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プレスリリース



プラズマディスプレイ事業に関する基本合意について

2004年02月03日

パイオニア株式会社
日本電気株式会社

パイオニア株式会社(本社:東京都目黒区、社長:伊藤 周男、以下 パイオニア) と、日本電気株式会社(本社:東京都港区、社長:金杉 明信、以下 NEC)はこのたび、NECが保有するNECプラズマディスプレイ株式会社(本社:東京都港区、社長:徳山 賢二、以下 NPD)の全株式ならびにプラズマディスプレイに関連する知的財産権をパイオニアに譲渡することで基本合意に達しました。

パイオニアは近年、事業構造の改革を進める中で「選択と集中」を図ってまいりました。現在はコアビジネスの一つであるプラズマディスプレイ事業のさらなる拡大・成長を目指すことが最も重要な経営課題の一つとなっております。
NECは、今後の成長に向けて、コンピュータと通信の融合である「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」をコア領域と定め、それぞれの特性にあった戦略を展開しております。ディスプレイ事業については、テレビ向けなどを中心に高い成長が見込まれる一方、成長・発展のためには投資資金が必要であり、スケールメリットを目指した合従連衡による業界再編が進む中で、他社との提携による事業発展を検討してまいりました。

このような中で、両社はこれまで独自にプラズマディスプレイの開発、生産を行ってまいりましたが、技術的に親和性が認められることから、今後世界的に急拡大が見込まれるプラズマディスプレイ需要に対処し市場をリードするために、双方の優れた技術力、生産力を統合することが相互の力を最大限に発揮できるものとの認識で両社の目的が一致し、このたびの基本合意に達したものです。

この株式譲渡等の条件、日程などは本日以降具体的な協議に入り、詳細につきましては決まり次第、改めてご報告申しあげます。

以上


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