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夜間・休日に空いているパソコンを用いて大量・高速計算を実現する
グリッドミドルウェア WebSAM GridSchedulingMaster の発売
~ 第一号ユーザとして東京農工大学に採用 ~

2005年10月18日
日本電気株式会社

NECは、夜間・休日に使用されていないオフィス等のパソコンや分散しているPCクラスタシステム()をネットワーク化し、大量・高速の計算処理を実現するサイエンスグリッドコンピューティング用ミドルウェア「WebSAM GridSchedulingMaster」を商品化し、本日発売いたしました。
大学等における研究活動、製造業における設計シミュレーション、製薬会社のバイオ研究、金融業における金融工学計算やデリバティブ解析など科学技術計算を必要とするユーザに対して、現行のコンピュータ・リソースを有効に活用するソリューションとして提案してまいります。
なお、新ソフトウェアは第一号ユーザとして東京農工大学に採用されました。府中キャンパスと小金井キャンパスのパソコン教室に設置されている320台のパソコンについて、昼間は学生の授業に用いながら、夜間は研究活動に活用できるようにいたします。

新ソフトウェアの主な特長は次の通りです。

  1. 実用性の高いシステムを実現

    新ソフトウェアは、(1)パソコン、ワークステーションなどの異なるハードウェアやWindows、Linux、Mac OSという各種OSが混在したヘテロ環境において、コンピュータ端末1台ごとのアプリケーションソフトを連携させて計算処理をすることが可能、(2)エンドユーザに個々のコンピュータを意識させること無く、Webの操作画面(ユーザインタフェース)からあたかも一台のコンピュータシステムを操作するように計算処理を指示することが可能である。
    これらによって、ヘテロ環境が一般的な企業等において、コンピュータの専門知識のないエンドユーザが容易に利用できる実用的なシステムを実現。

  2. システム構築コストの削減

    新ソフトウェアを用いることにより、サイエンスグリッドコンピューティング・システムを個別に構築する場合に比べて1/3程度のコストでシステム構築することが可能。

  3. サポートサービス

    新ソフトウェアに関するサポートサービスとして、システム構築を支援する「グリッド環境構築サービス」とユーザ固有のカスタマイズを行う「カスタマイズサービス」を提供。

新ソフトウェアの販売価格(消費税除く)は370万円からで、出荷開始時期は本日からです。今後3年間で100システムの出荷を目指しています。

グリッドコンピューティング技術は、多数の異機種のコンピュータが混在する中でそれらをネットワークで結び、仮想的に高性能のコンピュータを実現したり、各コンピュータが有する処理能力などのIT資源をそれらが広域に分散している場合においても必要に応じて有効に活用する技術です。NECでは今後、国内グリッド関連市場が2004年の約200億円から2008年には約5,000億円にまで拡大すると推測しております。
NECでは本年2月に、業務システムにグリッドコンピューティング技術を適用するビジネスグリッドコンピューティング用ミドルウェアの強化として自律統合管理ソフト「WebSAM GlobalGridOrganizer」などの製品発表を行いました。これらに今回のサイエンスグリッドコンピューティング用の新ソフトウェアを加えることにより、2008年にグリッド関連事業全体で国内シェア30%を実現するよう事業活動を推進してまいります。

このたびの新製品のシステム構成は別紙1を、特長は別紙2をご参照下さい。

以上

(注)
PCクラスタシステム
汎用のPCサーバを高性能ネットワークハードウェアで多数接続し、アプリケーションを並列実行することによって高性能演算を実現する、拡張性に優れたシステム
*
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC グリッド推進センター
電話:(03)3456-4854
eメール: info@gpc.jp.nec.com


このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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