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ホーム > ニュース > プレスリリース > 「平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」を受賞

「平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」を受賞 ~科学技術賞(開発部門)および若手科学者賞で計3件6名が受賞~

2009年4月13日
日本電気株式会社

NECではこのたび、文部科学省の「平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」において、「最先端LSI製造用ArFレジスト材料の開発」および「LSIクロック配線方式の開発」で5名が、「科学技術賞(開発部門)」を受賞するとともに、「有機ラジカル電池の研究」で1名が、「若手科学者賞」を受賞しました。

「文部科学大臣表彰」は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とするものです。

このたびのNECの受賞者および受賞した技術は、以下の通りです。

1.科学技術賞(開発部門)

我が国の社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発若しくは発明を行った個人若しくはグループ又はこれらの者を育成した個人を表彰

受賞技術 最先端LSI製造用ArFレジスト材料の開発
受賞者
前田 勝美 (ナノエレクトロニクス研究所 主任研究員)
岩佐 繁之 (同研究所 主任研究員)
中野 嘉一郎 (同研究所 主任研究員)
長谷川 悦雄 (同研究所 シニアエキスパート)
技術概要 最小加工寸法90nm以下の最先端LSI製造の最大の課題であったArFレジストにおいて、独自の機能統合型レジスト樹脂の分子設計を行い、新規材料を開発。最先端LSIの製造に世界中で広く採用され、デファクトスタンダード材料となっている。最先端LSIの量産を可能にしたことにより、電子機器の小型・高性能化に寄与している。

受賞技術 LSIクロック配線方式の開発
受賞者 枝廣 正人(システムIPコア研究所 主席研究員)
技術概要 グラフアルゴリズム理論と回路理論と最適化理論とを組み合わせた新手法によりLSI内の総信号遅延を最小化するLSIクロック配線方式を開発した。本方式は、性能評価で世界一を達成した画期的なものであり、LSIのレイアウト設計を行うCADシステムに搭載され、LSIの最適な設計に寄与している。

2.若手科学者賞

萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績を挙げた若手研究者個人を表彰

受賞技術 有機ラジカル電池の研究
受賞者 中原 謙太郎(ナノエレクトロニクス研究所 主任)
技術概要 世界で初めて有機ラジカルポリマーの蓄電効果を発見し、本材料を用いた環境に優しい二次電池「有機ラジカル電池」を開発した。この電池は、可塑性高分子電極材料を使った「プラスチック化学二次電池」としては世界で始めてのものであり、二次電池研究の分野に全く新しい概念を切り開いた。

このたびの「平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」の授賞式は、4月14日に、東京都港区の虎ノ門パストラル新館1階「鳳凰の間」にて行われる予定です。

表彰の詳細については、以下のURLをご覧ください。
URL: 新しいウィンドウを開きます。http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/04/1259919.htm

以上

本件に関するお客様からの問い合わせ先

NEC 知的資産R&D企画本部 広報グループ
URL: 新しいウィンドウを開きます。http://www.nec.co.jp/contact/

このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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