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プレスリリース



高速走行する移動体からのブロードバンド通信を可能にするモバイルルータを開発
〜無線LANと3G網を連携し広範なユビキタスネットワークを実現可能〜

2005年07月15日

日本電気株式会社

NECはこのたび、無線LANや3G(携帯電話)網を利用して、車や列車など高速で走行する車両からのブロードバンド通信を可能にするモバイルルータを開発しました。本モバイルルータを用いることで、高速走行中の乗り物でも途切れない、ユビキタスな次世代ネットワーク環境を実現できます。

このたびの開発の主な特長は以下の通りです。

(1) 無線LANおよび3Gに対応したモバイルルータ「Litebird (TM)」(評価機)を開発。車両への搭載が容易な小型サイズを実現したことで、移動体向けモバイル通信ソリューションを構築可能。
(2) MobileIP技術(注1)により、無線LANと3G網を結ぶ異メディア間シームレスローミングを実現し、ネットワークをより広範なエリアに適用可能。
(3) 独自の高速IPハンドオーバ技術(注2)を用いて無線LAN連続通信(802.11b)の実証を行い、時速200km走行時に6Mbps以上の安定した通信を実現。

このたびの開発により、車や列車などの移動体から画像や音声などの大容量データをリアルタイムで送受信する、様々なソリューションを構築できるようになります。NECでは今後、本ルータを用いて構築したソリューション事例の実証実験を進めていきます。

NECは、2003年に時速330kmでの無線LAN通信の実証実験を車のテストコースにて実施し、動画の双方向リアルタイム通信やファイル転送がシームレスに行えることを確認しました。その後、実用レベルのソリューションを実現するための車載に適したモバイルルータの開発、および応用エリアの拡大を目指した3G網との連携などについて研究開発と実証実験を行い、このたびの成果に至りました。今後はITS(注3)分野において、車同士が直接通信を行う車々間通信にも取り組み、通信インフラが整備されていない場所での適用についても実証していく予定です。

NECでは、このたびの開発がITSや鉄道向け安全運行業務の支援、救急車など特殊な用途の車とデータセンターとのリアルタイムな画像・音声通信、乗客への情報配信サービスやインターネット接続などのさまざまなソリューションの実現に大きく寄与すると考え、今後も研究開発を強化していきます。

なお、NECは、このたび開発したモバイルルータを、7月13日〜15日に東京ビッグサイト(東京都・江東区)で開催される展示会「ワイヤレス ジャパン2005」で展示します。

以上


「Litebird」はNECの商標です。

(注1) MobileIP技術
IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化されたIPネットワークでの移動サポート技術。
(注2) 高速IPハンドオーバ技術
階層化されたルータ間で、移動体の位置登録情報を交換することにより、IPレベルでの高速なハンドオーバ(切り替え)を実現するNECの独自技術。2003年10月にプレスリリース。
(注3) ITS:Intelligent Transport Systems
高度道路交通システムの総称。最先端の情報通信技術を活用して人と道路と車を一体のシステムとして構築し、安全性の向上、輸送効率の向上、快適性の向上を達成し、環境保全を目指すもの。NECでは、人と車と道路に関連するあらゆる情報を融合し、新たな付加価値を生み出していくため、「ユビキタスITS」というコンセプトのもと、これを実現する多くのソリューション開発に取り組んでいる。

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>

NEC ユビキタス基盤開発本部 矢野

電話: (03)5476-9798 (直通)


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