NECは、本年10月1日からメーカに義務化される家庭で使用済みとなったパソコンの回収・再資源化に対応し、10月1日より前に販売したNEC製パソコンの回収・再資源化料金を決定いたしました。
あわせて、10月1日から電話及びWebによる使用済みパソコンの回収申し込み窓口を開設することとし、これにより、ユーザの回収申し込みから再資源化までの仕組みを確立いたしました。
なお、このたびの取り組みは、本年10月1日から改正施行される「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)」(注1)に対応したものであり、回収の仕組みは、社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)が「日本郵政公社」と提携して構築した家庭系パソコンの回収システムを利用するものであります。
- 対象品と回収・再資源化料金
NECが回収する本年10月1日より前に販売したNEC製パソコンの種類及び回収・再資源化料金は以下の表の通りであります(注2)。
回収対象品(注3) |
回収・再資源化料金(注4) |
・デスクトップパソコン本体
・ノートパソコン
・液晶ディスプレイ
・液晶ディスプレイ一体型パソコン |
各3000円(税別) |
・CRTディスプレイ
・CRT一体型パソコン |
各4000円(税別) |
なお、10月1日以降にNECが販売するパソコン新商品(VALUESTAR/LaVie)には、JEITAが定めるPCリサイクルマーク(注5)を製造銘板に印刷又はシールとして貼り、新たな料金負担なしで回収いたします。
- パソコン回収の流れ
まず、ユーザは回収の申し込みをNECに行います。NECは、「121コンタクトセンター(121CC)」による電話申し込みおよび「121ware.com」によるWebからの申し込みの2通りの申し込み窓口を用意いたします。
次に、ユーザは、申し込み完了後に郵送される「回収・再資源化料金振込用紙」にもとづき、郵便局/コンビニエンスストア(注6)で料金を支払います。また、121ware.comから申し込んだ場合は、クレジットカードによる決済も可能です。
さらに、料金の振り込み4、5日後に届く専用の「ゆうパック輸送伝票」を、梱包した回収対象商品(注7)に貼り、最寄りの郵便局に持ち込むか、戸口での回収を依頼します(注8)。なお、戸口回収の場合でも、追加の郵送費は発生せず郵便局への持ち込みと同額料金になります。
また、回収した商品は、全国数カ所のリサイクル施設で、データ消去や部材別解体など適切な再資源化処理を実施いたします。
NECでは、このたびの省令改正にともなう回収・再資源化の取り組みに積極的に参画することにより、資源循環型社会に対応し、地球環境への負荷軽減に貢献するものであります。
(注1) |
資源有効利用促進法の省令改正は、4月7日。施行は10月1日。 |
(注2) |
ビジネス向けパソコンには、PCリサイクルマークを貼らないため対象外。 |
(注3) |
パソコン購入時に含まれる付属品以外の周辺機器等は対象外。 |
(注4) |
ゆうパック規定外(20Kg超など)の運送となる場合は、別途料金が必要。 |
(注5) |
回収・再資源化料金を上乗せした商品であることを示すマーク。個人向けパソコン(VALUESTAR/LaVie)の製造銘板に印刷、又はシールとして貼付。10月1日より前にNECが出荷し、販売店が店頭在庫として保有しているPCには、PCリサイクルマークが貼られておらず、使用済み廃棄時には別途、回収・再資源化料金が必要。 |
(注6) |
コンビニは以下17チェーン。
(1)セブン・イレブン(2)ローソン(3)ファミリーマート(4)am/pm(5)デイリーヤマザキ(6)ヤマザキデイリーストア(7)サンエブリー(8)サークルK(9)サンクス(10)ミニストップ(11)スリーエフ(12)セーブオン(13)ポプラ(14)ココストア(15)セイコーマート(北海道、茨城県のみ)(16)HOT SPAR(関東、東北、沖縄のみ)(17)コミュニティ・ストア |
(注7) |
輸送伝票の到着日数は、離島を除く。ユーザ自ら梱包することが必要。 |
(注8) |
戸口回収の場合、輸送伝票に記載されている郵便局に連絡して、ユーザの引き取り希望日を選択。 |
<本件に関するお客様からの問い合わせ先>
NEC 121コンタクトセンター
電話番号: フリーコール 0120-977-121
受付時間: 9:00〜17:00(祝日を除く)
※携帯電話、PHSなどフリーコールをご利用いただけない場合は、
03-3768-2337