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2011年8月25日
株式会社 大林組
日本電気株式会社
GRAPHISOFT SE
株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、日本電気株式会社(本社:東京都港区、社長:遠藤信博)、GRAPHISOFT SE(グラフィソフト、本社:ハンガリーブダペスト、社長ビクター・バルコニー)の2社と共に、建設業界におけるBIM の普及に必要不可欠な、建物情報の統合化と情報共有を図るクラウドコンピューティング環境を共同で構築するためのアライアンスを締結しました。
近年、建物の生産性向上を目的とした「BIM」、いわゆる3次元の建物モデルのデータベースを建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で活用する手法が脚光を浴びております。
「BIM」を活用することにより、発注者、設計会社、施工会社、専門工事会社など、建築プロジェクトに関わるチームが建物情報を共有し、最適な建物を建てるという共通目的の下、早期に合意形成を図ることが可能となりますが、BIM導入を加速するためには膨大な建物情報に効率良くアクセスするITインフラ環境整備が必要とされてきました。
本アライアンスは、NECの持つ大規模クラウド構築の実績とノウハウ、BIM ソフトベンダーのパイオニアかつリーディングカンパニーであるグラフィソフトの持つ技術、そして大林組の設計施工における豊富なBIM 導入実績を組み合わせることにより、2013年には「スマートBIMクラウド」を構築し、BIM 活用・展開の最大メリットとされる「プロジェクト関係者間相互のセキュアで円滑な情報共有」を実現します。
「スマートBIMクラウド」の構築により、お客様へご提供可能となるメリットは以下の通りです。
設計や建設プロセス途上および建物竣工時の状況を、ウェブ上からいつでも、どこからでも確認することが可能となり、必要な情報がオンデマンドに取得できます。これにより、工程のあらゆる段階について前倒しで理解を深めることができ、お客様の意向が早期に反映可能となると共に、関係者間の合意形成が容易になります。
建設プロセスにおいて、関係するデータベースを効率的に利用し、より身近でストレスのないスピーディーかつ正確な情報が連携できる環境が提供されます。データベースには形態情報だけでなく、仕様、調達や各種シミュレーション情報など、建物に関わるすべての情報が盛り込まれることから、それらを生産プロセスにおいて駆使することで、工期短縮とさらなる品質の向上につなげられます。
大林組は、お客様の満足度を向上させるために、積極的にBIMを活用する環境を整えると共に、建設業におけるBIM推進のトップランナーをめざしてまいります。
<アライアンスイメージ> | |
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以上
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