約10〜15%増の水準となる月額給与を支給される。

    • 業績年俸

      1年間の業績・業務の難易度により、決定する。
      上席プロフェッショナルは、0〜1200万円、プロフェッショナルは、0〜900万円の中で決定する。
      業績年俸は、期首に事業本部ごとに設置する評価委員会において、個々の対象者ごとに、目標・業績評価基準・達成度に応じた業績年俸額をあらかじめ設定し、期末に目標の達成度等の業績評価を行い、金額を確定する。

    上席プロフェッショナルに認定された者は、最高で基本年俸と業績年俸を合わせ、年収2000万円を越える水準となる。
    また、現在の報酬制度では、業績による変動部分が年収の約20%となっているが、新報酬制度は、高い業績を上げる者は、変動部分(業績年俸)が年収の半分以上となり、業績をより大きく反映した報酬制度となる。
    従来の報酬制度との関係は別紙2の通り。

インターネットソリューションプロバイダーを目指すNECにとって、SIサービス事業は重点事業領域であり、企業の事業戦略から情報システムのあり方を提案するシステムコンサルタントや、大規模プロジェクトのプロジェクトマネジメントを行うプロジェクトオーガナイザーなど個々のSEの力量が、個々のプロジェクトの成否にとどまらず企業の業績に大きく影響することから、他社を凌駕する優れた人材を育成・確保することが事業発展に不可欠な要素となっており、個々のSEの力量、業績により強くリンクした報酬制度が求められております。

従来、NECでは、NECソリューションズ、NECネットワークス、NECエレクトロンデバイスという3つの社内カンパニーの実に幅広い多様な事業を行う中、評価・報酬制度は、賞与への部門業績の反映をしてきたものの、全社一律の運用を行ってまいりました。しかしながら、NECが事業の選択と集中を進め、各事業領域の専業のコンペチターとの競争に打ち勝つためには、各事業の特性に対応しうる人事制度が必要となっており、今回、SE向けの新報酬制度を導入することとしたものであります。

NECでは、すでに、管理職層の報酬制度に関し、個々の社員の役割や貢献度の大きさをベースとした年俸制への移行の検討を開始しておりますが、役割や貢献度の評価基準として個人のマーケットバリューを反映する方向で検討を進めており、今回の新報酬制度の導入もこの趣旨に則ったものであります。

NEC(NECソリューションズ)では、今後、新報酬制度の対象を営業等の他職種へも拡大していく予定であります。

以 上


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>

NEC NECソリューションズ人事部

電話 : 03−3798−1583

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