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2010年2月1日
日本電気株式会社
NECはこのたび、2月15日から18日にかけてスペイン・バルセロナにて開催される「Mobile World Congress 2010展示会」にて、LTE(注1)のコンセプトモデル端末の展示並びにデモを行います。
コンセプトモデル端末は、LTEに対応した通信プラットフォーム(注2)「LTE-PF」を搭載し、LTEの特長である高速通信を活用した高画質な動画転送などを可能としています。
NECブースでは静態展示を行い、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、NTTドコモ)ブースでは、動態展示を行います。動態展示では、高速動画ストリーミングによるハイビジョン映像の動画転送デモや、モバイルシンクライアントデモを予定しています。
LTEとは、W-CDMAの拡張技術HSDPA(注3)/HSUPA(注4)からさらに発展した次世代高速無線通信の標準規格です。データ通信速度は、下り100Mbps以上/上り50Mbps以上の高速通信を実現し、遅延の改善や周波数の利用効率向上などが期待されています。NECは、2006年にNTTドコモによりLTEの商用端末ベンダーに選定されています。更に、2009年10月には、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社、富士通株式会社と共同で「LTE対応の通信プラットフォームを共同開発、対応チップセットのエンジニアリングサンプルの開発を完了」の発表を行っており、その後の性能評価、開発を経て、今回のコンセプトモデル端末展示に至ったものです。
NECは、引き続きLTE端末の開発を進め、次世代高速無線通信の普及に貢献して参ります。
以上
Long Term Evolution
(注2) 通信プラットフォーム携帯電話に必要な通信機能を処理するベースバンド処理ソフトウェアなどから構成される携帯電話の通信に係るシステム。
(注3) HSDPAHigh-Speed Downlink Packet Access、下り最大14Mbpsの高速通信が可能。
(注4) HSUPAHigh-Speed Uplink Packet Access、上り最大5.7Mbpsの高速通信が可能。
私たちNECグループは、 「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。 |
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