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プレスリリース



効率的な動画配信サービスを実現するコンテンツ配置自律制御技術を開発

2004年04月21日

日本電気株式会社          

NECはこのたび、大規模なブロードバンド映像配信サービスにおけるコンテンツ配置を常時最適化し、映像配信サーバの効率的な使用を可能にする、コンテンツ配置自律制御システムを開発しました。

このたび開発したコンテンツ配置自律制御システムは、コンテンツ配信ネットワーク(注1)における、(1)複数サーバに渡るコンテンツ配置最適化機能の開発、(2)コンテンツの配置制御方針(注2)の記述形式の開発、などにより実現したものです。

このたびの開発により、多数のコンテンツを揃えた安定して高品質な映像配信サービスがより多くの視聴者に提供できるようになります。

近年、ブロードバンドアクセス網の急速な普及に伴い、インターネットを通じた大規模なコンテンツ配信サービスが次第に広がってきています。これらのサービスでは10万件にも及ぶコンテンツに充分な配信性能と品質を確保するためにコンテンツ配信ネットワークが使われています。しかし、現状のコンテンツ配信ネットワークでは、コンテンツを配信サーバに配置する作業がオペレータの直接の指示の下で行われているため、高い頻度でコンテンツを登録・更新・削除することが困難です。このため、古いコンテンツの削除が間に合わず何テラバイトにも上る過大なディスクスペースが必要になること、十分な台数のサーバにコンテンツが配置されないため配信性能が不足して、ユーザーに安定したサービスを提供することが困難になることなどが懸念されています。

NECがこのたび開発したコンテンツ配置自律制御システムは、これらの課題を解決するもので、以下の特長を備えています。

  1. 自律配置制御サーバがオペレータに代わって配置制御を指示するので、高い頻度でコンテンツ配置を更新できます。10万件のコンテンツに対して毎時間配置更新を行うことが可能です。

  2. 各コンテンツの現在の配置と視聴実績を、複数の配信サーバに渡って考慮して追加配置の要否を判断するため、ディスク容量を効率よく使った全体最適なコンテンツ配置が実現できます。同じ容量のディスクを使った場合、従来方式に比べ、約2倍の個数のコンテンツの配信が可能になります。

  3. オペレータが自律配置制御サーバに与える配置制御方針を、スクリプト化して多数のコンテンツに繰り返し適用することができるため、コンテンツの種類に応じた配置制御ノウハウの蓄積と展開が容易になります。

NECでは、今回のコンテンツ配置自律制御システムの開発が、低料金で高品質なコンテンツ配信サービスの普及を後押しするものと考え、弊社のCDN(Contents Delivery Network:コンテンツ配信ネットワーク)プラットフォーム製品「StreamPro」の拡張機能としての製品化を目指して、また、今後のブロードバンド社会における、より快適なコンテンツ視聴環境の実現にむけて、研究開発に注力していきます。

以上


(注1) コンテンツ配信ネットワーク
多数の視聴者に対する大規模なコンテンツ配信を行うために、多数の配信サーバを分散配置してネットワークで結んだもの。多数のサーバで大きな配信能力を実現し、視聴者に最寄のサーバから配信することで安定した配信を実現する。
(注2) コンテンツの配置制御方針
コンテンツを配信サーバに配置する際の方針。例えば1)コンテンツの人気が高まるのに合わせて、配信能力を強化するためにより多くの配信サーバに配置する、2)キャンペーン期間中はとにかく全てのサーバに配置しておき、キャンペーン終了時に全て削除する、など。

<本件に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC 研究企画部 企画戦略グループ

https://www.nec.co.jp/r_and_d/ja/cl/contact.html

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