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IPネットワーク経由で高精細な映像と音声をリアルタイムに配信可能なH.264コーデック製品「FineStream」の発売について

2004年10月14日

日本電気株式会社
「FineStream H.264エンコーダ/デコーダ」
「FineStream H.264エンコーダ/デコーダ」

NECはこのたび、現行の映像符号化方式に比べ約2倍以上の圧縮効率を有する次世代映像符号化方式「H.264」を採用し、高精細な映像と音声をIPネットワーク経由でリアルタイムに配信可能なH.264コーデック製品「FineStream(ファインストリーム)」を製品化し、本日から販売活動を開始いたしました。

「FineStream」は、(1)カメラで撮影した映像・音声データを符号化するエンコード装置「H.264エンコーダ」、(2)符号化したデータを復元するデコード装置「H.264デコーダ」、(3)複数台のカメラの映像をパソコン上に同時に表示可能なソフトウェア「H.264ソフトウェアビューア」から構成され、IPネットワーク経由で高精細な映像・音声配信を実現いたします。

NECでは、「FineStream」の活用により、企業や自治体などにおいて、以下のような利用シーンを想定しております。

(1) 工場、オフィス、店舗などの高精細映像監視システム
(2) 遠隔授業、遠隔講義などの高精細遠隔教育システム
(3) イベントの模様や料理店での調理状況などのライブ中継システム

「FineStream」はNECの映像コミュニケーションソリューション「3GVirdnet(3Gバードネット)」に位置づけられるものであり、主な特長は以下の通りであります。

  1. 高精細な映像と音声をリアルタイムで配信・再生可能

    映像符号化方式として、現行の「MPEG-2」や「MPEG-4」方式に比べて画質を損なわず約2倍以上の圧縮効率を有する次世代映像符号化方式「H.264」を採用している。また、音声符号化方式として、第三世代携帯電話(3G)で利用されている「AMR」および「AAC」()を採用している。これにより、高精細な映像と音声をIPネットワーク経由でリアルタイムに配信し、モニターテレビで再生することができる。

  2. 映像・音声を複数台のモニターテレビや3G端末に配信可能

    1台の「H.264エンコーダ」から複数台の「H.264デコーダ」に対して同一の映像・音声を配信することができる。これにより、顧客のニーズに応じてモニターテレビ1台の小規模システムから複数台の大規模システムまで構築することができる。
    また、「H.264エンコーダ」は、3G端末の映像符号化方式である「MPEG-4 Visual」にも対応しているため、IPネットワークと3Gネットワーク間の双方向通信を可能とするNECの3Gゲートウェイ製品と組み合わせて利用することで、映像・音声をモニターテレビに加えて3G端末にも同時に配信することができる。

  3. 複数台のエンコーダからの映像を同時に表示可能なソフトウェアを提供

    「H.264デコーダ」の代わりに符号化された映像・音声データを復元し、パソコン上でリアルタイムに再生可能な「H.264ソフトウェアビューア」を提供する。本ソフトを利用することで、1台のパソコン上で複数台の「H.264エンコーダ」からの映像・音声を同時に表示することができる。


「FineStream」の希望小売価格は以下の通りであり、本年12月の出荷を予定しております。

製品名 希望小売価格(税別)
H.264エンコーダ 90万円
H.264デコーダ 85万円
H.264ソフトウェアビューア 35万円

NECでは、「FineStream」について、今後3年間で1000システムの販売を見込んでおります。

「H.264」は、国際標準化団体であるISO(国際標準化機構)およびITU(国際電気通信連合)が共同で策定したオープンスタンダードの次世代映像符号化方式であり、DVDフォーラムが推進する次世代DVD規格「HD DVD」や、携帯端末向け地上デジタルテレビ放送の映像符号化方式としての採用が予定されております。
このたびの新製品は、「H.264」を先行して採用し、企業や自治体におけるIPネットワーク経由で映像監視・遠隔教育などでの本格利用に耐えうる高精細な映像・音声をリアルタイムに配信したいというニーズに応えるものであります。

「FineStream」の概要については別紙をご参照ください。

以上


(注) AMR(Adaptive Multi Rate CODEC):
第三世代携帯電話で利用される音声の符号化方式の一つ。標準化団体の3GPP(3rd Generation Partnership Project)が策定した標準方式。回線の種類や状況に応じて転送レートを柔軟に変更することができる。
AAC(Advanced Audio Coding):
映像圧縮規格MPEG-2またはMPEG-4で使われる音声圧縮方式。1997年4月にISO 13818-7として標準化された。MPEG-1に採用された音声圧縮方式であるMP3よりも1.4倍ほど圧縮効率が高く、音質はほぼ同じである。
なお、AACはオプション。

<本件に関するお客様からの問い合わせ先>

NEC 第二ネットワークソフトウェア事業部

電話: (03)3456-7758
eメール: 3gvirdnet@info.jp.nec.com


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