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NECがNRIデータサービスやEMCと共同で災害時のデータ保全や早期の業務復旧を可能とする「ディザスタリカバリ」に関する基盤実証実験を開始
〜実証実験の成果を「ディザスタリカバリサービス」の提供に向け活用〜

2002年11月27日

日本電気株式会社

NEC(NECソリューションズ)はこのたび、NRIデータサービス株式会社(本社:横浜市保土ヶ谷区、代表取締役社長:大野 健、以下 NRIデータサービス)およびイーエムシー ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:スティーブン・フィッツ、以下 EMC)と共同で、遠隔地間でのネットワークを利用したデータ転送により、災害時のデータ保全や早期の業務復旧を可能とする「ディザスタリカバリ(DR)」に関する基盤実証実験を行なうことにいたしました。実証実験は本年12月末までの実施を予定しております。

このたびの実証実験は、企業の基幹系システムに相当する規模のシステムについて、同期転送・非同期転送・順序保証転送(注1)など様々なDR方式の運用手順、性能、コストなどを検証するものであります。また、データ転送実行時のネットワーク障害やマスター側ディスク障害など、各DR方式について故意に障害を発生させ、その復旧の方法や手順などを検証するものであります。

NECでは、このたびの実証実験から得た検証データや導入・運用ノウハウなどを、災害発生前のどの時点までのデータを復旧するかを示す「リカバリポイント目標」と、業務再開までに必要な時間「リカバリ時間」を保障するDRサービスとして提供することを検討してまいります。また、通信インフラや銀行の勘定系システムなどの社会基盤システムをはじめ、24時間365日の業務運用を可能とする「オープンミッションクリティカルソリューション」を実現する要素の1つとして活用してまいります。

このたびの実証実験は、NECの「iBestSolutions Center(アイベストソリューションズセンター)」(東京都港区)、NRIデータサービスの「横浜データセンター」(神奈川県横浜市)および「大阪データセンター」(大阪府大阪市)、KVHテレコムの「KVH赤坂データセンター」(東京都港区)の4拠点を相互にIP専用線などで接続して実施いたします。また、実験機器として、NECのSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)対応ストレージ製品「iStorage S4100(アイストレージ S4100)」、汎用コンピュータ「パラレルACOS i-PX7600」、UNIXサーバ「NX7000」、およびEMCのストレージシステム「Symmetrix(シンメトリックス)」などを設置いたします。

このたびの実証実験の主な内容は以下の通りであります。

  1. 様々なDR方式の運用手順、性能、コストなどの検証

    企業の基幹系システムに相当する規模のシステムについて、同期転送・非同期転送・順序保証転送など様々なDR方式の運用手順、性能、コストなどを検証する。また、3拠点を活用し、同期転送と非同期転送を組み合わせてDRを行なう「三点方式」(注2)の検証を「iStorage S4100」を利用して行なう。

  2. 様々なデータ複製ソフトウェアを活用したDR性能を検証

    「iStorage」向けデータ複製ソフトウェア「RemoteDataReplication(リモート・データ・レプリケーション)」や、「Symmetrix」向けデータ複製ソフトウェア「SRDF」を活用したDR方式の性能や運用手順、コストなどの検証を行なう。また、日本オラクル株式会社やベリタスソフトウェア株式会社の協力を得て、「Oracle Data Guard(オラクル データ ガード)」や「VERITAS Volume Replicator(ベリタス ボリューム レプリケーター)」など様々なストレージ機種に対応したサーバ向けデータ複製ソフトウェアを活用したDRディザスタリカバリの検証もあわせて行なう。
    様々なDR方式を検証することにより、NECではユーザ企業のニーズや予算に対応したDRサービスの提供を実現する。

  3. 災害・障害時の復旧方法や手順の検証

    各DR方式について擬似的な災害を発生させ、遠隔地での業務再開の方法や手順を検証する。また、データ転送実行時のネットワーク障害やマスター側ディスク障害など、データ転送運用中の障害を故意に発生させて、その復旧の方法や手順などを検証する。これにより、災害・障害時の早期の業務復旧を可能とする運用ノウハウを蓄積する。

また、このたびの実証実験におけるIP専用線やネットワーク機器の提供などについて、KVHテレコム株式会社、株式会社パワードコム、住商エレクトロニクス株式会社、東京エレクトロン株式会社、株式会社ネットマークスからの協力を得ております。

近年、企業におけるIT導入の進展・拡大にともない、サーバが取り扱うデータ量も大幅に増大し、データ格納庫としてストレージ製品の重要性が高まっております。また、専用線価格の低価格化が進み、遠隔地間でのDR体制の構築が容易になりつつあることから、災害時などに備えた遠隔地間でのデータ管理に対するニーズも高まっております。

NECでは、こうした市場ニーズに対応し、各ユーザ企業に最適なデータバックアップ環境の提供や、早期の障害復旧を実現するため、このたびの実証実験をNRIデータサービス、EMCおよび関連する協力企業各社と行なうことにいたしました。

NECでは、このたびの実証実験の概要紹介を、11月27日〜29日に開催される「STORAGE NETWORKING WORLD/Tokyo 2002」(東京国際フォーラム)および12月11日〜13日に開催する「iEXPO2002」(東京ビッグサイト)において実施いたします。

このたびの実証実験の概要につきましては、別紙をご参照ください。

以上


(注) KVHテレコム株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長:ラケッシュ・バシン)
住商エレクトロニクス株式会社
(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿部 康行)
東京エレクトロン株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長:東 哲郎)
日本オラクル株式会社
(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:新宅 正明)
株式会社ネットマークス
(本社:東京都港区、代表取締役社長:長尾 多一郎)
株式会社パワードコム
(本社:東京都中央区、取締役社長:種市 健)
ベリタスソフトウェア株式会社
(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上村 美喜男)
  (50音順)

(注1) 同期転送:
    オリジナルシステムのデータ更新と同期を取り遠隔地へのデータ転送を行なう方式。データ転送中の障害によるデータ損失を防止可能だが、伝送距離により処理の遅延が発生する。
  非同期転送:
    オリジナルシステムのデータ更新と同期を取らず遠隔地へのデータ転送を行なう方式。伝送距離による処理の遅延はないが、データ転送中の障害によるデータ損失が発生する。
  順序保障転送:
    データ更新の順序を保証した非同期転送を行なう方式。非同期転送と同様、データ転送中の障害によるデータ損失が発生するものの、データの一貫性は保たれる。
(注2) 「三点方式」:
    3拠点を活用し、同期転送と非同期転送を組み合わせてDRを行なう方式。「三点方式」を活用することにより、同期転送の特長であるデータ転送中の障害によるデータ損失防止と、非同期転送の特長であるストレージの処理性能の低下防止を共に可能とした遠隔地間でのDRを実現することができる。

<本件に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC ITプロダクト事業部 越田

電話: (03)3798-8216
e-mail: m-koshida@cb.jp.nec.com

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