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ホーム > ニュース > プレスリリース > NEC、ビッグデータ処理基盤技術を開発

NEC、ビッグデータのリアルタイム分析を
低消費電力で実現する処理基盤技術を開発

2011年11月8日
日本電気株式会社

NECは、センサなどから収集するビッグデータを、リアルタイムで分析しユーザに情報提供するとともに、分析システムで利用する分散ストレージの消費電力を従来比2/3(注1)に低減する、ビッグデータ処理基盤技術を開発しました。

昨今、センサや端末が収集するデータの増加に伴い、データを一括にバッチ処理して分析を短時間に行うことが困難となってきています。このため、世の中で起こる様々な事象の分析結果を提供するデータ蓄積型システムの高速化が求められています。また同システムは、想定される最大のデータ量を処理できる構成となっているため、消費電力の増大が課題となっています。

開発した技術は、データを分析するアプリケーションに適した形式へ高速(従来比10倍、注2)にデータ変換するアーキテクチャと、処理するデータ量に応じて一部の計算資源を停止し省電力化を実現する分散ストレージで構成されています。これらにより、ビッグデータの蓄積と様々な分析を同時に行うことで、様々な事象の傾向をすばやく把握できるとともに、分散ストレージの消費電力を従来比2/3に低減します。

本技術の有効性を実証するため、自動車分野に応用したデモシステムを構築しました。本システムは、自動車約2万台から10秒ごとに送られてくる位置情報や搭乗者のつぶやきに応じて音声広告や周辺情報を提供し、広告利用情報などのデータを収集・蓄積しながら広告効果を分析するものです。分析結果を基に、より効果の高い広告に変更して配布したり、車載センサからのデータ量が少ない場合は、利用する計算資源を停止して消費電力を削減します。また、処理速度を維持しながらシステム規模の拡張、管理する自動車や広告配布数の増加、別の情報配信サービスの追加などが可能です。

開発した技術の特長は次のとおりです。

  1. リアルタイムの分析が容易な分散システムアーキテクチャを開発
    収集したビッグデータを、分析を行うアプリケーションに適したデータ形式へ高速に変換し、変換にともなうシステム再構築が不要な分散システムアーキテクチャを開発。これにより、データの蓄積と分析を同時に実現し、従来は前日の蓄積データを分析していたのに対して、約5分前などの直前のデータの分析を実現。ユーザへ、よりリアルタイムな分析情報の提供が可能。
    また、他の分析処理を追加で拡張できるため、安価で小規模な基盤システムから構築可能。

  2. 処理性能を落とさずに省電力化を実現する分散ストレージ技術を開発
    一定時間アクセスのないストレージを、処理性能を低下せずに稼働停止する分散ストレージ技術を開発。本技術は、ストレージノードを停止する前に必要なデータを稼働中ノードに移行するデータ配置制御と、停止したノードへの書き込み・読み込み要求を、他の稼働中ノードに転送するリクエスト転送制御する技術で構成。これらにより、本技術を利用しない従来の分散ストレージと比較して消費電力を約2/3に省電力化。

NECは今後、本技術をお客様のM2Mのスピーディな導入を支援するソリューション「CONNEXIVE」にて実証を行い、2012年度の商用化を目指します。

本成果の一部は、平成21年度よりNECが参画しているNEDOのプロジェクト「グリーンネットワーク・システム技術研究開発プロジェクト(グリーンITプロジェクト)」によるものです。

なおNECは本技術を、11月10日(木)から11日(金)まで、東京国際フォーラム(千代田区丸の内)にて開催される「C&Cユーザフォーラム&iEXPO2011」において展示する予定です。

以上

(注1)

検証システムにクラウドストレージ向けベンチマークソフトウェアで負荷を与え、本技術を使用しない場合との比較。

(注2)

大量データを分析アプリケーションに適した形式に変換する速度の当社従来比。

私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。

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本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 知的資産R&D企画本部 広報グループ
URL: 新しいウィンドウを開きます。http://www.nec.co.jp/contact/

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