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プレスリリース



並列Linuxクラスタ用ジョブ運用管理ソフト「HyperClusterEngine」の発売について

2003年05月28日

日本電気株式会社

NECはこのたび、基本ソフト(OS)としてLinux(注1)を搭載したIA(注2)サーバ「Express5800シリーズ」をネットワークで複数台接続し、高速な並列計算を実行可能とする並列Linuxクラスタシステム「Express5800/Parallel PC-Cluster」において、カナダ・プラットフォームコンピューティング社のジョブ運用管理ソフト「LSF」(注3)をベースにシステムの耐障害対応機能などを独自に追加した並列Linuxクラスタシステム用ミドルウェア2種を製品化し、「HyperClusterEngine(ハイパークラスタエンジン)」および16台以下の小規模システム用ミドルウェア「HyperClusterEngine Lite」の名称で製品化し、本日より販売活動を開始いたしました。
また両製品において並列処理をより簡易に行なうことのできるパラレルオプションを併せて製品化し、本日より販売活動を開始いたしました。

新製品2種の特長は次の通りであります。

  1. フェイルオーバー機能を実現

    複数のコンピュータ(ノード)から構成される並列Linuxクラスタシステムにおいて、いずれかのノードに障害が発生し処理が停止した場合、あらかじめシステム内に配備された予備ノードをシステムに組み込んだうえで、並列処理を自動的に再開し計算を終了するフェイルオーバー機能を備えている。
    本機能は並列Linuxクラスタシステムとしては業界に先駆けて自律コンピューティングを実現する機能であり、これにより、システムの利用者は個々のノードの障害を意識することなく、並列処理の結果を得ることができる。

  2. 高速でかつきめ細かなジョブ運用管理を実現

    新製品は、経済産業省のリアルワールドコンピューティングプロジェクトを推進する技術研究組合 新情報処理開発機構(RWCP;注4)が開発した並列Linuxクラスタシステム構築用ソフトウェア「SCore(エスコア)」と連携することにより、高速な並列処理を可能としている。
    また「LSF」の有する優先順位の設定を柔軟に行なうジョブスケジューリング機能やユーザの使用した時間に対し課金を行なう機能などにより細かいジョブ運用管理が可能になっている。

  3. 簡便な操作性を実現

    Webブラウザなどの汎用性にすぐれた簡便なインターフェースを利用して、並列Linuxクラスタシステムを構成する複数のノードに対し、あたかも1台のコンピュータに対して操作をするイメージで並列処理の実行開始、計算結果の表示などを行なうことを可能としている。
    これにより、これまで並列Linuxクラスタシステムを利用したことのない利用者も容易に同システムを利用することを可能としている。

新製品の標準価格ならびに出荷時期は以下の通りであります。

製品名 標準価格 出荷時期 備考
HyperClusterEngine 6万3千円 6月13日 1CPUライセンス
5万8千円 1CPU追加ライセンス
HyperClusterEngine
パラレルオプション付き
9万2千円 1CPUライセンス
8万7千円 1CPU追加ライセンス
HyperClusterEngine Lite 3万1千円 1CPUライセンス
2万8千円 1CPU追加ライセンス
HyperClusterEngine Lite
パラレルオプション付き
4万7千円 1CPUライセンス
4万2千円 1CPU追加ライセンス


近年、並列Linuxクラスタシステムは、優れたコストパフォーマンスや対応アプリケーションの拡大を背景に、特に自動車製造業を中心とした製造業において、開発リードタイムの短縮やコストダウンを目的として、構造解析、衝突解析、流体解析などを行う各種シミュレーションシステムとしてさかんに導入が進んでおります。

このような市場の動向に対応するため、NECではこれまで並列Linuxクラスタシステム上で稼動する製造業向けのアプリケーションとして、衝突解析ソフト「LS-DYNA」(注5)や構造解析ソフト「ADVENTURE Cluster」(注6)などをはじめとして、10本の市販アプリケーションの動作を確認しております。
また、このような市場からは、耐障害機能の向上や、高い処理性能、および複数のコンピュータをあたかも一つのシステムとして利用可能とする簡便な操作性などの運用性の向上を求める声が強くなっております。

今回の新製品はこのような市場ニーズに対応するものであります。

今後もNECでは新製品を、製造業を中心とした民間企業向け並列Linuxクラスタシステムのソリューションとして積極的に強化を行なう予定であり、今回の新製品の機能強化として、さらに高速なノード間通信を実現可能とする「MPI-2」(注7)のサポートを行なうなど、積極的な販売を行う予定であります。

新製品の主な概要は別紙をご参照ください。

以上


(注1) Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標。
(注2) IAは、インテル・アーキテクチャの略。
(注3) LSF は、Platform Computing Corporation の米国およびその他の国における登録商標。
(注4) RWCP は、Real World Computing Partnership の略。
(注5) LS-DYNAは、Livermore Software Technology Corporationの商標。
(注6) ADVENTURE Clusterは、アライドエンジニアリング株式会社の商標。
(注7) MPI(Message Passing Interface) は、Message Passing Interface Forumによって作成された、分散メモリ環境向けのプログラムを記述するための標準。

<本件に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC クライアント・サーバ販売推進本部

電話: (03)3456-1246


<「Express5800/Parallel PC-Cluster」に関する情報提供>

「8番街」

http://nec8.com

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