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“登場人物の顔“を検出・表示して映像一覧を自動生成する技術を開発
~映像中の主要な登場人物を一目で把握可能~

2008年 1月10日
日本電気株式会社


NECはこのたび、NECの画像解析技術に基づき、映像の主要な登場人物の顔を検出、表示することで、ドラマや映画などの見たい映像を一目で探せる一覧を自動生成するソフトウェア技術を開発しました。

このたび開発した技術の特長は、以下のとおりです。

1. 登場人物の顔画像付きの映像一覧を生成可能
映像中から抽出した「登場人物の顔」を人物ごとにグループ化し、その中から正面向きの代表的な顔を選出。映像ごとに登場頻度順に並べて表示することで、映像一覧を自動生成。利用者は登場人物の顔から以下の情報が一目で分かり、見たい映像を容易に選択可能。
(1) 登場人物が顔画像により視覚的に提示されるため、誰が出演しているのかすぐに分かる
(2) 利用者が登場人物の名前を知らなくても、どんな顔の人物が登場しているのか認知できる
(3) 映像中から選んだ顔を利用しているため、映像中で登場人物の表情や雰囲気が分かる
(4) 登場人物の顔を表示回数の多い順(または少ない順)で表示できるため、各登場人物の映像中での登場頻度が類推できる

2.

NEC独自のクラスタリング手法により高精度に登場人物の顔検出を実現
登場人物の顔による映像一覧を作成するために行う顔のグループ化には、NECが開発した2段階のクラスタリング手法を適用。主要な登場人物が様々な照明条件下で撮影されたり、多様な向き、表情で登場する場合でも、重複や漏れを抑えた検出が可能。これにより、映像一覧で5名の顔表示を行った場合で、登場人物の検出率が約80%と高精度な顔検出を実現。
(1) 同一ショット(注1)内でのグループ化
映像から抽出した登場人物の顔について、時間的に連続して登場する同一人物の顔が類似することを利用して、人物ごとにグループ化。これにより、表情・向き・照明条件が変化する過程の様々な顔を、同一人物としてグループ化できるので、各グループに顔のバリエーションを蓄積可能。
(2) 複数ショット間でのグループ化((1)の後に適用)
各グループに含まれる正面向きの顔を全て選択し、選択された複数の顔をグループ間で比較。類似する顔が含まれている場合には、同一人物としてグループを統合。各グループに蓄積されたバリエーションの中で、条件の類似する顔が1組でも存在すれば、同一人物として統合できるため、同一人物の顔を高精度にグループ化可能。

昨今、テレビ番組をはじめ、個人撮影のビデオ、インターネット動画など、映像コンテンツは急激に増加してきております。こうした中、利用者が視聴したい映像を効率的に選択するためのしくみが重要になってきています。
現在、テレビやウェブ上の番組・映像を選択する際、サービス事業者が提供する電子番組表などのテキスト情報が利用されています。
しかしながら、個人撮影のビデオをはじめ、すべての映像コンテンツに対して、テキスト情報をつけることは、技術的/コスト的に困難です。また、テキストでは、顔や情景など、映像に含まれる視覚的情報が不十分な場合もありました。

このたびの技術は、顔画像により登場人物を把握できるものであり、家庭用ハードディスクレコーダ、携帯映像端末、映像共有サイト、企業用の映像アーカイブなど、様々なシーンで、テレビ番組やホームビデオなどの映像選択に活用できるため、ユーザの使い勝手向上に貢献できると考えております。
今後さらに、早期の商品化を目指した研究開発をすすめてまいります。

以上

※注1: ショット
カメラのON・OFFにより映像が切り替わるまでの区間。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 研究企画部 広報グループ
http://www.nec.co.jp/contact/


このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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