2006年 3月23日
日本電気株式会社
NECパーソナルプロダクツ株式会社
NECおよびNECパーソナルプロダクツは、次期個人向け/企業向けパソコン新商品全機種において、電気・電子機器に含まれる特定化学物質の使用を制限する欧州の規定である「RoHS指令」(注1)に対応します。(一部継続商品は除く)。
RoHS指令は、電気・電子機器に含まれる特定化学物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの6物質)の使用を制限する欧州議会および理事会指令であり、2006年7月に施行されます。
当社では、1998年からはんだの鉛フリー化の取り組みを開始し、1999年10月に世界で初めてパソコン用マザーボードの鉛フリー実装を実現するとともに、金属部品の六価クロムレス鋼板化や取引先に対するグリーン調達を推進するなど、本指令への対応を準備してきましたが、次期パソコン新商品全機種において、RoHS指令に全面的に対応します。
また、次期パソコン新商品では、RoHS指令に加え、電気・電子機器の特定化学物質の含有表示を規定する国内規格であるJ-Moss(注2)についても対応します。これにより、新商品には、特定化学物質を基準値以上に含んでいないことを証明するJ-Moss「非含有マーク」(グリーンマーク)を付与して出荷します。
さらに、次期ノートパソコン全機種において、シックハウス症候群の原因となる可能性がある揮発性有機化合物(VOC)やアルデヒド類への対応を強化し、JEITAが策定する「パソコンに関するVOCガイドライン」(注3)に対応します。なお、デスクトップパソコンについては、本年秋までに順次対応を完了する予定です。
NECおよびNECパーソナルプロダクツは、今後も地球環境に配慮した商品開発に取り組むと共に、化学物質への対応状況を商品カタログやホームページなどを通して公開し、情報公開を積極的に行ってまいります。
以上
NECパーソナルプロダクツ株式会社 環境CS推進部
電話: (03)6479-5768(直通)
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