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ホーム > ニュース > プレスリリース > 耳にやさしい高音質通話を可能にする雑音消去技術を開発

耳にやさしい高音質通話を可能にする雑音消去技術を開発 ~長時間でも快適な高音質通話の実現へ~

2009年11月16日
日本電気株式会社

NECはこのたび、携帯電話を始め情報通信機器で高音質な通話を可能にするために、音声の歪みを抑えて、通話中に周囲から入る雑音を消去する技術を開発しました。
本技術は例えば、駅構内や交通量の多い交差点など、周囲の雑音により通話音質の低下が避けられない環境において、従来は困難であった「高い雑音消去性能を得ること」と「それに伴って生じる音声歪みを小さくすること」を両立するものです。これにより、音声と雑音が混在した音でも相手の音声を自然に聞き取ることができ、長時間でも快適な会話が可能となります。


このたび開発した雑音消去技術による処理の特長は、以下の通りです。

  1. 適応フィルタによって雑音に似た音を生成しマイク音から減算処理
    主に話者の音声を収集するマイク(音声マイク)と、主に雑音を収集するマイク(雑音マイク)の二つを利用する方式を採用。雑音マイクが収集した雑音成分が多い音を基にして、音の波形を調整可能な適応フィルタによって生成した「雑音に似た音」(擬似雑音)を、音声マイクに入った雑音から減算することで雑音を消去。適応フィルタは足し算と簡単な掛け算を行うだけなので、音声歪みが少ない処理を実現。また、音の到来方向の情報を使わないため、従来、消去が難しかった不特定方向から来る雑音の消去にも対応可能。

  2. 音声の大きさに応じて適応フィルタ特性の調整量を自動制御
    音声の大きさは、雑音を消去した音声と擬似雑音を用いて自動的に推定。音声が大きい時には音声の悪影響を受けないように適応フィルタの特性をあまり変えず、小さいときには雑音の変化をすばやく捉えるように特性を大きく変えることにより、音声の歪みを抑えながら雑音の消去が可能。

  3. 残留雑音の周波数特性を連続的に推定し、雑音成分を低減
    上記1、2の処理を行っても消えない雑音(残留雑音)の周波数特性を、「音声マイクで収集した音声の周波数特性」と「過去に推定して得た雑音の周波数特性」を用いて連続的に推定。推定した特性に合わせて雑音成分を低減。音声が存在するときにも雑音の周波数特性の変化に追従することができるので、雑音と共に音声があるときもないときも、雑音を適切に低減させることが可能。

近年、携帯電話の普及に伴って、様々な環境で高音質な通話を実現したいという要求が高まっています。高音質通話を実現するために、従来から2つのマイクを利用する雑音消去技術が採用されてきています。しかし、雑音とともに音声の必要な部分までが消去され、音声に歪みが生じるという課題がありました。そのような通話では、不自然な音声になったり、相手の音声に全神経を集中して聞き取る必要があったりするため、疲労が蓄積し、長時間の通話には不向きでした。このため、高い雑音消去能力と小さな音声歪みを両立する技術の開発が望まれています。

このたび開発した技術は、上記の課題を解決し、聞き取りやすい音声により、長時間の快適な通話を実現するものです。今後、携帯電話での通話や、情報機器による音声認識などへの活用に向けて、研究開発を進めてまいります。

なお、このたび開発した技術は、11月18日から20日まで、パシフィコ横浜で開催される組込み総合技術展(Embedded Technology)2009において、展示いたします。

以上

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 知的資産R D企画本部 広報グループ
URL: 新しいウィンドウを開きます。http://www.nec.co.jp/contact/

このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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