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Japan

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台湾大同電信からモバイルWiMAXを受注

2007年12月 6日
日本電気株式会社

NECはこのたび、家電・ISP事業などを行う台湾の大手コングロマリット「大同股份有限公司」傘下の通信オペレータ「大同電信(以下大同)」より、モバイルWiMAX(以下 WiMAX)基地局約200台や基地局設置に伴うシステムインテグレーション一式に関する契約を締結しました。
今回の契約は、NECにとって初めての商用WiMAX受注となります。

台湾では、本年8月に6つの通信事業者にWiMAXの事業ライセンスが交付され、大同電信もその一つに選ばれております。
大同とNECは、台湾政府が主導するM-Taiwanプロジェクト(注1)の一環として、本年1月より、台湾の東部沿岸地域に位置する花蓮市において医療や行政サービスのトライアル(注2)を行ってきました。さらに、10月には台北市において、トライアルで培ったノウハウを最大限生かした実証デモを行いました。この実証デモでは、病人が救急車で病院に搬送されていると想定し、その救急車で搬送されている病人の心拍や血圧数などを病院にWiMAXネットワークを介して転送し、逆に、病院から、救急車内で緊急処置を行うために必要な病人のレントゲン写真を送るなどのアプリケーションを実施しました。

このたびの受注は、これまでのトライアルや実証デモにおけるNECの貢献が高く評価され、決定したものと考えております。

今後NECは、大同との協業を一層強化し、また台湾WiMAX関連産業とのコラボレーションを更に進め、台湾におけるユビキタス社会の構築に貢献していきます。またNECは、台湾をはじめ世界各国で実施している実証実験の経験や成果を活用してWiMAX事業のグローバル展開を目指してまいります。

以上

(注1) M-Taiwanプロジェクト
M-Taiwanは、高度情報化社会の構築及び国内産業の育成を進めるプロジェクト。中でもワイヤレス・ブロードバンドアプリケーション技術に基づく社会インフラの整備を目指しており、WiMAXとそのアプリケーションを含む関連産業の育成が重点項目の一つとなっている。
(注2) 花蓮市でのトライアル
2007年1月にNECは大同よりWIMAXのトライアルシステムを受注し、同社と共同で、台湾の東部沿岸地域に位置する花蓮市においてトライアルを実施。花蓮市は、観光行政サービスおよび医療行政サービスをWiMAXにて提供する予定。本トライアルでは、ビデオストリーミングやWebブラウジングにて、1ユーザあたり6Mbpsのスループットを実現すると共に、基地局間のハンドオーバーや車載による走行時の安定性を確認。

このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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