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Japan

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BIGLOBEがボットによる迷惑メール対策を実施
~ボット感染者向けサポートを開始~

2006年 5月29日
日本電気株式会社


NECのインターネットサービス「BIGLOBE」は、本日より迷惑メール対策を強化し、ボットによる迷惑メールへの対策を実施してまいります。併せて、ボット感染により自覚なく迷惑メールの送信元になっている利用者向けのサポートも開始いたします。

ボットとは、コンピュータウイルスの一種であり、感染すると悪意のある攻撃者(ボット操作者)にパソコンが乗っ取られ、リモートコントロールされる恐れがあります。ボットに感染したパソコンは、利用者の意思とは無関係に、迷惑メールの大量送信や特定サイトへの攻撃など悪用されるケースが出てきており、深刻な被害をもたらしています。

BIGLOBEでは、ボットによる迷惑メール対策として、自覚なく大量メールを送信しているボット感染者へのサポートを実施するほか、BIGLOBEメールサーバ経由のメール送信数制御を実施してまいります。また、BIGLOBEメールサーバを経由しない迷惑メールの直接送信や、送信元を偽装したなりすましメールの受信についても併せて対策を実施し、迷惑メール撲滅に向けた複合的な対策を実施してまいります。

このたびの強化内容は、以下のとおりであります。

  1. ボット感染者へのサポート

    国内ISP業界としてはいち早くボット感染者への個別サポートを実施。大量のメールを送信している利用者に対して、BIGLOBEカスタマーサポートより、ボット感染の可能性があることや感染の確認方法、駆除の方法などについて郵送とメールにて案内。その後、BIGLOBEカスタマーサポートが利用者のセキュリティ対策状況を確認し、対策が完了するまでサポート。

  2. メール送信数制御

    個人会員について、1日あたりに送信可能なメール宛先数を制御。これにより、BIGLOBEメールサーバを経由した大量送信による迷惑メールを削減。

  3. 25番ポートブロック(OP25B : Outbound Port 25 Blocking)

    メールサーバを経由せず、直接迷惑メールを送信する際のメール送信経路(アウトバウンド25番ポート)をブロック。(注1)7月下旬より携帯電話宛の迷惑メールのブロックを開始し、9月下旬までには全てのメールについてブロックを実施。

  4. 送信ドメイン認証(受信側の対応)

    既に対応している送信ドメイン認証の送信側の対応とあわせ、受信時の対応も実施。受信メールの送信元アドレスのドメイン(注2)と、IPアドレス(注3)を送信元のDNSサーバ(注4)に照合し、その結果をメールヘッダに付加。これにより、ボット感染などによって送信元が詐称されたなりすましメールの判別が可能となる。
    本対策は7月上旬開始予定。

現在、国内インターネットユーザの2~2.5%(注5)がボットに感染しているといわれております。BIGLOBEでも、本年3月より、ボット感染者によるBIGLOBEメールサーバを経由した大量メール送信が急増しており、今後の増加が懸念されております。BIGLOBEでは、こうした状況にいち早く対応すべく、本対策を実施いたしました。

BIGLOBEでは、今後も積極的に迷惑メール対策に取り組み、利用者が安心・安全にブロードバンドを楽しめる環境を提供してまいります。

以上

(注1)
2005年7月より、25番ポートの流量制御については対応
(注2) ドメイン:
メールアドレスの@マークの右側部分
(注3) IPアドレス:
ネットワークに接続されたコンピュータに割り振られた識別番号
(注4) DNSサーバ:
ドメイン名とIPアドレスの対応付けを行うデータベース
(注5)
Telecom-ISAC Japan調べ

参考サイト

BIGLOBEの迷惑メール対策についての取り組み
http://security.biglobe.ne.jp/spam/taisaku.html


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC BIGLOBEカスタマーサポート
電話: (0120)86-0962
http://support.biglobe.ne.jp/ask.html


このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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