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プレスリリース



NEC・富士重工業の共同出資による自動車用電池開発会社の設立について
〜自動車用マンガン系リチウムイオン組電池の開発〜

2002年05月14日

日本電気株式会社
富士重工業株式会社

日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西垣 浩司、以下NEC)と富士重工業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼執行役員:竹中 恭二、以下富士重)は、このたび自動車用マンガン系リチウムイオン組電池を共同で開発するため、企画・開発会社として「NECラミリオンエナジー株式会社」を設立することに合意いたしました。

新会社は、資本金が4.9億円(出資比率:NEC51%、富士重49%)、従業員数が21名(NECより出向12名、富士重より出向9名で発足)、所在地は神奈川県川崎市、5月20日の設立を予定しております。

新会社の主な事業内容は次の通りです。

  1. 自動車用マンガン系リチウムイオン組電池の開発

  2. 同組電池のサンプル試作製造、量産試作製造、ならびに自動車メーカー各社への提供

  3. 同組電池用ラミネート型素電池(電池セル)の改良

新会社は、NECが開発したラミネート型マンガン系リチウムイオン電池セル技術と富士重が持つ自動車用組電池技術を融合させることにより、国際的にデファクト・スタンダードとなり得る自動車用二次電池の開発を目指します。新会社は、国内外の自動車メーカーにこの組電池を幅広く提供していくことを目指しております。これらの活動を通して、自動車用組電池としての実用性を実証するとともに組電池量産技術を開発し、今後3年以内に事業化に対する新しい枠組みを検討します。

地球環境問題から、自動車には燃費向上・排ガス削減が必須であり、その動力源として内燃機関(エンジン)に加え、モーター駆動を導入する方式が検討されています。現在、自動車メーカー各社は、ガソリンエンジンとモーターを組合せたハイブリッド車や電気自動車、さらには燃料電池車の開発に力を注いでおります。このような開発において、大きな課題となっているのが二次電池(充電可能な電池)技術であり、自動車本来の性能を引き出すためには、現状よりも大幅に薄型、軽量、高性能、かつ安価な二次電池が求められております。
また先進諸国ではハイブリッド自動車の開発が活発化しており、近い将来には本格的な立ち上がりが期待され、大きな市場を形成すると見られています。

NECは、既に安全性の高いマンガン系リチウムイオン電池セルを小型・携帯機器用に実用化すると共に、軽量性に秀でたラミネート封止技術を開発しています。ラミネート型マンガン系リチウムイオン電池は、現在普及しているニッケル水素電池に比べて、パワー密度が大きい、小型軽量化が可能、発熱が少ない、などの特長を有しています。NECでは、この技術は自動車用二次電池への適用が可能と判断し、この技術を完成させるために、自動車用組電池技術を有する富士重とともに実用化を目指し、新会社を設立することにいたしました。

富士重は、電池セルを直列に接続し繰り返し充放電を行うと必ず発生する、セル間のアンバランス電圧を高精度に収束、解消させる電池セルバランスコントロール技術*と、電池診断回路技術をコア技術として保有しています。これらの技術の採用により、従来技術ではフル充電状態でしかバランスを取れなかったものが任意の電圧でバランスできること、組電池を小型化できること、長寿命化が保証できることやメンテナンスコストが低減できることなどがメリットとしてあげられます。 富士重では、これらの技術をNECの電池セルと組み合わすことにより、より高度な自動車用組電池の開発が可能になると判断し、新会社を設立することに致しました。

* 長野日本無線株式会社(本社:長野県長野市、代表取締役社長:石川 幸雄)との共同開発

NECラミリオンエナジーは、国際的に競争力を持つ自動車用二次電池を実現するために、積極的な活動を展開してまいります。

新会社の概要につきましては下記をご参照ください。

【NEC・富士重共同出資による新会社「NECラミリオンエナジー」の概要】

社名 : NECラミリオンエナジー株式会社
事業目的 : 自動車用マンガン系リチウムイオン組電池の企画・開発
本店所在地 : 神奈川県川崎市宮前区(NECラボラトリーズ内)
代表者 : 内海 和明(現NEC研究企画部エクゼクティブエキスパート)
資本金 : 4.9億円(出資比率:NEC 51%、富士重 49%)
設立時期 : 2002年5月20日設立予定
従業員数 : 21名(NECから12名、富士重から9名出向)
開発拠点 : 神奈川県川崎市(NECラボラトリーズ内)
東京都三鷹市(富士重技術研究所内)

以上


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