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IP電話や動画処理を業界最高レベルの品質で実現し、初期導入費用を
従来比約40%削減する新仮想PC型シンクライアントシステムを発売
~NGN時代に向け、グローバルにクライアント統合ソリューション事業を加速~

2006年11月 6日
日本電気株式会社

「VersaProシンクライアント US50」 「シンクライアント端末 US100」
「VersaProシンクライアント US50」 「シンクライアント端末 US100」


NECは、新規開発のシステムLSIによりIP電話や動画処理を業界最高レベルの品質で利用可能とした小型シンクライアント端末「US100」、ならびに、シンクライアントシステムの初期導入費用を従来比で最大40%削減するオールインワンサーバセットモデルを中核とする新仮想PC型シンクライアントシステム(注1)を開発し、「VirtualPCCenter」(バーチャルピイシイセンター)の名称で、本日より日本・北米・欧州において販売活動を開始いたします。

新製品の最大の特長は、優れた音声品質でのIP電話機能の付加、高い動画処理性能、初期導入コストの大幅削減を実現し、従来のシンクライアントシステムの課題を同時に解決した点にあります。
これにより、シンクライアントならではの強固なセキュリティやモビリティ(場所を問わずに業務が行なえる機動性)に加え、ビジネスPC(リッチクライアント)を利用した場合と同等の業務処理環境(IP電話、動画利用等)を、より少ないコストで実現することを可能としました。また、新製品はビジネスPCを利用した場合に比し、システム全体で60%以上の消費電力の低減も可能とする(注2)など、NGN(次世代ネットワーク)時代の新たな業務システム環境を企業等に提供するものであります。

新製品は、NECがこれまで培ったIT・NW融合技術から生まれたものであり、NECのグローバル事業展開の戦略製品として、北米や欧州を中心に海外で500人規模の販売体制を確立するとともに、パートナー企業とも連携し事業展開を図ってまいります。

NECは、新 仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を中心に、各種シンクライアントシステムを提供する「クライアント統合ソリューション」において、今後3年間で1,500億円の売上を目標としてまいります。

このたびの新製品の特長ならびに販売体制強化の概要は、次のとおりです。

1. シンクライアント端末
(1) 高品質な音声・高速動画処理を実現するデスクトップ型端末「US100」
手のひらサイズ(幅15.5cm×奥行10.4cm×高3.4cm)のデスクトップ型端末であり、液晶ディスプレイ背面に取り付けられ、スペース効率を向上。
ビジネスPC並みの滑らかな動画処理(注3)やIP電話(VOIP)などを実現する機能を1チップに収めた新規開発のシステムLSIを搭載。
NEC製IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」と連携することで、IP電話における優れた音声品質を実現。音声送受信は、サーバを介さず端末(US100)同士で直接なされる設計であるため、サーバの負荷が高まっても音声品質に影響を与えない。
US100は、NECエレクトロニクス、ServerEngines社(注4)やシンクライアント端末における世界トップベンダーであるWyse Technology社(注5)と共同開発を行った。
(2) モバイルノート端末「US50」
B5サイズ、重さ約1Kgで、持ち運び用途に活用できるモバイルノート型端末
企業の既存環境や運用ニーズに適応できるよう、ROMの仕様設計・カスタマイズ・検証・実装を行うサービスも提供。これにより、USBキーによるサーバへの自動接続、モバイルカード・無線LANサービス経由でのサーバアクセス、VPN(Virtual Private Network)環境に対応する利便性の高い端末を実現。

2.

仮想PC型シンクライアントシステムを低コストで実現するオールインワンセットモデルのサーバ
(1) サーバ機能プリインストールモデル「Express5800/VPCC 仮想PCサーバ」
最大20台の仮想PC型シンクライアント端末を稼動させるサーバに必要なミドルウェアおよびクライアントOSをプリインストールしている。これにより、設置後に簡単な操作でシステム利用を開始できるため、短期間かつ低コストでのシンクライアントシステムの導入が可能。
(2) 管理機能セットモデル「Express5800/VPCC管理サーバ」
「Express5800/VPCC 仮想PCサーバ」の専用管理サーバ。仮想PC型シンクライアントシステム全体を一元的に集中管理し、アプリケーションの追加やセキュリティパッチの適用などを一括して実行する管理サーバに必要なミドルウェアをセットにしたサーバ。ユーザがどの端末からでも自動的に適切な仮想PCに接続できる機能、ユーザが自分の仮想PCの終了や再起動を行える機能、アクセス履歴を記録しセキュリティを向上する機能など、クライアント管理に必要なきめ細かい機能により、導入後の運用管理コストをビジネスPC環境と比べて大幅に削減できる。
新 仮想PC型シンクライアントシステムを実現するミドルウェアは、仮想インフラストラクチャソフトウェアにおける世界トップベンダーであるVMware社(注6)のテクノロジーとNECの統合プラットフォーム管理ソフト「SigmaSystemCenter」の高度な管理技術を融合させて実現している。

3.

「クライアント統合ソリューション」の販売体制を強化
仮想PC型シンクライアントシステムを中心とする「クライアント統合ソリューション」事業を加速するため、北米・欧州を中心に海外で500人規模の販売体制を確立。北米ではNEC Corporation of America(注7)が、欧州ではNEC Computers S.A.S(注8)が中核となりNEC Philips Unified Solutions(注9)と連携し事業を推進する。
加えて、Bull社(注10)などのパートナーと連携した販売体制も構築する。

新製品の国内における価格および出荷時期は、次の通りであります。

製品名 特長 価格(税別) 出荷時期
シンクライアント端末
「US100」
仮想PC・画面転送型対応デスクトップ端末。高速動画描画、VOIP機能に対応。ICカードリーダライタ対応可能。 5.2万円 2006.12.15
(注11)
シンクライアント端末
「US50」
仮想PC・画面転送型対応ノート端末(B5)
無線LAN、ICカードリーダライタ対応可能。(日本国内限定モデル)
22万円~ 2006.11.15
Express5800/
VPCC仮想PCサーバ
仮想PC型のサーバに必要なHWとSWを一式セット化しプリインストールしたサーバ。導入の簡易化を実現。 191.6万円~
(注12)
2006.12.15
(注11)
Express5800/
VPCC管理サーバ
仮想PC型の管理サーバに必要なHWとSWを一式セット化。多数の仮想PCを一元的に集中管理。 39.1万円 2006.12.15
(注11)

NECは、昨年4月の「クライアント統合ソリューション」発表以来、「仮想PC型」「ネットブート型」「画面転送型」という3つのシンクライアントシステム実現方式に基づいて、顧客企業のクライアント環境の診断・コンサルティングから最適なシステム設計・構築・運用までトータルなサービスを提供してまいりました。
特に「仮想PC型」は、既存のアプリケーションをそのまま利用できると共に、利用者の負荷に応じてサーバリソースを最適配分しハードウェア資源を有効活用できるため、顧客企業から高い評価を頂いております。

シンクライアントシステムは、NGN(次世代ネットワーク)時代の到来に向け、データの一括集中運用によるセキュリティ強化やTCO削減、モビリティの高いワークスタイルの実現を求める企業等から大きな期待を持たれ、これらのニーズとビジネスPCの利便性を両立する製品が待ち望まれておりました。今回の新システムの製品化は、こうした市場動向に対応したものであり、NECは、シンクライアントシステムの市場拡大と「クライアント統合ソリューション」事業の成長を進めてまいります。

尚、本発表にあたり、ServerEngines社、Wyse Technology社、VMware社より、以下のコメントを頂いております。

「NECから今回発表の新仮想PC型シンクライアントシステムのコンセプトを聞き、我々はそれが非常に魅力的なものだと感じました。そこで当社は、強固なセキュリティとマルチメディア処理能力を持つ次世代シンクライアント端末US100に搭載するNetClient SoCをNECと共同開発しました。」
ServerEngines 社長兼CEO Raju Vegesna

「VMwareは、仮想化による優れたエンタープライズ デスクトップの管理性とセキュリティを提供するNECとのパートナーシップを大変喜んでおります。今回発表の新仮想PC型シンクライアントシステムの発売は、VMware Virtual Desktop Infrastructure アライアンス プログラムによる両社協業の結果であり、両社のユーザーに仮想化デスクトップの展開を容易にするでしょう。」
VMware 社長 Diane Green

「当社は、US100の製品化にあたりNECのパートナーとなったことを喜ばしく思います。NECは、シン・コンピューティング環境における最適な選択肢として、US100にWyse Thin OSを搭載しました。シン・コンピューティング市場のグローバルリーダーとしてWyseは、シン・コンピューティングの領域拡大のために、NECというグローバルパートナーと協働していくことを楽しみにしています。」
Wyse Technology CEO Dr.John Kish

クライアント統合ソリューションならびに新製品は、「C&Cユーザフォーラム&iEXPO2006」(開催期間:12/6~12/8 会場:東京ビックサイト)に出展いたします。

新製品に関する詳細は、別紙および下記URLをご覧下さい。
http://www.nec.co.jp/clsol/?press/

以上

(注1)
仮想PC型シンクライアントシステム:サーバ上にPC環境を仮想化して稼動させ、CPUなどサーバのリソース(資源)を利用者に柔軟に振り分けることで、快適な作業環境と一層のTCO削減を実現。
(注2)
ビジネスPC(リッチクライアント)20台を用いたクライアントサーバシステム全体との対比。
(注3)
12/15出荷時の対応CodecはMPEG-1/MPEG-2。WMVは今後サポート予定。
(注4)
本社:カリフォルニア州サニーベイル(米国) President 兼CEO:Raju Vegesna
(注5)
本社:カリフォルニア州サンノゼ(米国) CEO:John Kish
(注6)
本社:カリフォルニア州パロアルト(米国) President:Diane Greene
(注7)
本社:テキサス州アービング(米国) CEO:Tadao Kondo(近藤忠雄)
(注8)
本社:パリ(フランス) CEO:Jean-Claude Tagger
(注9)
本社:ヒルバーサム市(オランダ) CEO:Ad Ketelaars
(注10)
本社:ルヴェシェンヌ市(フランス) CEO:Didier Lamouche
(注11)
日本での出荷時期。北米、欧州は2007年1月15日に出荷開始。
(注12)
1台のサーバで最大20人分のクライアント環境を搭載
表記されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

新製品に関する詳細情報


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC ファーストコンタクトセンター
電話: (03)3455-5800
月~金 9:00~12:00、13:00~17:00(祝日を除く)


このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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