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プレスリリース



国内初のオープン勘定系システム「BankingWeb21」が八千代銀行で稼動
〜 最先端の「オープンミッションクリティカルシステム」の実現 〜

2003年06月10日

日本電気株式会社

NECが平成12年10月に製品化した、金融機関向けオープン勘定系システム「BankingWeb21(バンキングウェブ21)」がこのほど、八千代銀行(本店:東京都新宿区、頭取:藤山智昭)において本格稼動を開始いたしました。
日本の銀行においてUNIX(注1)を全面的に採用したオープン勘定系システムが稼動するのは今回が初めてのことであります。

「BankingWeb21」は、金融機関における勘定系システムの導入コストを、従来に比べ30%以上削減することを狙うと同時に、24時間365日の運用を前提とした最高レベルの信頼性と安定稼動を実現したNECの戦略製品であり、各金融機関独自の経営戦略や差別化戦略に基づくカスタマイズが可能な次世代の勘定系システムであります。

NECでは現在、全社を挙げて「オープンミッションクリティカルシステム(OMCS)」の提供を推進しており、金融機関向けOMCSソリューションである「BankingWeb21」の稼動実績をベースに、今後ますます多くのお客様に対して積極的な販売活動を展開して参ります。

「BankingWeb21」は、(1)戦略的グローバルパートナーとの共同開発体制、および高度なミッションクリティカル性を実現するサポート体制の確立や、(2)世界4カ国(日本、米国、中国、インド)での開発体制によるコストダウン、(3)NECがメインフレーム開発で培った様々な先進のテクノロジーを採用したこと、などによって実現されたものであり、各々の概要は以下の通りであります。

(1) グローバル・スタンダード・ベンダーとの戦略的提携の確立
Hewlett-Packard Company(Chairman and CEO:Carly S.Fiorina、本社:カリフォルニア州パロアルト)、Oracle Corporation(Chairman and CEO:Lawrence J.Ellison、本社:カリフォルニア州レッドウッドショアズ)、BEA Systems,Inc(Chairman and CEO:Alfred S.Chuang、本社:カリフォルニア州サンノゼ)の3社と、平成11年7月に戦略的提携関係「GBSソリューションアライアンス」を確立した。これに基づき、各社の持つ世界で高いシェアを誇るグローバルスタンダード製品に関する技術連携を実現した。「BankingWeb21」の基幹システム向け技術を共同開発するとともに、稼動後の安定運用を維持するためのサポートについても緊密に連携することで、24時間365日のノンストップサービスを支える高度なミッションクリティカル性を実現している

(2) 世界4カ国での効率的な開発推進体制
「BankingWeb21」の開発にあたっては、日本・米国・インド・中国の4拠点を連携して行ったことにより、スキルの高いエンジニアを効率的に活用し、開発期間の短縮化とシステム開発コストの極小化を実現している。

(3) 様々な先進テクノロジーの採用
  (a) 大規模OMCSシステムの運用を可能とする先進のミドルウェア「OpenDiosa」の採用
旧住友銀行の勘定系システム構築プロジェクトにおいて開発したミドルウェア「DIOSA/PX」をベースに、オープンシステムによる大規模・高信頼性・高トラフィックの基幹システムにおける安定稼動を支える分散型ミドルウェア「OpenDiosa」(注2)を採用している。
     
  (b) 機能別に分散したサーバを有機的に統合する「HUB&NET」技術の採用
機能別に配置されたサーバを、利用者が意識することなくネットワークを介して統合的に利用できる「統合HUB技術」により、「BankingWeb21」以外のITシステム資産とも連携した統合サービスが可能となる。また、既存資産を活用しながら段階的なシステム統合が可能であるため、大規模なシステム統合についても短期間に、かつ確実に実現することができる。
     
  (c) 先進のオブジェクト指向技術の採用
オブジェクト指向技術の採用により、ソフトウェアの再利用性を向上していることから、目的に応じたアプリケーションの拡張が容易に実施できる。
これにより、金融商品の追加や変更などに柔軟な対応が可能となり、利用社の利便性を向上させることができる。
     
  (d) 高信頼性・高可用性を実現する無停止技術の採用
フェイルセーフ思想に基づき、システムの部分停止が発生した場合にも全体の業務を止めない稼動環境を実現している。また、「GBSソリューションアライアンス」の開発成果である、障害発生時に30秒でデータベースサーバをバックアップサーバに切り替える「超高速ホットスタンバイ機能」を採用するなど、メインフレームと同等以上の性能を実現している。


「BankingWeb21」は、このような技術により実現した次世代のオープン勘定系システムであり、NECではこれまで八千代銀行のほか愛媛銀行・びわこ銀行・トマト銀行・大東銀行・東日本銀行・大光銀行・高知銀行・三重銀行(注3)からの受注が決定するなど、市場から高い評価を得ております。

また、NECでは「BankingWeb21」に関して、システム維持コストを削減するためのソリューションとして、「NEC西日本アウトソーシングセンター(金融)」、「NEC東日本アウトソーシングセンター(金融)」の2センターを設置し、勘定系を含めた金融システムのアウトソーシングサービスも提供しております。

このほど本格稼動を開始した八千代銀行の新システムは、「BankingWeb21」を全面的に採用しており、預金・融資・為替・日計等、銀行におけるサービス業務の根幹を司る「勘定系システム」や対外接続のための「対外接続システム」などにより構成されるミッションクリティカルシステムであります。様々な業務プログラムをシステム上の処理目的に応じて複数のサーバで分散処理していることや、全ての業務プログラムを部品化して構成していることなどにより、高度な信頼性を有すると同時に業務拡張時における優れたシステム柔軟性を実現しております。

NECでは、このたび八千代銀行のオープン勘定系システムが稼動したことにより、今後は全ての業界においてオープン技術による基幹系システムの構築が行われていくものと考えており、これまでに培った豊富なノウハウをベースに「オープンミッションクリティカルシステム」構築の牽引役として、より多くのお客様に信頼性の高いソリューションを提供して参ります。

八千代銀行のシステム概要については別紙をご参照下さい。

以上


(注1) UNIXは、The Open Groupの米国ならびにその他の国における登録商標です。
(注2) 「OpenDiosa」は、自律的なシステム復旧や業務レベルでの負荷分散機能を実現する業務構築運用基盤ソフトウェアです。本年2月に「VALUMOウェア」として体系化され、Javaに対応した「MCOne」とともに「DiosaGlobe」の名称で販売しています。
(注3)
愛媛銀行 (本店:愛媛県松山市、頭取:一色 哲昭)
びわこ銀行 (本店:滋賀県大津市、頭取:長尾 卯)
トマト銀行 (本店:岡山県岡山市、社長:吉田 忠明)
大東銀行 (本店:福島県郡山市、頭取:蓮佛 宗宏)
東日本銀行 (本店:東京都中央区、頭取:鏡味 徳房)
大光銀行 (本店:新潟県長岡市、頭取:杉田 昌久)
高知銀行 (本店:高知県高知市、頭取:岡内 紀雄)
三重銀行 (本店:三重県四日市市、頭取:齋藤 彰一)

<本件に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC 第二金融ソリューション事業部 第一営業部

電話: (03)3456-7585

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