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プレスリリース



3Gの高速大容量通信に対応できる業界最大容量の簡易型マイクロ波通信システムの発売について
〜NECのパソリンクシステム販売累計台数16万台突破〜

2004年05月11日

日本電気株式会社
「パソリンク Mx」
「パソリンク Mx」

NECはこのたび、16QAMの多値変調技術(*注1)を使うことにより、通信業界で広く使用されている28MHz帯域において、業界最高の80Mbps(2Mbps×40インタフェース収容)の大容量伝送を実現した簡易型マイクロ波通信システム 「パソリンク」の新機種「パソリンク Mx」の販売を開始しました。

パソリンクは、光通信回線や無線幹線回線などの中間を埋める手段として注目されており、モバイル基地局ネットワーク、ビル間通信、光通信網の代替・バックアップなど、幅広い用途を有しています。特に昨今では、世界的に急速拡大する携帯電話ネットワーク市場で、基地局を結ぶ通信システムとして、装置の経済性、工事の容易性、システム変更に対する柔軟性、大容量性などの特徴から大きく需要が伸びております。

NECは、周波数の有効活用を可能にする自動送信電力制御機能を備え、ネットワークIP化対応用のEthernetインタフェース機能を強化した新製品を昨年10月に発表しました。それに引き続きこのたび、今後ネットワーク構築が本格化すると見込まれる第三世代携帯電話ネットワーク(3G)など、ネットワークのブロードバンド化に対応するため、業界最高の大容量伝送を実現した「パソリンク Mx」を、欧州および中南米、アジアをはじめとする世界市場向けに販売開始いたしました。

「パソリンク Mx」の最大の特長は、DSP(Digital Signal Processing)技術を用いたスペクトラム・シェイピング(*注2)および16QAM変調方式の採用により、通信業界で現在最も広く使用されている28MHzという周波数ライセンス帯域幅を変更することなく、この帯域では業界最高の80Mbps(2Mbps×40インタフェース)の大容量化を実現していることです。
3Gネットワークの今後の広がりを視野にいれ、既存の周波数ライセンスの帯域幅を変更せずに容易に大容量化が可能な「パソリンク Mx」により、3Gネットワーク用基地局のアクセスリンクの大容量化が容易に実現できます。

「パソリンク Mx」の特徴は以下のとおりです。

7-38GHz の広い周波数帯域をカバー。
QPSKと16QAMの変調方式をソフトウェアにより変更可能で、距離と伝送容量により、最適な変調方式を選択できる。
高スループットLANインタフェースを内蔵し、最大80Mbps伝送が可能。さらに2Mbps専用線とLANインタフェースを同時に利用可能。
加入者に対し、10Base-T フルスループットを3.5MHz帯域でサービス可能。
小型・軽量で工事が容易。
2重冗長構成可能な高信頼システム。

  周波数帯 伝送容量 インターフェース
PASOLINK Mx 7/8/13/15/18/23/
26/28/32/38GHz
QPSK; 5x2,10x2,20x2Mbps
16QAM; 5x2,10x2,20x2,
32x2、40x2 Mbps
2.048 Mbps
(ITU-T G.703),
10/100BASE-T(X)


NECは、1986年以来、積極的にパソリンク事業を展開し、近年のグローバル携帯電話事業者グループとの包括契約により、累積納入台数は、2000年度に5万台を越えた後、2003年度初に11万台、2004年で16万台を達成しました。
この急速な販売拡大は、NECのマイクロ波通信システム市場での長年にわたるトップレベルの納入実績に示される、高い技術力、信頼性によるものです。現在、NECはパソリンク領域で、グローバルでトップクラスのシェアを有しています。

急増する携帯電話加入数およびモバイルインターネットサービスの世界的な拡大により、基地局間の接続手段としてパソリンクへの需要および高性能化への要求が益々高まることが予想されます。当社は簡易型マイクロ波通信システムのリーデイングカンパニーとして、今後もグローバルトップシェアを確保し、技術開発、拡販を積極的に行っていく所存です。

以上


(注1) QAM
QAM:Quadrature Amplitude Modulation(直交振幅変調)限られた帯域にできるだけ多くのデジタル信号を伝送するための変調方式。位相変調と振幅変調を同時に行い16QAMの場合、位相で2ビット、振幅で2ビットの一度に4ビットの情報を伝送することができる。パソリンクの需要が過半数を占める欧州では、28MHz帯域が浸透し主流となっている。
(注2) スペクトラム・シェイピング
伝送容量を確保し且つ周波数帯域を狭くするための技術。DSP(Digital Signal Processing)技術を使い、アナログ技術では構成不可能なフィルター特性を演算により作り出している。

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