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Japan

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電力中央研究所にベクトル型の「SX-8」とスカラー型ブレードサーバ
「Express5800/1020Ba」混在のスーパーコンピュータシステムを納入
~ベクトル型スーパーコン「SX-8」で国内最大規模の導入事例~

2005年11月 4日
日本電気株式会社

NECは、財団法人 電力中央研究所(本部所在地:東京都千代田区、理事長:白土 良一)から、ベクトル型スーパーコンピュータ「SX-8/8A」24台192CPU(最大ベクトル性能3.072テラフロップス、テラフロップス:1秒間に浮動小数点演算が1兆回)とIntel(R)Itanium(R)(注1)搭載のブレードサーバ「Express5800/1020Ba」52台/104CPU(最大理論性能665ギガフロップス、ギガフロップス:1秒間に浮動小数点演算が10億回)を受注し、今月より納入を開始しました。

電力中央研究所は、1951年(昭和26年)11月に設立されて以来半世紀にわたり、公益法人として中立的な立場から電気事業が直面する課題の解決に先駆的に取り組んできました。電力の安定供給・信頼性の向上に大きな貢献を果すと共に、地球環境問題、高効率燃焼研究、新材料研究等にも幅広い専門性を生かして総合的に取り組んでおります。
今回導入するSX-8は大規模な流体解析等に利用されます。特に大規模な高速計算を必要とする高解像度気候モデル(注2)や、分子動力学コード(注3)を稼動させる予定です。また、Express5800/1020Baは分散メモリ型スカラー処理用計算機として導入し、最新の分子計算コード(注4)を稼動させる予定です。

NECでは、最大ベクトル性能65テラフロップス(SX-8/4096M512の場合)の計算能力を有する、商用機としては世界最高速のベクトル型スーパーコンピュータSXシリーズ モデルSX-8を昨年10月より販売しております。本製品は、専用CPU、CPUに対応した大規模メモリおよびメモリ-CPU間での高いデータ転送能力により、シミュレーションモデルが大規模になっても高速な計算速度を維持可能です。特に、大規模・大容量データの高速計算が必要な自動車の各種性能や気象予報・環境シミュレーションなどの解析分野においてその高い性能を十分に発揮することができます。
また、Express5800/1020Baは科学・技術分野を主要なターゲットとしたスーパーコンピュータ並みの性能を有する分散メモリ型並列スカラサーバです。高成長が期待されているグリッドコンピューティング用途で、特に並列処理を必要とするバイオサイエンス領域などにおいて、優れた計算能力を発揮いたします。その他、自動車産業を始めとする製造業向けにはシミュレーションやCAE(Computer Aided Engineering)解析用途として、開発プロセスにおけるトータルコストの削減に貢献いたします。
今回の受注は、SX-8が共有メモリ方式であり演算並列化が容易であることと、流体力学分野においてSX-8が高い実効性能を実現したこと、そして、Express5800/ 1020Baがスーパーコンピュータ並みの高性能であるにもかかわらず設置性に優れていることが評価されたことによる結果と考えております。

以上

NECでは、今回の受注を契機に、様々な研究・技術分野へHPC製品の統合的なシステムの一層の拡販に注力していく所存であります。

(注1)
Intel(R)Itanium(R)2は、インテルコーポレーションの登録商標です。
(注2)
全地球規模の高精度な気候モデル
(注3)
固体、液体、気体等の多対系の構造を探求する解析プログラム
(注4)
分子動力学法、分子軌道法、密度汎関数法など基に開発されたプログラム

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

HPC販売推進本部
電話: (03)3798-9131
E-mail: info@hpc.jp.nec.com


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