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「製番管理方式」で設計と生産を統合管理する
「産業機械業向け設計-生産連携ソリューション」を発売
~製品仕様確定前の部品の先行手配や設計変更の即時対応により生産リードタイムを短縮~

2008年 1月16日
日本電気株式会社

NECは、個別受注生産型の産業機械業界において、部品表や図面などの設計情報と生産計画/購買/製造指示などの生産情報を「製番管理方式」を用いて一元管理することを可能にした「産業機械業向け設計-生産連携ソリューション」を開発し、本日より販売活動を開始致します。

新ソリューションは、(1)国内トップシェア(注1)のNEC製PDM(Product Data Management:技術情報管理)パッケージソフト「Obbligato II」と製番管理方式の生産管理に強みを有するIFS社(注2)製ERPパッケージソフト「IFS Applications」を連携させる標準ソフトウェア(テンプレート)、ならびに、(2)製品部品のモジュール化/標準化を実現するコンサルティングサービスを提供するものであり、顧客企業の業務プロセス改善を支援するコンサルティングからシステムの構築・運用までトータルにサポート致します。

工作機械や半導体等の製造装置などで世界的シェアを誇る日本の産業機械業は、顧客の細かい要求仕様に合わせた製品作りに強みを有しており、日本特有の「製番管理方式」という考え方を採用しています。製番管理方式とは、受注単位(製品/半製品)に個体ごとの識別番号である製番(製造番号/工事番号)を付与し、生産計画の立案、製番に基づく部品や資材の発注を行う生産管理の手法であります。
新ソリューションは、この手法を販売や設計領域にまで拡大して適用することにより、製品仕様確定前の標準部品の見込手配や長納期部品の先行手配、設計-生産部門間の設計変更情報の正確かつ迅速な反映を可能とし、生産リードタイム短縮を実現致します。同時に、プロジェクト全体の進捗状況やコストの把握も可能になります。

標準ソフトウェアの活用により、従来は個別対応となっていたPDM・生産管理の両システムの連携において、システム構築期間・開発コストの最大50%削減を実現致します。
なお、本ソリューションはSOA(注3)の技術をベースとしているため、業務プロセスの変更や市場環境の変化に伴うシステム更新にも柔軟に対応することが可能です。

NECは、本標準ソフトウェアを「Obbligato II-IFS Applications連携テンプレート」という名称で3月より出荷し(価格:1800万円~)、「産業機械業向け設計-生産連携ソリューション」全体において今後3年間で100億円の売上を目指してまいります。

「産業機械業向け設計-生産連携ソリューション」の特長は以下のとおりです。

(1) BOM(注4)を活用した標準化を推進
顧客から受注した単位に製番を振り、あらかじめ標準化してあるBOM(標準設計BOM)から、その顧客仕様にあった製番ごとのBOM(製番BOM)を生成することで製品/モジュール/部品の標準化を図り、設計品質向上や短納期対応、原価低減を推進する。
設計者は生産管理システムの購買情報の入手が可能になり、設計の初期段階から標準部品やコスト・納期を意識した的確な部品を選定することができる。
 
(2) 設計-生産システムの連携によりリードタイムを短縮
製番BOMを核とした設計-生産の連携により、製品仕様確定前の標準部品の見込手配や長納期部品の先行手配、個別仕様部の設計後の都度発注など五月雨的な手配をコントロールすることが可能となる。
生産計画は製品仕様確定前に立案されるため、先行手配品の引当変更などの設計変更対応は非常に煩雑となっている。新ソリューションでは、製番BOMを核とした設計-生産の連携により、設計内容に変更が生じた場合でも生産管理システムへの即時反映が可能となり、設計変更リードタイムの短縮を実現する。
 
(3) プロジェクトの進捗状況・コストの見える化を実現
すべての手配オーダに製番が付与され、開発から生産までのプロジェクト全体の進捗状況の把握や個別の原価集計が容易となる。これにより、見積や納期回答の精度が向上する。
 
(4) SOAの技術をベースとし、システムの変更に柔軟に対応
「Obbligato II」では設計/部品管理機能が、「IFS Applications」では発注管理や購買管理機能がサービス化され、それらを自由に組み合わせることが可能。これにより、顧客企業の業務プロセスの変更や市場環境の変化など外的要素によるシステム更新にも柔軟に対応することができる。

従来、個別受注生産型の産業機械業においては、顧客ニーズの多様化による製品開発コストの増大、設計変更に伴うPDM・生産管理システムへの二重入力、部品在庫の適正化が課題となっており、より効率的な設計-生産連携が求められていました。また、内部統制強化に向けた原価・収益管理の徹底も必要となっており、新ソリューションは、こうした市場ニーズに対応するものであります。

NECは、IFS社の国内トップ販売ベンダーとして「IFS Applications」を100社以上に導入しており、特に製番管理においては、日本国内販売当初から、NECが作成した仕様をパッケージ標準機能として装備し販売しております。また、「Obbligato II」はPDM製品の国内市場実績においてトップシェアを有しております。
「産業機械業向け設計-生産連携ソリューション」は、PDM・生産管理領域に強みを持つ2つのソフトウェアを連携するものであり、NECは、今後も顧客企業の競争力強化に貢献するソリューションを提供してまいります。

なお、新ソリューションは、本年2月7日に開催される「設計・生産連携ソリューションセミナー」で紹介いたします。

以上

(注1)
テクノシステムリサーチ「2006年 PDM/PLMビジネス市場分析調査」(2006年11月)
(注2)
本社:スウェーデン、社長:Alastair Sorbie(アレステア・ソービー)
(注3) SOA(Service Oriented Architecture):
大規模なシステムを「サービス」の集まりとして
構築する設計手法。(「サービス」とは、外部から標準化された手順によって呼び出すことができる一まとまりのソフトウェアの集合。)
(注4) BOM(Bills of Material):
部品表、製品構成情報。製造業において、製品がどの部品・下位構成品・中間製品および原資材などから構成・製造されるのかという関係をツリー形式で示したリスト。
*
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NEC 第一製造システム事業部 CPCソリューショングループ
電話:03-3456-7474
Eメール:oblsales@cpc.jp.nec.com
受付時間:9:00~18:00 (土、日、祝日、12/30~1/3を除く)


「設計・生産ソリューションセミナー」に関する情報


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