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ホーム > ニュース > プレスリリース > TSUBAME2.0がスパコンの世界ランキング「The Graph 500」にて世界3位!

TSUBAME2.0がスパコンの世界ランキング
「The Graph 500」にて世界3位!

2011年11月21日
国立大学法人東京工業大学
日本電気株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社
エヌビディア・ジャパン

  • 日本初のペタフロップス級スパコン、東工大「TSUBAME2.0」(注1)が、スパコンの大規模データ解析性能の世界ランキングであるThe Graph 500の2011年11月版において世界3位を達成。

  • スパコンの数値計算性能の世界ランキングであるThe Top 500では世界5位で、3期連続で世界トップ5に。

  • また、電力性能の世界ランキングであるThe Green 500では世界10位で、3期連続で世界トップ10。ペタフロップス級スパコンとしては世界トップ。

東京工業大学学術国際情報センター (GSIC) が、日本電気株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、エヌビディア・ジャパン、マイクロソフト株式会社などの内外各社の協力で開発し、2010年11月に運用を開始した「クラウド型グリーンスーパーコンピュータTSUBAME2.0」が、「The Graph 500 List」(注2)の2011年11月版において100.366 GigaTEPS (ギガテップス)を記録し、世界3位として認定されたことが、米国シアトル市で開催されているスパコンの世界最大の国際学会 "ACM/IEEE Supercomputing 2011 (SC11)" にて米国時間11月15日に発表されました。「The Graph 500」は、有名なスパコンの数値計算性能のランキングである 「The Top 500」では有効に計測されず、かつ近年重要とされているスパコンの大規模データ処理の性能を競うもので、指標としてグラフ構造の幅優先探索処理の性能としてのTEPS (Traversed Edges Per Second:1秒間に辿るグラフのエッジ数)を用います。この指標は、スパコン上での構造物設計等のアプリケーションや、大規模計算の結果のデータマイニングはもとより、近年の情報社会におけるウェブ検索・ソーシャルネットワーク・高度道路交通システム(ITS)など、情報化社会のインフラにとって本質的なものであり、ランキングのトップクラスにはTop500の上位スパコンが並びます。

今回、東工大大学院計算工学専攻の鈴村客員准教授らは、TSUBAME2.0上で新たな超並列な幅優先探索のソフトウェアを研究開発し、650億個の頂点と1兆のエッジからなる超大規模グラフ(scale 36)に対して、Graph 500の規則通りにある任意の点からの全点幅優先探索を,TSUBAME2.0のほぼ全部を用いる1366ノード上で実行して、10.96秒で全探索を終え、上記の指標を得ました。「The Graph 500 List」において日本のスパコンが上位に入賞することは初めてであります。
また、スパコンの数値計算性能の世界ランキングであるThe Top 500(注3)では世界5位で、3期連続で世界トップ5になりました。さらに、電力性能の世界ランキングであるThe Green 500(注4)においても10位になり、3期連続でベスト10位になりました。小型のスパコンが有利と言われる本ベンチマークにおいて、ペタフロップス級の大規模なスパコンとしては世界トップです。これら種々の指標でTSUBAME2.0が世界をリードするトップランクのスパコンとして認定されたことは、東工大および各パートナー企業のスパコンに対する高い技術力とリーダーシップを示すものとみなすことができます。

今後とも、東工大および本センター・各パートナー企業は、更なるTSUBAMEの飛躍に向けて、不断の研究開発を続けていく所存です。

以上

(注1) TSUBAME

Tokyo-tech Supercomputer and UBiquitously Accessible Mass-storage Environment。初代TSUBAME1は2006年4月~2010年10月の期間稼働し、一年半にわたってアジア一位のスパコンとなるなど多くの成果を達成。2010年11月に、東工大とパートナー企業が共同開発した、我が国初のペタフロップス級スパコンである、新型のTSUBAME2.0に引き継がれた。

(注2) The Graph 500 List

説明は本文中。

(注3) The Top 500 List

1993年よりスパコンの数値計算における性能を半年ごとに世界一位から500位までランキングするリスト。ベンチマークにはLinpackという密な連立方程式の解を求めるアルゴリズムを用い、その実行時の平均フロップスを指標として用いる。かつて日本で世界一位になったのは航技研「NWT (数値風洞シミュレータ)」、筑波大「CP-PACS」、海洋研「地球シミュレータ」、理研「京」など。ただし、数値計算の中でも一部の性能しか表わしていないという批判が過去より強くあり、それゆえGraph500が生まれる原因ともなった。

(注4) The Green 500 List

スパコンやITインフラ全体の省電力・グリーン化の潮流を受け、Top500のLinpackベンチマーク実行時のスパコンの性能電力比(Top500 性能値 / 消費電力、FLOPS/Watt)を半年ごとにランキングしているリスト。

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