2006年12月 4日
日本電気株式会社
NECネッツエスアイ株式会社
東洋ネットワークシステムズ株式会社
「TOYONETz PLCモデム PL3-CPE-XEシリーズ」 |
東洋ネットワークシステムズ株式会社(本社:神奈川県川崎市幸区、代表取締役社長:鈴木 義教、以下、東洋ネットワークシステムズ:NECネッツエスアイ子会社)は、このたび総務省から企業向け高速PLC(※1)モデムの型式指定を受け、「TOYONETz PLCモデム PL3-CPE-XEシリーズ」の名称で本日販売活動を開始いたしました。新製品はオープン価格であり、今月18日の出荷開始を予定しております。
また東洋ネットワークシステムズでは、組込用PLCモジュールなどのOEM供給も予定しております。同社ではこれらを含めた高速PLCモデムの出荷台数を今後3年間で20万台と見込んでおります。
尚、新製品を活用したネットワーク設計・システム構築をNEC(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:矢野 薫)およびNECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本 正彦、以下:NECネッツエスアイ)が、来年から開始いたします。
<TOYONETz PLCモデムの特長>
<企業向け高速PLCモデム活用の考え方>
(1) | 高速PLCモデムの企業向け利用には、現在、オフィス内で利用されている有線LANや無線LANに代わる手段というよりも、これら従来のLAN配線方式では敷設しにくい諸事情を効率的に解決する手段として利用することを想定しています。 |
(2) | オフィス内で高速PLCモデムを活用するにあたり、電源コンセントがあれば自由にどこでも利用可能という訳ではありません。一般家庭向けとは異なり、実際の大きなビル内での電気配線には、電源トランス、分電盤、ブレーカなどが散在しており、これらはPLC通信を阻害する大きな要因となります。そのため、導入にあたっては、専門のシステムエンジニアが事前に電気配線系統やノイズ源となりうる電気機器の有無をチェックして、利用範囲を見極めるとともに、分電盤やブレーカ間のPLC信号のバイパスや、PLC利用距離を延長する中継設定、既設社内LANと接続するためのVLAN設定、セキュリティ条件設定など、様々な手段を講じることが必須となります。 |
NECおよびNECネッツエスアイでは、高速PLCモデムを活用した企業でのシステム導入にあたり、コンサルティングからネットワーク設計・システム構築まで、ワンストップサービスとしてシステムを提供してまいります。
なお、本PLCモデムはトリプルプレイ×トリプルワイヤリング(※11)をコンセプトとした企業向け活用ソリューションとして、2006年12月6日から8日まで東京ビッグサイトで開催される『C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2006』に出展いたします。
新製品のスペック、接続イメージ等は別紙をご参照下さい。
以上
東洋ネットワークシステムズ株式会社(URL:http://www.t-ns.co.jp/)
パブリックシステム事業部 営業部
TEL:044-542-6711 / FAX:044-542-6755
E-mail:inquiry-since5ps@t-ns.co.jp
NECネッツエスアイ株式会社
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