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プレスリリース



世界最高速の大型郵便物自動処理システム(フラットソータ)の海外展開を本格化
〜海外第1号機がデンマーク郵便公社にて稼動開始〜

2004年05月06日

日本電気株式会社

NECは、世界最高速の大型郵便物自動処理システム(フラットソータ)の海外市場向け販売展開を本格化します。当社は、デンマーク郵便公社(PDK)からフラットソータを8台受注しておりましたが、このほど第1号機が同公社のコペンハーゲン郵便センターにおいて稼動を開始いたしました。今後順次引渡しを行い2004年末には同公社の郵便センター4局に8台全ての引渡しを完了する予定です。

近年のインターネットの普及により、国内・海外ともダイレクトメールを中心とした大型郵便物(フラットメール:ほぼA4サイズ、厚さ3cm、重さ2kg迄の郵便物)は増加傾向にあり、欧米先進国を中心に機械化による自動処理化が相次いで計画・導入されています。

PDKは、2002年初頭にフラットソータの導入の入札を実施し、NECが競合他社に対して、最大43,200通/時という世界最高速の処理速度の実現や、客先要求の種々開発項目へのコミットメントを評価され2002年9月に受注したものです。

フラットソータで処理する対象物は、紙の封書、ビニール封書、雑誌、新聞、書籍、コンパクトディスク等と、大きさ、形状、材質、重さなど多種多様です。これらを高速に1通ずつ分離し、確実に処理する為の技術が重要になります。従来の技術では、これら多様な郵便物を高速搬送する為には個々の郵便物を強くグリップする必要があり、結果として郵便物にダメージを与える場合がありました。これに対してNECは、郵便物間の接触面や摩擦を極力少なくし、かつ郵便物をソフトかつ確実に1通分離を可能とする独自開発の技術を採用することにより、フラットメールに対してダメージを与えることなく高速に処理する事を可能としたものです。

また、PDKからは、OCR(光学文字読取)技術による郵便番号と住所読取の機能にとどまらず、受取人の氏名も正確に読取り、予めデータベースに登録された転居先への転送を可能とする機能の要求もありました。NECは、カラー画像を用いた独自の住所領域検出方式の開発により、複雑でカラフルな文書レイアウト、広告情報が並ぶ郵便物上から、安定して住所領域を検出することに成功しました。また、欧州、南米で既に実績のある統計的手法をベースにした住所認識アルゴリズムを更に高度化し、受取人氏名を含む全てのデンマーク語の住所情報の読取を可能とする独自技術の採用により技術的難易度の高いこの機能を実現いたしました。

更に、PDK向けのシステムの大きな特徴として、全自動化が挙げられます。各々のフラットソータにはメールの自動供給部(フィーダ)が4台と、メールの区分口が200口用意されているが、各区分口にはメールの集積する為のトレイが実装されています。トレイが満杯になった時にそのトレイを自動排出する満杯トレイコンベア、その自動排出した区分口に対して次の空のトレイを自動補充する空トレイコンベアが実装されている。これによりフラットメールをフィーダに供給した後は全ての作業が自動化されており、PDKの運用人員・費用の軽減に大きく貢献しています。

当社納入のフラットソータは、処理速度、高いOCR認識率において既にPDKから高い評価を得ており、また、欧州他国の郵便会社も相次いで視察に訪れています。

現在、郵便場号の読取による各都市への区分処理のみではなく、全住所を読取ることで配達員の配る順番に郵便物を並び替える「道順組立」は、小型の定型郵便物の世界では、日、米、独、オランダ、デンマーク等で実用されていますが、フラットメールに対して未だ実現していません。今回NECが開発・納入したフラットソータは、その高速性、高認識率、ソフトな搬送性の特徴から、今後のフラットメールの道順組立のための基盤となる技術を有しており、将来の本機能の提供を視野にいれています。

NECのフラットソータは、国内外の郵便公社を中心に既に30台以上の受注実績があり、今後もこの世界最高速のフラットソータにより、グローバルNo.1のシステムとして、欧州、北米、アジアの各国の顧客への受注活動を積極的に展開する所存です。

以上


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