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ホーム > ニュース > プレスリリース > 多様なカバー範囲のLTE基地局に対応したネットワーク自己最適化技術を開発

多様なカバー範囲のLTE基地局に対応したネットワーク自己最適化技術を開発 ~端末密集エリアや高速移動中でも安定した高速通信を実現~

2011年2月10日
日本電気株式会社

NECはこのたび、次世代の移動通信規格LTE(Long Term Evolution)において、通信範囲の異なる基地局が混在する環境で自律的にネットワークの最適化を行い、高い通信品質を実現するSON(Self Organizing Network)(注1)技術を開発しました。

高速・大容量のモバイル通信を実現するLTEにおいて、データ通信量の爆発的な増加に対応するには、広い通信範囲をカバーするマクロ基地局に加え、狭い範囲をカバーするスモールセル基地局を高密度に設置することが有効です。マクロ基地局とスモールセル基地局が混在した環境で高い通信品質を確保するには、各々の基地局において送信電力やハンドオーバ(注2)などの設定を適切に行う必要があります。現在この設定は、基地局を設置する環境に合わせて手動で行われており、今後予想される基地局の増設に向けて作業を効率的に行うことが求められています。

このたび開発した技術は、端末の分布や移動状況を自動で認識し、スモールセル基地局とマクロ基地局の設定を自動化します。また、本技術を利用することで、端末の密集したエリアや高速移動中でも安定した高速通信が可能となります。

本技術の特長は以下の通りです。

  1. 端末の地理的分布に応じた基地局カバー範囲の動的な調整により、高速通信を実現
    スモールセル基地局において、端末と他の基地局との無線干渉を推定し、送信電力などの設定を変更してカバー範囲を決定。基地局のカバー範囲を、端末が密集するエリアに自動調整することにより、通信速度が低下するカバー範囲の境目に存在する端末をなくし、高速で快適な通信が可能。

  2. 様々な速度で移動する端末に対して、安定した通信を提供
    マクロ基地局からスモールセル基地局へのハンドオーバ設定を通信状況に応じて変更。スモールセル基地局へのハンドオーバを、高速移動中の端末に対しては抑制する一方、低速移動中や静止した端末に対しては促進することで、通信の途切れを防止し安定した通信品質を提供。

本技術を、NECが開発したLTE SON 3次元シミュレータ(注3)で検証した結果、従来の基地局カバー範囲の境目付近で通信速度が低下していた端末ほど大きく改善し、通信速度が最大で約2倍になるとともに、通信の途切れる頻度が大幅に減少することを実証しました。

今後はNECが提供する基地局やネットワーク管理システムに本技術を取り入れ、早期の実用化を推進していきます。

なお、NECは本技術の成果を、2月14日から17日にスペイン・バルセロナにて開催される「Mobile World Congress 2011」に展示します。

以上

(注1) SON(Self Organizing Network)

ネットワークの設定や最適化を自動化し、構築と運用の負担を軽減して安定した運用を実現する機能。LTEに導入され、基地局や端末から無線信号の受信レベルや、データ転送速度などの情報を収集・分析し、自律的に基地局の送信電力などの設定を変更する。

(注2) ハンドオーバ

端末の移動に伴い、端末の接続先となる無線セル(基地局のエリア)を切り替える処理。

(注3) LTE SON 3次元シミュレータ

NECが開発した、LTEのシステム性能を3次元の電波伝搬特性を考慮して算出する評価基盤。高層ビルなど立体的な建物等がある都市環境においてSONの有効性を検証できる。
(2010年2月16日発表:http://www.nec.co.jp/press/ja/1002/1603.html

私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。

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