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プレスリリース



放送・音声通話・データ通信の三波長多重を実現する「トータル光アクセスシステム」の発売について
〜PON技術により、経済的なブロードバンドインフラ構築を実現可能〜

2003年07月15日

日本電気株式会社
NECマグナスコミュニケーションズ株式会社
「NBS-100シリーズ」 「NHE-OPTII」
「NBS-100シリーズ」 「NHE-OPTII」

NECおよびNECマグナスコミュニケーションズ(本社:東京都港区、社長:日比野雅夫)はこのたび、NECの光アクセス装置「SpectralWave ME1600システム」とNECマグナスコミュニケーションズの「映像分配システム」の連携を図ることで、放送・音声通話(VoIP)・データ通信の三波長多重を実現する「トータル光アクセスシステム」を製品化し、本日から販売活動を開始いたしました。

このたびの「トータル光アクセスシステム」は、WDM(波長多重)技術およびPON(Passive Optical Network、注1)技術を活用しており、通信事業者やCATV事業者に対して、放送・音声通話・データ通信のトータルサービスに対応したブロードバンドインフラの経済的かつ柔軟な構築を実現可能とするものであります。
NECでは、本システムの提供により、FTTH(注2)サービスの拡大、デジタル放送対応を含めたCATV網の光化、「e-Japan基本戦略II」に基づく地域情報化のさらなる促進などに貢献してまいります。

「トータル光アクセスシステム」の主な特長は以下のとおりであります。

  1. 放送・音声通話・データ通信のトータルサービスを実現可能

    NECの光アクセス装置「SpectralWave ME1600」のB-PON機能(注1)とNECマグナスコミュニケーションズの「映像分配システム」の連携を図ることで、放送サービスとVoIPによる音声通話、インターネットサービスによるデータ通信をトータルに提供可能とする光アクセスシステムの構築を実現可能としている。

  2. 経済的なブロードバンドインフラの構築・運用を実現可能

    三波長配置(ITU-T G.983.3準拠)による光多重方式およびPON技術の活用により、通信事業者においては既存のIPバックボーンネットワークの大容量化や再構築を行なうことなく、またCATV事業者においては既存のCATV網の光化を行う際に、放送・音声通話・データ通信のトータルサービスに対応したブロードバンドインフラの経済的かつ柔軟な構築を実現することができる。
    また、「SpectralWave ME1600」と加入者端末「SpectralWave ME100-R-PON」間での自動起動(plug and play)の実現により、センター側の設定と加入者側の開通設定をそれぞれ行なうことを可能とし、開通作業の工数削減を実現することができる。

  3. 安定的なサービス品質と信頼性の高いサービス提供を実現可能

    「SpectralWave ME1600」では、DBA(Dynamic bandwidth assignment:動的帯域制御、ITU-T G.983.4に準拠)機能をNEC独自方式で実現しており、各ユーザへの上り帯域の有効かつ公平な割り当てを可能としている。また「ME1600」では、加入者端末「ME100-R-PON」ごとに設定した固定帯域を確保可能としており、リアルタイム性が要求されるVoIPによる電話サービスに対応したネットワーク構築が容易である。ライブ放送サービスなどでは、放送をデータサービスとは別波長で送信するため、安定的なサービス品質を確保することができる。
    さらに、加入者端末の電源断通知、加入者インタフェースの状態通知、PON伝送路の監視などの保守監視機能を有しており、信頼性の高いサービス提供を実現することができる。

このたびの「トータル光アクセスシステム」出荷開始時期は本年11月1日の予定であります。NECでは、7月23〜25日の間、ケーブルテレビの最新動向を幅広く多角的に紹介する展示会「ケーブルテレビ2003」(東京ビッグサイト)において、本システムの実機によるデモを実施するなど、積極的な販売活動を推進してまいります。これにより、今後5年間で1000システムの販売を見込んでおります。

昨今、ブロードバンド環境の普及が着実に進展する中、放送・音声通話・データ通信のトータルサービスを提供する通信事業者やCATV事業者が増加しております。NECおよびNECマグナスコミュニケーションズでは、こうした動きをふまえ、より経済的かつ柔軟な光アクセスシステム構築を実現するため、「トータル光アクセスシステム」を提供することにいたしました。

NECでは、各種業務・業種向け情報システムと通信ネットワークの一体化を図った「IT・ネットワーク融合ソリューション」の提供を通じて、お客様企業のビジネス革新や「e-Japan基本戦略II」の実現に向けた取り組みを推進しております。このたびの「トータル光アクセスシステム」は、こうした取り組みの中で、放送・音声・データなどのさまざまな情報を快適にやりとりするためのネットワーク基盤強化を経済的に実現するものであります。

このたびの「トータル光アクセスシステム」の特長、およびシステムイメージ図については別紙をご参照ください。

以上


(注1) PON、B-PON
光ファイバーの途中に受動素子である光スプリッタを接続して、光ファイバーを分岐し、複数の機器をスター型に接続するネットワーク。事業者のセンターと加入者間ネットワークにPONを適用した場合に、センターと光スプリッタ間の光ファイバーを複数の加入者で共有できるため、事業者の設備コストを抑制することができる。
B-PONは、Broadband Passive Optical Network。
(注2) Fiber To The Home

<本件に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC ブロードバンドプロダクト推進本部 佐藤

電話: 03-3798-9029


NECマグナスコミュニケーションズ 第1CATVシステム部 高倉

電話: 044-435-5436

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