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ホーム > ニュース > プレスリリース > 複数のコンピュータでハードディスクやネットワークカードなどを同時に共有する技術を開発

複数のコンピュータでハードディスクやネットワークカードなどを同時に共有する技術を開発 ~クラウドデータセンターの拡張性向上に貢献~

2010年6月22日
日本電気株式会社

NECはこのたび、サーバやワークステーションなど複数のコンピュータで、イーサネット上にあるハードディスクやネットワークカードなどのデバイスを同時共有する技術を開発しました。

本技術はPCI Expressとイーサネットを統合したシステムハードウェア仮想化技術「ExpEther(エクスプレスイーサ) 注1」に新機能を追加したものです。
本技術を導入することでクラウドデータセンターなどの運用時に、サーバとデバイスの組合せを任意に変更できるため、サーバのスケールアップによるデータセンターの拡張やサーバ障害時の再構成を容易に実現します。また、個々のサーバにデバイスを搭載する場合と比べて、仮想化したデバイスを必要な時に必要なだけ使うことができるため、導入コストを50%程度、消費電力を30%程度削減します。

従来のPCI Expressでは、複数のコンピュータでデバイスを共有するために、PCI Expressシステムを構成するRoot Complex(PCI Express制御チップセット)、PCI Expressスイッチ、デバイス、ドライバ、PCIM(PCI Manager)などの全要素を複数サーバ用仮想化規格(MR-IOV 注2)に対応し作りこむ必要がありました。

このたび開発した技術の特長は、ExpEtherブリッジに、複数のコンピュータからデバイスを認識・制御するためのアクセスを受付ける機能と、コンピュータとデバイス間のデータを高速転送する機能を開発したものです。このExpEtherブリッジを単一コンピュータ用の仮想化規格(SR-IOV)対応のデバイスに接続することで、イーサネットを介し、複数のコンピュータで複数のデバイスの共有を実現します。これによりユーザは、より早く、運用管理コストも安価にMR-IOVと同等のソリューションを利用できます。

本技術の実機での実証として、SR-IOV規格に対応した米国Exar社製10GイーサネットカードX3100と、開発したExpEhterブリッジを接続し、複数のコンピュータにおいて自分の装置内に存在する独立したデバイスとして認識させ、高い性能を得ることができました。

NECは今後も研究開発を進め、クラウドコンピューティングプラットフォームや次世代ICTプラットフォームへの製品展開を進めてまいります。本技術により、新しいコンピューティングの可能性とユーザメリットを訴求するとともに、本技術の普及を進め、将来の標準化を目指します。
NECでは本技術を、6月9日から11日に幕張メッセで開催された「Interop 2010展示会」に参考出展したストレージゲートウェイに適用しました(注3)。またNECは、2011年中に本技術を適用したアプライアンス製品(注4)を発売予定です。

本研究の一部は総務省の委託研究「次世代バックボーンに関する研究開発」プロジェクトの成果です。

以上

(注1)

ExpEther技術については、別紙および以下を参照。

(注2)

IOVはPCI SIG(PCI Special Interest Group)で制定されたI/Oデバイス仮想化の規格で、SR-IOV、MR-IOVの二種類がある。

  • SR-IOV(Single Root I/O Virtualization):単一のコンピュータ上の複数の仮想マシン(VM:Virtual Machine)でI/Oデバイスを仮想的に共有する仕組み。
  • MR-IOV(Multi Root I/O Virtualization):複数のコンピュータでI/Oデバイスを仮想的に共有する仕組み。

詳細は以下を参照

(注3) 「Interop 2010」に展示のストレージゲートウェイ

ExpEther技術を用いイーサネットを介して、コンピュータとストレージを接続する装置。ストレージネットワークであるFCや、本来はネットワーク接続できないSATAなどのDAS(Direct Attached Storage)をイーサネットワークへ収容する。現在市販されている各ベンダーのイーサスイッチ、ストレージ機器、ソフトをそのまま利用できるため、システムへの導入も容易である。

(注4) アプライアンス製品

単一の機能に特化することで、簡単な操作で高い性能、低価格を実現するコンピュータのこと。例えばウィルスチェック・VPN(Virtual Private Network)・ロードバランサなどのセキュリティやネットワーク処理を行う専用サーバ、Web閲覧専用端末、ゲーム機など。

私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。

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本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 知的資産R&D企画本部 広報グループ
URL: 新しいウィンドウを開きます。http://www.nec.co.jp/contact/

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